ニキビ跡

ピーリングはニキビ跡に効果ある?消えるまでの期間の目安は最低3ヵ月

「ピーリングでニキビ跡が治るのか?」

「消えるまでどれくらい期間がかかるのか?」

「クレーターは治るのか?」

「ピーリングコスメってぶっちゃけ効果あるの?」

などニキビ跡治療にピーリングを検討している人にとって、効果や治療期間など気になる部分はたくさんありますよね。

この記事では、僕自身のピーリング施術経験を踏まえたニキビ跡への効果についてまとめたので、ニキビ跡の治療計画の参考にしてください。

赤みや色素沈着タイプのニキビ跡にピーリングは効果的

ニキビ跡の赤みや色素沈着を早く消すために、ピーリングは効果的な治療法の一つです。

スキンケアや生活習慣の改善によりターンオーバーを整えるケアも大切ですが、それにピーリングを追加することでより早くニキビ跡を治すことが可能というわけです。

まず、ニキビ跡の赤みや色素沈着を消すために重要なことは、肌のターンオーバーを活性化させ古い角質を排出すること。

表皮の基底層から新しい肌が日々生み出されることで、上へ上へと古い肌細胞を押し上げて最終的には脱落させる流れがターンオーバーの仕組みになります。

これを繰り返すことで、肌は常に健康な状態を保つことができるのです。

通常ターンオーバーは28日周期で行われますが、単純に28日後にニキビ跡が消えるというわけではありませんが、それでもターンオーバーが整ってさえいれば歳月を重ねることで徐々に赤みや色素沈着を薄くすることができます。

 

しかし、ニキビの炎症で弱った肌や乾燥している状態では、肌のバリア機能が低下しターンオーバーが遅れてしまいます。

また、加齢と共にターンオーバーは遅れるので、何もしないで放置してしまうと当然ニキビ跡は治りにくくなるのです。

初期のニキビ跡であっても放置していると肌に定着して一生治らないリスクが大きくなりますし、最悪の場合クレーターに発展するケースもあります。

ですから、ニキビ跡の悪化を防ぐためにも日々のスキンケアにピーリングを取り入れてニキビ跡に早期決着をつけることは大切な考えなのです。

ピーリングをしないと絶対ニキビ跡が治らないことはありませんが、できるだけ早くニキビ跡を治したい人にとってはピーリングが有効な手段と言えます。

ニキビ跡を改善させたいならピーリングよりレーザー治療の方が断然効果があるニキビ跡をいち早く治すため、スキンケアだけでなく美容外科クリニックでの治療を検討している人もいるでしょう。 ニキビ跡を治すとなると...

ニキビ跡の赤みや色素沈着がピーリングで消えるまでの期間は最低3ヵ月

ピーリングはニキビ跡を消すために有効な手段ですが、1日で効果を実感するほどの即効性はありません。

ターンオーバーが正常に整っていても、ニキビ跡が薄くなるまでには最低でも3ヵ月はかかると思った方がいいです。

また、最初から高濃度の施術は肌をボロボロにするリスクがあるため、一般的には低濃度から始め徐々に肌を慣れさせる期間が必要です。

このため、ピーリングは1回の治療で終わりではなく、3~5回程度継続して治療をしなくてはいけないということになります。

回数と効果については個人差がありますので、「何回やればニキビ跡が治る」と明確には断言できません。

なお、ピーリングのやりすぎは肌トラブルを生む原因になるため、スキンケアと違って毎日施術することはできません。

濃度にもよりますが月1回など間隔を空けなくてはいけないため、セット回数を終えるだけでも時間がかかってしまいます。

以上のことから美容外科クリニック等の医療機関での本格的なピーリングができたとしても、ニキビ跡への効果を実感するまでは時間がかかるので焦らずじっくり治療する必要があるのです。

ピーリングに過度な期待はできませんが、ニキビ跡へのアプローチは間違っていませんので、時間をかけてコツコツ施術していけば赤みや色素沈着は綺麗に治すことができます。

ただし、スキンケアや生活習慣を見直さないとピーリングの効果は落ちてしまうので、ピーリングだけに頼っていては治りが遅くなってしまいます。

ニキビ跡ケアは一つのことだけ頑張ればいいのではなく、複合的にケアすることが大事なのです。

凸凹クレーター肌にピーリングは効果なし

クレーターが残ったニキビ跡は、赤みや色素沈着と異なり真皮層の細胞が傷ついた状態です。

傷跡と同じで瘢痕組織が形成されるため、残念ながらターンオーバーの力で治すことはできません。そのまま放置しても一生治らないのがクレーター型ニキビ跡の特徴と言えますね。

