仕事を辞めてプログラミングスクールに通っているアツシです。
こんな声にお応えして、絶賛スクール生の僕の1日のスケジュールを紹介していきます。
ぶっちゃけ、睡眠時間を削ってまでプログラミングに触れているわけではありません。もどかしいですが、集中力には限界があり凡人には不可能でした。
スーパーマンじゃないからこそのリアルなので、これからプログラミングスクールに通おうか検討している人の参考になるかと思います。
プログラミングスクール生の1日のスケジュール
6〜8時 | ブログ執筆 |
8〜9時 | 朝ご飯・準備 |
9〜10時 | 移動 |
10〜19時 | プログラミング学習(適時休憩) |
19〜21時 | 移動・夜ご飯 |
21〜23時 | プログラミング(しんどい日は自由時間) |
仕事していた時と1日のスケジュールはほぼ変わりません。仕事がプログラミング学習にチェンジしているだけですね。
僕が通っているDIVE INTO CODEでは、10時〜19時の間はみっちりプログラミングを学習する環境が整っているので、サボらなければ休憩を挟んでも1日8時間は勉強している計算になります。
もちろん、19時〜翌朝10時までの時間の使い方は自由なので、プライベートの時間も自主的にプログラミング学習に当てたいところです。
ただ、プログラミングは頭をフル回転で思考する勉強なので、プログラミングスクールのカリキュラムを終えると疲労度が相当溜まってしまうのも事実です。
最初のうちは慣れるまで大変で、スクールに通うことを継続するだけでも一苦労だと思います。仕事も辞めたから1日12時間くらいできるかなと安易に考えすぎていましたね。
脳みそが消耗したままでは思考力が低下してしまうので、疲れたらサッサと寝て次の日に備えるのも一つの判断です。ダラダラやらずにメリハリつけてます。
「同期はもっと勉強しているかも…」と焦る気持ちはありますが、人と比べることで自分のペースが乱れてしまっては元も子もありません。
ライバルがいることでモチベーションが上がる人は頑張ったほうがいいですが、不安になるくらいなら「どうせみんな休んでいるよ」と決めつけて自分を許すのもアリかと思います。
なので、帰宅後になかなか勉強が捗らなくてもイライラせず、筋トレしたり、好きな音楽を聞いたり、YouTube観たりとリフレッシュの時間も大切に過ごしています。
大事なのは継続することなので、改善点ばかり浮き彫りにするのではなく、毎日プログラミングに触れている自分を褒めてやることも大事なことですね。
なお、土日もスクールの作業スペースは空いているので、予定がない時は基本通うつもりです。他のスクール生もいるので、気持ちがサボらないといった利点があります。
ただ、ずっと同じ空間だと飽きてしまうタイプなので、時には家やカフェに籠もって黙々と作業するなど気分によって使い分ける感じですね。
場合によっては、ブログを書く時間をプログラミング学習に使う時もあります。
スクール卒業までの勉強時間の目安
puts 8 * 30 * 4
生意気にもRubyのコードで計算してみました(笑)
1日8時間を4ヶ月続けるので、スクールに通っている期間の勉強時間はトータル約1,000時間が目安になります。
もちろん単純な計算なので、時には体調不良で1時間くらいしか勉強できない日もあったりして思うように積み上げできないかもしれません。
それでも一つのテーマを1,000時間も勉強する人は、日本中探してもかなり少ないです。途中で挫折する人がいるのも納得ですね。
エンジニア界隈では当たり前に作業量かもしれませんが、一般人の視点からは勉強量は多い方だと感じます。
まずは質より量をこなすことが、エンジニアのステップアップには必要なのでしょう。
ちなみに、僕が働きながら公務員試験の勉強してた時は半年間で約600時間だったので、学習時間の量だけで言うとエンジニア転職は公務員転職よりもハードルが高いような気がします。
1,000時間プログラミングに触れて、ようやくスタートラインです。やる気だけで何とかなる問題ではないことが分かりますね。
モチベーションが下がる時は誰しも必ず訪れるので、いかにそこを気持ちに左右されずにやるべきことを淡々とやるかが継続力の鍵を握っていると思います。
1,000時間勉強しないと転職できないわけではない
ちなみに、1,000時間はあくまでスクールに通っている間の勉強時間なので、1,000時間の蓄積がないと転職できないわけではありません。
独学の人でも500時間くらいで転職している人もいますし、そもそも未経験のまま働いて仕事を通してプログラミングを身につけるやり方もあります。
なので、あまり時間に拘らず、自分の環境や実力に応じて転職のタイミングを判断する方が賢明です。
スクールには4ヶ月のスケジュールを渡されましたが、前倒ししてどんどん進めることもできるので、例えば3ヶ月でカリキュラムを全てクリアして転職活動を始めることも可能です。
スクールのメンターに話を聞いたところ、2ヶ月半でアプリケーションを開発して卒業要件を満たした人もいるそうです。
流石にそのレベルは無理かもしれませんが、同じ未経験の人間ができたことなので、課題をクリアするだけでなく、スピード感を意識して1日1日を大事に過ごしていきます。
就職活動に関しては、勉強しながら自分の実力に合わせて同時進行で始めたいと考えています。
つまり、スクールを卒業してから就職活動をするのではなく、卒業日までには内定を貰えるのが理想です。
就職氷河期と言われて焦って決めた大学時代とは異なり、今回はしっかり業界のことや会社のことを見極めて今の自分にとってベストな選択を取ります。
また、独学とは違い、スクールでは一足先に転職活動している先輩方がいるので、リアルな情報を集められるメリットがあります。
スクールの強みは学習カリキュラムだけでなく、人との出逢いにより具体的なエンジニアのスタートをイメージできることです。
ネットの情報は全てが正しいわけではないので、現場のリアルを実感することができるはずです。
このため、ただ黙々と勉強するだけでなく、余裕が生まれたら同期以外とも積極的にコミュニケーションを取っていきます。
コミュ障だとか言い訳している場合ではないですよ!
【まとめ】プログラミングスクールは仕事並みのスケジュール
- 1日8時間、トータル1,000時間がスクールの目安
- 時間に縛られず実力に合わせて次のステップに移行する
- スクールの強みである情報の集まりやすさを積極的に活かす
仕事している時よりも自由時間がないです。
ただ、覚悟を持って上京してきたから、これくらいやるのは当たり前だと思っていますし、周りもそれを当然にしている人ばかりなので違和感はありません。
時には「悔しい」「ムカつく」「ツライ」などネガティブな感情に支配されることもあるでしょう。最後まで順調に行く人などほとんどいません。
実際に2ヶ月先に入校している方を見ていますが、上手くいっていなそうな人もチラホラ見かけます。
自分にも訪れるであろう悩みを抱える時期を腐らず、同期やメンターと一緒に1つ1つのステップを着実に乗り越えていくしかありません。
やることをやるだけですね。
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