レーザー治療

アンコアレーザー(ブリッジセラピー)によるクレーター治療を体験してきた

クレーターにお悩みの我が同志達よ、凸凹肌を治すために今どんな治療を開始していますか?

自宅でこっそりケアしている者、とりあえず情報収集しているだけの者、何百万円も美容外科に費やしている者など、それぞれの生活や理念に基づいて治療を行っているだろうと想像します。

クレーター治療が思うように進んでいない人は「クレーター治療に本気になった僕が凸凹肌の治し方を全部書く」を参考にしてください。重度のクレーターが周りが驚くほど改善した僕の治療方法が書いてあるので参考になると思います。

中でもアンコア(ブリッジセラピー)による治療は、クレーター肌の改善に有効な手段の一つです。

しかし、インターネットでアンコアの情報を色々調べても、どれくらい改善したかの比較写真ばかりが掲載されていて、肝心の施術までの流れが具体的に紹介されていません。

「効果があるのはわかったけど、実際にどんな治療をするんだろう?」これから施術してみたい人が気になるところってここですよね。不安とかもいっぱいありますもんね。

この記事では、僕がアンコアを施術した時の流れを写真つきで詳しくまとめてみました。一歩踏み出せない人の後押しになれば幸いです。

アンコア施術1カ月前

アンコアは施術前に医師の診察を受けるので、そこでストップがかかることもあります。そうならないためにも、1ヵ月前から準備しておきましょう。

準備と言ってもアンコア施術当日に「この肌では施術できないな。」と医者から判断されないようにコンディションを整えるって感じです。

まず、アンコア施術前に絶対やっていけないことは日焼けです。

なぜダメかと言うと、日焼けって一種の火傷で肌が炎症している状態なので、そこにレーザーをあててしまうと炎症が拡大して肌ダメージが計り知れなくなるからです。

下手したら色素沈着が長期間治らないというリスクがあるので、当然医者は施術できません。

これはアンコアに限らずのことで、レーザー治療は施術者の判断で強弱をコントロールするデリケートな治療なので、土台のコンディションが悪いと施術しないという美容外科クリニックがほとんどです。

 

また、高濃度のビタミンC配合の化粧品を使っている人も、1カ月前から使用を中止した方がいいです。

というのもビタミンCを塗った肌は日焼けしやすくなるからです。日焼け止めを塗れば大丈夫でしょうが、念には念を入れましょう。なお、ビタミンC誘導体配合の化粧品は問題ないので、使用を続けても大丈夫です。

 

あとピーリングやダーマローラーなど肌を刺激するような治療も施術1カ月前には中止しておくべきです。

ダウンタイムが生じる治療は、アンコア施術3ヵ月前までと決めましょう。

とにかく、肌を正常な状態にしておくことが大事ってことです。洗顔や化粧水、乳液などいつものスキンケアは大丈夫です。

来院前の準備

アンコア施術当日の持ち物の確認をしましょう。

美容外科にどんな交通手段で行くかは人それぞれですが、施術後はダウンタイムの影響もあるため電車など人目につくルートを選択する場合は雲隠れの術を使いましょう。

雲隠れのために必要なグッズは、マスク・伊達メガネ・帽子の3点です。いわゆる芸能人のお忍びセットがあるといいですね。

どうして雲隠れしないかといけないと言うと、アンコア施術後は保護テープを貼るので、そのまま外に出るには恥ずかしすぎるから。

よっぽどのメンタルを持っている人でない限りは、保護テープが目立たないようにした方がいいです。

マスクはできるだけ広範囲の皮膚を隠せる大きめのサイズを購入しましょう。特にフェイスラインのテープがはみ出てしまう可能性が高いので、その辺を考慮して選ぶといいですね。