ピーリングによってクレーターを治す計画を立てている人もいるかもしれませんが、僕の経験上だと重度のクレーターを改善させるにはピーリングは効率の悪い治療法だと言えます。

ピーリングは赤みや色素沈着タイプのニキビ跡治療は得意でも、クレータータイプのニキビ跡は不得意ということです。

というのも、ピーリングで表皮の肌を削ってターンオーバーを活性化させても、陥没した部分には作用しないので周りの肌は綺麗になってもクレーターの改善は期待できないからです。

もちろんピーリングには真皮層のコラーゲン生成を促進する効果もあるので、肌にハリを与えることでクレーターを目立たなくすることは可能です。

しかし、完治とは程遠い結果となるため、本気で治したい人はピーリング治療を選択肢から外した方が賢明でしょう。

 

重度のクレーターを治すためには、ピーリングよりもレーザー治療が効率的です。

僕の酷いクレーター肌もアンコアやフラクセル2といったレーザー治療で改善させることができました。

金銭的問題やダウンタイムの長さなど負担になる部分もありますが、本気でクレーター肌を綺麗にしたい人はレーザー治療を検討してほしいです。

凸凹クレーターは一生治らないと思ってたけど本気で治療したら改善した世の中には、顔にクレーターがある奴とない奴が共に生活しています。 学生時代にできたニキビを放置したり間違ったスキンケアをしてしまっ...

ピーリングの種類

ピーリングには、薬剤で角質を溶かすピーリング物理的な力で角質を削るピーリングの2種類があります。

角質を溶かすタイプのピーリング

酸性の薬剤を使って角質を除去するピーリングを「ケミカルピーリング」と呼びます。

美容外科クリニックや皮膚科などで施術することができる一般的なピーリングで、最近登場したピーリングコスメなんかは、ケミカルピーリングの原理を応用したものになります。

ケミカルピーリングで使われる薬剤は、AHA(アルファヒドロキシ酸)とBHA(ベータヒドロキシ酸)、TCA(トリクロロ酢酸)に分けることができます。

薬剤の種類 刺激の強さ
AHA グリコール酸、フルーツ酸、クエン酸、乳酸
BHA サリチル酸エタノール、サリチル酸マクロゴール
TCA トリクロロ酢酸 最強

AHA

AHAは天然由来の成分なので、ケミカルピーリング成分の中では比較的刺激の弱いものです。

クリニックで治療する場合でも最初は低濃度のAHAで様子をみるなど、肌の適正をチェックするために使われることもありますね。

ピーリング系化粧品のほとんどはAHAを採用しているため、自宅ケアを考えている人はAHA配合の化粧品を探すといいでしょう。

BHA

BHAは美容外科クリニックでのピーリング治療に使われることが多いです。

ピーリング効果は高いですが肌への刺激が強いので、専門医の判断で濃度をコントロールしながら施術する必要があります。

プロアクティブなどニキビケア化粧品にもサリチル酸が配合されていますが、化粧品には0.2%以下の低濃度でしか配合できない規制があるため美容外科のピーリングとは別物と考えた方がいいでしょう。

TCA

TCAピーリングは、ケミカルピーリングの中でも最も刺激の強い治療法です。

トリクロロ酢酸はイボの治療などにも使用させる成分で、強力な腐食性を持っているため効果は高いですが、治療後に肌が赤くなったりカサブタができたりと肌が元に戻るまでに1ヵ月程度ダウンタイムが発生します。

カサブタを無理矢理剥がすとケロイドや傷跡が残る可能性もあるため、ピーリングと言えど気軽にできる治療法ではありません。

このため、TCAピーリングは赤みや色素沈着レベルのニキビ跡には過度な治療法だと僕は判断しています。1ヵ所だけ気になるニキビ跡があるなどピンポイントでのケアには有効な手段かもしれませんが・・・

角質を削るタイプのピーリング

削るタイプのピーリングには、文字通り物理的に角質を剥がす治療法です。

ダイヤモンドピーリングが有名ですね。細かいダイヤモンド粒子が付着している専門機械を使って肌を削る治療法になります。

「肌を削る」と言うと怖いイメージを抱くと思いますが、実はケミカルピーリングよりも安全性が高い治療法です。

薬剤の刺激で肌が荒れる敏感肌の人なんかは、ダイヤモンドピーリングの方が相性がいいと言えるでしょう。

また、クレーターの角を削ることで、視覚的に目立たなくさせることも可能です。陥没の深さは変わりませんので根本的な解決策ではありませんが、完治が難しいクレーター治療の一つの選択肢としては有効な手段と言えます。

