公務員試験

社会人経験者は公務員面接に有利だが何も対策しないと痛い目に合う

元公務員のとむです。

僕にはサラリーマンから公務員試験に合格した実績がありますが、その経験から社会人は面接試験に有利であると考えています。

最近では、集団討論や個別面接の配点を高く設定している自治体が多く、社会人経験者がどんどん入庁しています。

しかし、「自分は社会人の作法が身についているから面接対策は何もしなくて大丈夫!」と余裕をかましている人は痛い目に合うこともあります。

『有利=合格』とは限らないので、社会人経験があっても面接試験対策は必須です。

本記事では、社会人経験者が面接試験で有利な部分と面接対策で注意すべき部分について詳しく解説していきます。

社会人経験者が面接試験で有利な点

  • 基本的なマナーが身についている人が多い
  • 既に就活で面接慣れしている
  • 社会人経験からの具体的エピソードが作りやすい

基本的なマナーが身についている人が多い

仕事をしていれば、否が応でも社会人としてのスキルが身につきます。

新人のときのマナー研修とかが意外と役立つもので、身だしなみから言葉遣いなど、雰囲気から学生との違いは明らかです。

公務員試験の面接では総合力が試されるので、社会人経験者は不必要な減点をされにくいといったメリットがあります。

ただ、接客や営業などお客様を相手にする職業が有利なのであって、事務仕事中心の人は今一度マナーの勉強から始めた方がいいでしょう。

案外、社会人でもダメな人はダメですからね。

既に面接慣れしている

社会人は既に面接を経験しています。

大学生時代に何社も面接した人にとっては、今でも面接ノウハウは頭に入っていますし、何より面接慣れしている点に優位性があります。

「面接の合否は面接量に左右される!」と言っても過言ではありません。

大学生でも社会人でも、実戦形式の面接を何度経験したかが点数に結びつきやすいので、就活で面接を経験している社会人経験者はスタート時点での面接力に有利と言えます。

仕事を通じた具体的エピソードが作りやすい

面接試験では、具体的なエピソードから自己PRに繋げることが大切です。

このため、学生時代に怠けていた人にとってエピソード作りは大変な作業になります。

嘘で塗り固めたエピソードはボロが出やすく面接官に見抜かれがち。付け焼き刃のエピソードで立ち向かうのは心もとないですね。

 

その点、社会人として数年働いていれば一つや二つくらい濃厚なエピソードが生まれます。

学生時代の1年よりも社会人の1年の方が、これまで経験してこなかったことが次々と巻き起こりますから。

仕事を通じて課題を克服したエピソードなど、具体的な内容を作れることが社会人経験者の強みと言えます。

さらに、仕事のエピソードは公務員の仕事に結びつけやすいので、長所や自己PRだけでなく、志望動機に繋げることも可能です。

社会人経験者でも面接試験を舐めてはいけない

社会人は面接試験に有利なのは確かですが、それで合否が決定するわけではありません。

というのも、社会人が有利になるのは何も対策しなかった学生と比べた時だけで、面接対策をちゃんと取り組んでいる学生との差はほとんどありません

なので、「学生なんか相手にならない」と甘く考えていると不合格になる可能性が高くなります。

 

あくまでスタート時点で頭一つ抜けているだけで、面接対策をしなくていい理由にはなりません。

せっかく筆記試験を合格したのに、面接をぶっつけ本番で勝負するのはリスクが高いです。

筆記の努力を水の泡にしないためにも、面接試験まで抜かりなく対策しましょう。

面接試験対策は筆記試験の合格後からでも間に合うため焦る必要はありませんが、事前にどのように対策するかを頭でイメージしておくといいですね。

 

社会人経験者の面接対策は学生と変わりないので、面接試験で質問されやすい項目を分析したり、志望動機や長所をエピソードに絡めて整理することはマストです。

まずは、公務員試験の面接本に目を通すことから始めてみましょう。試験の中身を知ることが大事ですからね。

 

そして、できるだけ実践形式の模擬面接で経験を積むことが大事です。

やはり、面接は練習しないと上手にはなりません。

頭で整理されていても言葉が出てこなかったり、モジモジ自信なさそうに答えてしまっては合格からは遠ざかってしまいます。

一発合格したいなら、予備校の模擬面接を検討してみましょう。

まとめ

  • 社会人経験者は面接試験に有利だけど、合否を決定するほどのパワーはない
  • 面接対策を怠る社会人経験者は不合格の可能性が高くなる

社会人経験者は公務員の面接試験に有利ですが、何も対策しないのはマズイです。

どんなにコミュニケーション能力があっても、志望動機やエピソードが支離滅裂であれば高得点を取ることができません。

アルバイトの採用面接と違って面接を通して数値化する試験なので、筆記同様に点数を稼ぐポイントを理解して対策することが大切です。

 

もちろん、これまでの経験を活かしたアドバンテージがあるのは確かなので、短期間でも抑えるべき部分を対策していけば確実に合格に近づきます。

公務員に転職するためにやるべきことをやれば自ずと結果はついてきますよ。

さぁ最後まで頑張って行きましょう!