公務員の給料・貯蓄

20代の地方公務員はいくら貯蓄できるか現役県職員のリアルな数値を公表する

公務員は安定した職業ではありますが、残念ながら20代のうちは薄給です。主査級に昇格するまではグッと耐えるしかありません。

しかし、結婚や子育てのことを考えると20代でもある程度の資産を形成していなければマズいのも事実。堅実なイメージのある公務員は、お金を持っていると思われますからね(笑)

 

ここでクエスチョン!

 

20代の公務員はどれくらい銀行預金できるのでしょうか?

 

この記事では、現役県職員の僕が20代で形成したリアルな貯金額を公表します。僕のデータを基に、20代の若手職員が無理なく貯めることのできる目標値を計算していきましょう。

現役県職員のリアルな貯金額

30歳で200万円の預金額は、正直言ってめちゃくちゃ少ないです!

いくら若手公務員の年収が低いからと言って、社会人8年目でこれは酷すぎます。

ただ、言い訳をさせてもらうと、29歳の前半までは約600万円近くの現金資産がありました。同期と比較しても多い方だと自負しています。

勘のいい方は察しがついたと思いますが、29歳の後半だけで約400万円の現金が銀行から逃走してしまったのです。

 

あれは遡ること29歳の夏…

 

社会人になっても大きな買い物をしたことのない僕の人生は早くもマンネリ化を迎えていました。

ただ仕事をして帰るだけの日々の中、彼女もいないし熱中できる趣味も見つかりません。

 

何かを変えたい!

 

そう思った僕は、何となく「車でも買おう」と考えるようになりました。

大学生の頃に親から買ってもらった車は、購入から10年以上が経過していたため白羽の矢が立ったわけです。

普段はあまり物欲がない僕ですが、公務員になって初めての高額な買い物にウキウキした気持ちでいっぱいでした。

そして、車検が近かったことも後押しになり、勢いで200万円の車を現金一括で購入!

これで貯金が400万円にダウン。

まぁ、地方暮らしには車は必需品なので、この出費は珍しいものではありません。下手にローンを組むより一括購入した方が将来的には安上がりですからね。

 

ここからが問題。

残り200万円が消えたわけ…それは29歳の冬に手を出した仮想通貨にあります。

ご存知の方も多いかと思いますが、2018年に仮想通貨市場がヒートアップして12月にはビットコインの価値が1BTC=約200万円まで高騰しました。

 

「今買えば、数ヵ月後には倍になる」

「億り人になればアーリーリタイアも夢ではない」

 

こんな仮想通貨ドリームを掴もうと、多くの日本人が一斉に仮想通貨に手を出したのです。僕もその中の一人で、気がついた頃には貯金200万円でビットコインを購入していました。

しかし、仮想通貨バブルは崩壊。ビットコインの価値はジェットコースターのように急落。投資のリスクを全く考えていなかった僕は、一気に地獄へと突き落とされたのでした。

損失を確定させることに躊躇している僕は、未だにビットコインを現金化できすにるのが現状です。

今後、仮想通貨の価値が上がるかどうかは不明ですが、僕の中では200万円の貯金は最初からなかったものとして考えるようにしています。

激動の29歳が終わり、僕の手元に残ったのは約200万円のみ。この出来事がきっかけになり、30歳から本気で資産運用に取り組み始めました。

これが僕のリアルなデータになりますが、かなり特殊な事例なので全然参考になりませんね(笑)千鳥ノブに言わせたら「公務員のくせにクセがすごい!」です。

20代公務員の平均貯蓄額を計算してみた

20代の地方公務員の給料と年収は低い?県庁・市役所・町役場で比較した』で詳しく年収について解説していますが、大卒で公務員になって7年間働いた人のトータル収入をざっくりと計算すると約2,800万円になります。

手取りは約8割くらいになるので、約2,200万円ほどが銀行に振り込まれます。

 

ここから7年間の支出額を差し引くわけですが、『家計調査報告(総務省)』からざっくり計算すると一人当たりの月の支出額は以下のとおりになります

食費 40,000円
光熱費   7,000円
被服費   9,000円
医療費   4,000円
交通費 11,000円
通信費   7,000円
娯楽費 20,000円
交際費 10,000円
雑費 15,000円
合計 128,000円

ここに家賃を入れた額が月々の支出額となるわけです。家賃を5万円だとすると約18万円になります。なお、家賃補助は収入に含まれていると仮定しています。

このことから、18万円×12月×7年=1,512万円となり、2,200万円(手取り額)ー1,500万円(支出額)=700万円が銀行口座に残ると計算できますね。

ただし、この計算には旅行や車の購入などイレギュラーな出費が考慮されていないので、600万円くらいが妥当なところではないでしょうか。

 

ほとんど残業しないとなると400~500万円が目安になりますが、安月給の20代でもそこそこ貯金を増やすことは可能だということがわかります。

そこまで節約をしなくても、しっかり貯金ができるので安心してください。

もちろん、飲み代や趣味にお金をつぎ込むタイプの人は思うように貯蓄できないです。まぁ、公務員は財布の紐は固い人が多いので大丈夫でしょう!

実家暮らしだと1,000万円も夢ではない

地方公務員の方だと、実家から通勤できる人も多いですよね。

実家暮らしになると、家賃や光熱費、食費などを合わせて月6万円家に入れたとしても月々5万円ほど一人暮らしよりコストを抑えることができます。

つまり、5万円×12月×7年=420万円くらい一人暮らしに比べて貯金額を増やすことが現実的に可能ということ。お金のことだけを考えると、実家に留まるのがコスパ最強と言えますね。

机上の空論かと思いきや、実際に1,000万円を貯める地方公務員は僕の同期にも数名ほどいます。

物欲もなく黙々と仕事をこなすTHE公務員って感じのタイプです。

 

まぁ、僕自身も実家で生活していれば1,000万円は不可能ではないと実感しているので、忙しい部署に異動希望を出して汗水流して一生懸命働けば到達するラインというのは間違いないです。

20代のうちに1,000万円の貯金があれば、30代以降の生活にかなりのアドバンテージを生むことができるので、これから公務員になる方は1,000万円にチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。

20代公務員の貯金額
  • 29歳までに600万円貯めたら合格
  • 実家暮らしなら1,000万円も可能

20代の公務員は給与がなかなか上がりませんが、普通に生活していれば500万円ぐらい余裕で貯まります。毎年ボーナスを使い切ったりしたらアウトですが…

もし現時点で全然預金できていないなら、圧倒的に支出額が多いので毎月の生活費を見直す必要があります。特に飲み代はかなり家計を圧迫するのでほどほどにしましょう。

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