ダイヤモンドピーリングは美容外科クリニックなど医療機関で施術するのが一般的です。

自宅で使用できるマシンもありますが、施術者の腕前の影響が出やすい治療法なので素人判断で施術するのは危険です。深さや強さのコントロールは専門的な知識があってこそできる技なので、医療機関での治療をお勧めします。

ターンオーバーの活性化やコラーゲン生成の促進は、ケミカルピーリングの方が効果的なので、まずはケミカルピーリングを検討するといいでしょう。

ピーリングの副作用と注意点

ピーリングはニキビ跡を早く治すために有効な手段ではありますが、一歩間違えればニキビ跡を悪化させる原因にもなります。

肌のターンオーバーを強制的に促進させる攻撃的なアプローチだということを念頭に置いて考えていきましょう。

まずピーリングは肌との相性があるので、誰しもが満足のいく結果を得るわけではありません。

特に多い副作用がケミカルピーリングで使用する薬剤が肌に合わずに、顔が真っ赤になったりニキビができやすくなるケースです。

外部の刺激に弱い敏感肌の人ほど相性が悪い傾向にあるので、化粧品で肌荒れしやすい人は特に気をつけましょう。肌が弱い人は施術前に必ず専門医に相談しましょうね。

 

また、ピーリングは施術後のアフターケアが重要です。

ピーリング後は一時的に肌のバリア機能が弱まるため、いつも以上に保湿ケアと紫外線対策を入念にする必要があります。

  • 紫外線の影響を受けやすく、赤みの悪化やメラニン色素の沈着(シミ)が起こりやすい
  • 角質層を削ることで保湿成分も落としてしまい乾燥しやすくなる

特に紫外線の影響を受けやすいため、ピーリング直後はニキビ跡の赤みが濃くなったり色素沈着に注意しなくてはいけません。

曇の日でも紫外線は降り注いでいるので、日中は日焼け止めをこまめに塗って肌を守るのは絶対条件です。

日々のスキンケアがあってこそピーリングの効果が生きてくるので、面倒くさがりの人には向いていない治療法なのかもしれません。

ピーリングコスメのメリット・デメリット

ピーリング化粧品を使ってホームピーリングを検討している人もいるでしょう。

単純に考えるとニキビ跡を消すために有効なスキンケアのように思えますが、場合によってはニキビの原因になることもあるので安易に手を出すのは危険です。

ここでメリット・デメリットを確認していきましょう。

  • 医療機関に通わなくても自宅でケアできる
  • 低予算で始められるので金銭的負担が少ない

最大のメリットは自宅で簡単に始めることができる点です。

仕事で忙しく、なかなか美容外科クリニック等に通うことのできない人にとっては自宅ケアで済むに越したことはないですもんね。

また、ピーリングコスメだからと言って、普通の化粧品と比べて極端に値段が高いということもありません。

医療機関で施術するピーリングは1回数千円~数万円程度かかるので、コストの面では断然ピーリングコスメの方に軍配が上がります。

「いきなり医療機関での治療はちょっと・・・」という人にとっては、手軽に始めることのできるピーリングコスメで様子をみるのも一つの手ではありますね。

  • ニキビ跡の治療ではないので効果が出にくい
  • ピーリング成分が配合されていないものもある
  • 普通の化粧品に比べて刺激が強い

ピーリングコスメ最大の誤解は、大きな効果を得るほどの成分濃度を配合できない点です。

自宅ケアはあくまでスキンケアなので、医療機関での治療とはレベルが違います。角質を剥がすのではなく、ターンオーバーが遅れにくい肌を作るという認識が正しいですね。

普通の化粧品よりも角質を落としやすくなる程度と考えるのが正解で、ピーリングコスメに過度な期待は禁物です。「何もやらないよりはマシ」くらいの気持ちでもいいくらい。

特にピーリングジェルについては、AHAなどの成分が配合されていないものも多く、ニキビ跡ケアには不要だと言えます。

ピーリングジェルを塗ってマッサージするとボロボロと角質が剥がれているような気がしますが、あれはケミカルピーリングの原理を応用したものではなく、ただピーリングジェルに含まれるゲル化剤がボロボロ固まっただけのことですから…

このため、ピーリングコスメを購入する際は、必ず成分表示にAHA成分やBHA成分が記載されているかを確認してください。

イメージだけで購入してしまうと「なんちゃってピーリング」で無駄な時間を過ごすことも・・・

また、ピーリングコスメとは言え普通の化粧品と比べたら刺激が強いので、毎日使用すると肌荒れやニキビの原因になることがあります。

肌との相性がわからない時点では週に1回から始めて、肌の変化を確認しながら徐々に慣れさせていくといいでしょう。

商品の説明書にも頻度の記載があると思いますので、必ず説明書に従って使用するようにしてくださいね。