ニキビ

ニキビができやすい体質は親から遺伝するが理不尽だと悲観する必要はない

「ニキビは遺伝する!」と聞いたことありませんか?

親が昔ニキビに悩まされた場合、子供も同じ経験をするという理論です。兄弟がいる人だと、兄貴がニキビに悩んだから自分もニキビが大量にできるのではないかと不安になりますよね。

実際のところ、家族間でニキビが継承されるものなのか。こいつは気になるところ。

ニキビが遺伝されるのであれば、一族の血を引いてしまった自分は、何もできずにニキビに侵食されるのを待つだけでしょうか。それは、ちょっと理不尽な気がしますね。

でも、安心してください。正確に言うとニキビは遺伝されません。遺伝されるのは「ニキビを引き起こしやすい体質」だけです。

体質を理解していれば、自分はどんな原因でニキビができやすいのか事前に対策を取ることが可能になります。己を知ることで、ニキビを予防していきましょう。

この記事では、ニキビができやすい体質と上手な付き合い方についてまとめました。

ニキビができやすい体質

ニキビができやすい肌質は、親からの影響をモロに受けます。同じカロリーを摂取しても太りやすい人と太りにくい人がいるように、体質は個人差なので親を責めてはいけません。

完璧な人間なんてごく僅か。人は誰しもコンプレックスがあるのだから、自分の体質は数多くあるコンプレックスの中の一つだと特別扱いしないようにしましょう。

ニキビができやすい体質は以下の3つが考えられます。

ニキビができやすい体質
  • 男性ホルモンの過剰分泌(皮脂過剰分泌)
  • 角化肥厚が起こりやすい
  • 新陳代謝能力が低い

男性ホルモンの過剰分泌

中学生・高校生の頃に悩まされる思春期ニキビの主な原因は、成長期に分泌が始まる男性ホルモンです。

男性ホルモンには、皮脂の分泌を促進する働きがあります。早い人だと小学校高学年の頃から男性ホルモンの分泌が活発になり、それに伴ってニキビの悩みも出始めるのです。

しかし、全ての男性が過剰な皮脂分泌に悩まされるわけではなく、爽やかな顔して青春を謳歌する羨ましすぎる人もいます。他の部分にコンプレックスあれと願うばかりです(完全なる嫉妬)

つまり、男性ホルモンの影響には個人差があるということ。これこそが遺伝する体質なのです。

成長期に男性ホルモンが過剰に分泌してホルモンバランスを崩す人は、思春期ニキビができやすい体質であると言えます。

ただ、ぶっちゃけると成長期のホルモンの分泌は自分の思い通りにコントロールすることはできません。たとえ薬で抑えることができたとしても、体が大人になるための成長を妨げることになりますので、それはそれで危険なことですよね。

男性ホルモンの分泌が活発な人は、中学生~高校生の間だけ我慢すれば体質は落ち着くのが一般的です。一生続く体質ではないので、あまり思いつめない方がいいですよ。気にしすぎるとストレスで余計ニキビが悪化しますからね。

角質肥厚が起こりやすい

角化肥厚とは、毛穴の周りにある壁(角質細胞)が何らかの原因で厚くなり毛穴を塞いでしまう現象のことです。

毛穴の壁は元々薄く、外部の刺激を受けると反応して厚くなることがあります。塞がれた毛穴に皮脂が溜まり、アクネ菌が繁殖して炎症が起こりニキビが姿を現すのです。

  • 化粧品の刺激
  • 外気の汚れ
  • 手で触るなど物理的な刺激
  • アクネ菌が繁殖する時に放出する刺激物

など、このほかにも様々な刺激によって角質肥厚は起こりますので、全ての原因を取り除くことは難しいです。

この角質肥厚も起こりやすい人とそうでない人で、遺伝的な個人差があると言われています。他の人にとっては何でもない刺激でも、角質肥厚起こしやすい遺伝子を持っている人にとっては、刺激に敏感に反応して毛穴を塞ぎやすくなります。

また、角質肥厚は体質的な問題もありますが、ストレスや生活習慣の乱れなど条件が重なることで引き起こされる可能性もあります。

新陳代謝能力が低い

肌は28日周期で生まれ変わるターンオーバーを繰り返して健全な肌を維持しています。

しかし、体質的に新陳代謝機能が低い人は、ターンオーバーが遅れるといった問題が発生します。ターンオーバーが乱れることで、本来役目を終えた古い角質が剥がれ落ちずに留まり続けるといったニキビへの悪影響が懸念されるのです。

ターンオーバーがスムーズに行えないことで、老いぼれた角質層の肌達が外部の刺激から僕らを守ることになります。ぶっちゃけ不安ですよね。

これは日本の政治にも似ていること。70代を過ぎている政治家がいつまでも居座り続けるのは好ましくはありませんよね。肌も政治も若くて新しい風が必要なのです!