ただ、マスクだけでも広範囲のテープを隠せますが、目の下やこめかみ当たりのテープを完全に隠しきることはできません。そこでメガネが役に立ちます。

そしてダメ押しで帽子を被ると完璧です。キャップよりも360度つばのついたタイプが雲隠れには適任です。

これで完全装備の完了。

芸能人以上の変装っぷりで、知り合いに気づかれることはまずありえないです。むしろ不審者と思われて、職務質問されないよう心配した方がよさそう。

この変装のマイナス点としては、夏場は暑さで相当辛いこと。できるだけ涼しい気候に施術した方がいいと思います。

来院~診察

準備が整ったら、美容外科クリニックの門を叩いてみましょう。

ここでは僕が治療を受けたクリニックの説明をします。全部のクリニックが同じとは限らないですが、だいたい流れは同じなので参考にはなると思います。

アンコアはコンビニ感覚でフラっと立ち寄って施術できるものではなく、多くのクリニックで事前予約が必要になります。希望日と時間帯を電話で予約しておく必要があるのです。

そして、予約した時間に受付に行くと問診票を渡されるので、「炎症が長引きやすい」とか体質面の項目もあるから正直に答えましょう。

アンコア施術を受けたいあまり嘘をついてしまうと取り返しのつかないことになるかもしれないので、「この回答すると施術してもらえないかも」と思っても嘘はいけません。

問診票を終了したら、いよいよ医者の診察が入ります。先生と僕のやり取りはこんな感じでした。

先生「じゃあ、顔を見ていくね。」

僕「お願いします。」

先生「あー、クレーターが広範囲にあるね。これはアンコアが効果的だよ。」

僕「以前はもっと酷くて、化粧品とかフラクセル2で頑張ってここまで浅くしたんですけどね。」

先生「おっ、フラクセルやったことあるんだ。でもアンコアはもっと痛いけど我慢できる?」

僕「クレーターが治るなら痛くても我慢してみせます!」

先生「そっか、なら大丈夫かな。いや、アンコアの効果ばかりが先行して気軽に来る患者さんもいて、施術中の痛みにびっくりして中止する人もいるからさー。」

僕「アンコアについては色々勉強してきたんで、ダウンタイムとかも考えて休みとってます!」

先生「なるほど。もうわかっていると思うけど、一応アンコアについて説明していくよ。」

問診では肌の状態を見るだけではなく、アンコアのメカニズムなど色々説明してもらいました。

あとアンコアのリスクもね。

美容業界って副作用が強く出てしまった時のことを考えて、リスクは包み隠さず話さないといけない時代なんだとつくづく実感しました。

アンコアの副作用について了承した旨のサインを行い診察は終了!

アンコア治療を行う覚悟がない人が診察を受けたらちょっと怖くなるかもしれないので、アンコア治療を始めようかなと思った人は、診察前にしっかりアンコアについて勉強しておくといいでしょう。

診察が終わってアンコアの承諾書を書いたら、写真撮影をして次のステップへ行きます。

麻酔

レーザー治療においては、患部に麻酔をすることは珍しくありません。麻酔をしないと痛みに耐えられないから必須と言うべきか・・・

アンコアほどのパワーのある治療では、2種類の麻酔を施術前に行いますが、2つ目の麻酔がまぁまぁ痛いです。

それでは、麻酔の流れを順を追って説明していきます。

まずは、麻酔の前に洗顔をして皮脂や埃など肌に残っている余計なものを排除します。洗顔料やタオルはクリニックで用意されているんで持参する必要はありません。

洗顔後、まずは表面麻酔ということで塗るタイプの麻酔をヌリヌリ。

目の下あたりは皮膚が薄いのでテープ麻酔ということでした。

この状態で1時間放置プレイをさせられるので、暇つぶしに携帯ゲームするとか本持ってくとかした方がいいかもしれません。

1時間後に、麻酔薬を落とすために洗顔します。肌を触ると感覚が鈍っていることがわかるので変な感覚がします。

 

麻酔薬を落としたら、いよいよ施術室にレッツゴーです。

鏡を見て、どの範囲にレーザーをあてるか看護師さんと相談しながら黄色マーカーで施術範囲を書いていきます。顔に落書きされるみたいな感じかな。

ちなみに、フラクセルの経験で皮膚の薄い部分は激痛が走ることを知っていた僕は、初めてのアンコアということもあったので、様子見も兼ねてフェイスラインはやめておきました。