冗談はさておき、ターンオーバーの周期が崩れると、

  • 古い角質が毛穴を塞ぐ
  • 水分保持力やバリア機能が低下して、外部の刺激に敏感になったり乾燥を引き起こす
  • 肌が固くなり化粧品の成分が浸透しにくい

など様々な弊害を生み出す根源になります。

ただし、新陳代謝能力は、他の体質に比べて改善しやすい特徴があります。血行を促進させるために運動を習慣化したりバランスの取れた食事など、毎日の生活を健康に過ごすことで新陳代謝は改善できます。

おまけ:毛穴が小さい

毛穴が小さいとラッキーかと思いきや、裏を返せば毛穴がすぐ詰まるから大きい人よりもニキビはできやすいです。そりゃ出口が小さいのだから、考えればそのとおりですよね。

ただし、毛穴が広いとそれはそれで毛穴が目立って嫌なので、正直毛穴が小さいって羨ましい体質だと僕は思います。

他の体質に比べたらニキビに直結する問題ではないので、そこまで気にしなくてもいいかもしれません。

ニキビができやすい体質との上手な付き合い方

体質による影響は完全に防ぐことは難しいですが、だからと言ってニキビの魔の手にひれ伏せるだけしか選択肢がないわけではありません。

「自分はこういう理由でニキビができやすい。」と体質を理解し、スキンケアによりその影響を抑えることで効果的にニキビを予防することは可能です。

ただ、それぞれの体質に合った特別なケアをするというより、スキンケアの基本「洗顔と保湿」を極まるだけで十分です。

 

何もしないで全ての責任を体質に押し付けるか、少しでもニキビができないように体質と向き合うか、あなたはどちらを選択しますか?

親からの体質遺伝については、こんな声があります。

父がニキビ跡が多かったので、自分もニキビができやすい体質だと予想していました。スキンケアに力を入れたことで跡が残ることはなく、今もニキビには悩まされていません。

自分にニキビができた時は、父親に「思春期ニキビは俺もできたから気にするな。」と言われました。でも、ニキビは気になるから1日何度も洗顔したり市販のニキビ薬を使ったりと、今思うと過度なケアを何年も続けていました。

その結果、大人になった今でもニキビ跡が残る結果に。あの時きちんとケアをしたり皮膚科に行っていれば、今頃綺麗な肌で過ごせていたかもと考えると後悔しかありません。

他にもたくさんの意見があり、これらの意見を集約したら2つの共通点を発見できました。

  • 正しいスキンケアをした人はニキビ跡が残らず、大人になっても綺麗な肌で生活できている。
  • ニキビができやすい体質は、父親の遺伝が影響するケースが多い傾向にある。

ニキビができやすい体質は同じでも、正しいスキンケアで頑張った人はニキビ跡が残らず、ニキビを放っておいたり過度なケアをした人はニキビ跡が残るといった傾向にあります。

つまり、スキンケア次第で、ニキビの悩みから解放される人と大人になっても悩む人の180度違った結果になることがわかります。

ニキビの炎症が続くと潰さなくてもニキビ跡が残るリスクは高まるので、「思春期はしょうがないから諦める」というような考え方はニキビケアとしては間違っています。

スキンケアに関しては、大人でも間違った認識を持っている人が少なくありませんので、親の言葉を鵜呑みにしない方が賢明です。

ニキビ跡が残るということは、努力をしなかったか、間違った方向に努力をしたかのどっちかです。つまり、自分次第でニキビの悪化を食い止めることができると言えます。

諦めずにコツコツと努力できた者だけが、遺伝に打ち勝つことができるのです。頑張っていきましょう。