範囲が決定したところで、先生の登場です。

ここで2回目の麻酔を行います。2回目は肌内部の麻酔になります。

内部ということで注射を使った麻酔です。これが結構痛いのなんのって。我慢できないレベルではないですが舐めない方がいいです。

でも、この麻酔をしないとアンコアの痛みがハンパないので我慢我慢。施術した先生が優しく「もうちょっとだからね。」と気遣ってくれたのが精神的に支えになって助かりました。

施術

麻酔が完了し、いよいよアンコアの施術が始まりますが、僕が今回施術したのがtotalというコース。

アンコアにはActiveとDeepの2種類のレーザーがあるのは知ってますか?

(出典:オザキクリニックHPより)

図でもわかるように、Activeは広範囲に照射できるけど深部までは到達しないレーザー、Deepは照射範囲は狭いけど肌の深くまでレーザーを届かせることができます。

この2つのレーザーを組み合わせたのがTotal。

「広範囲で深くまで届くレーザーがあればいいのでは?」と考える人もいると思います。

たぶん物理上は不可能ではないと思いますが、「肌の損傷面積が大きすぎて治癒力で補修されるのが難しくなるのでは?」と「患者が痛みを耐えることができないのでは?」という2つ理由によって施術できないのではないかと僕は考えています。

このため、現時点ではTotalが最も効果的な治療法なのかなーと勝手に想像しています。

 

では施術に戻って、まずはDeepから当てていきます。

Deepに関しては、以前フラクセル2の施術を受けた時にサービスで小さな範囲に打ってもらったことがあるので、痛みとかを経験済みのためそこまで怖くはなかったです。

深部に届くとはいえ、範囲が狭い上に麻酔が効いているから余裕のよっちゃん。針の先でツンツンされる感じです。

 

次に初めてのActiveを当てていきます。結論から言うと、こいつの痛みはめちゃくちゃです!

「クレーター治すのって大変だわー。でもここまで頑張ってるんだもん。治るよきっと。」と自分を鼓舞して何とか耐えました。

頭の中で自分のお気に入りのBGMを流して、無理矢理気を紛らすのも意外と効果的だったからオススメ。意識をいかに痛みに集中させないかがポイントです。

 

痛みに関して良い点を挙げるとしたら、フラクセル2と違って何回も往復することもないから施術時間も短くて痛みの我慢時間が短いっていうのは一つのメリットだと思います。

看護師さんに聞いたら、痛みを理由に次の施術を検討する人もいるくらいだそう。痛みって大きなポイントなんだね。

僕は頬だけだったので、施術時間は10分くらいだったと思います。

その後、初回限定で鎮痛パックのサービスを受けたんだけど、これがひんやりして気持ちいい。頑張った自分へのご褒美かな。鎮痛パックを外した瞬間の写真がこちら。

もっと赤くなっていると思ったけど、麻酔がまだ効いているからかそこまで酷くはないね。

肌にあけた穴から浸出液がドバドバ出てくるので、保護パッドを装着します。

浸出液を閉じ込めることで再生スピードが早くなるんですよ。湿潤療法って言われています。

最後に炎症や色素沈着を和らげる薬を処方してもらって全ての工程が終了です。準備したマスク・眼鏡・帽子の3点セットを装着して帰宅しよう。

来院からここまで約3時間半くらいかかりました。地方から来る人は、帰りの新幹線の時間を逆算して考えるといいでしょう。

こんな感じでアンコア施術が進んでいくわけですが、なんとなくしかイメージできなかった部分が具体化されたんじゃないかな。アンコアを検討している方の役に立てたらなら嬉しいです。

ちなみに、アンコアのダウンタイムがどの程度続くか気になる方は、「アンコアのダウンタイムの赤みは何日で日常生活に支障が出ないか写真で検証した」を参考にしてください。

こちらの記事も写真付きで解説していますので、きっと役に立つはずです。