雑記

還暦を過ぎた母親が真っ赤なパンティを穿いている理由を解明した

ふと室内干しされている洗濯物を見上げると

そこには、一際目立つ真っ赤なパンティが。

マジかー。妹の奴、こんな派手な下着穿いているのかぁ。なんだか兄ちゃん心配だよ。

 

いや待てよ…

 

リアルな世界に僕の妹は存在しないはず。

じゃあ、あのパンティは一体・・・

 

我が家の家族構成は、父親に母親、姉に兄、そして僕。

姉と兄は家を出ているから、同居しているのは僕と両親だけ。

父親にはそんな趣味はないはず。そう願いたいものだ。

となると、あのパンティの持ち主は母ちゃんということになる。

何十年も勤めた職場を定年退職してもなお、再雇用として未だに働いているしっかり者の母ちゃんが、20代のイケイケな女子が穿くような派手な下着を選ぶなんて・・・

いや、これにはきっと深い事情があるはずだ。

真相を解明してやろう。

【その1】笑いがとりたい

知っている人もいると思うけど、千原ジュニアは常に赤いブリーフを穿いている。

本人曰く「収録中やドッキリなど、芸人には脱がなければいけない状況がいつ何時来るかわからない。脱いだ時でも笑いをとりたいから準備をしている。」そうだ。

確かにジュニアの真っ赤なブリーフ姿は、ジャイアント馬場を連想させるルックスで面白い。

さすが笑いのカリスマである。笑いに一切の妥協がない。

 

もしかしたら、母ちゃんも脱いだ時に笑いをとりたいのではないだろうか。

女性になって想像してみよう。

職場の忘年会で温泉宿に1泊することになりました。

女性社員みんなで温泉入ろうって話になり、さっそく浴衣に着替えてお風呂場へ。

脱衣所で浴衣を脱いで「さぁお風呂に行こう。」と周りを見たら、そこに真っ赤なパンティ姿のおばちゃんが佇んでいる。

 

どうだろう…

シュールな絵を想像できた僕は面白いと思った。真面目な顔をして見つめられたらヤバいだろう。

 

面白い面白くないはさておき、母ちゃんが笑いのために真っ赤なパンティをセレクトしているのかというのが本題。

一見筋は通っているように思えるけど、よくよく考えてみたら素人が脱ぐ機会なんて滅多にないぞ。しかも女性だからな。

それに、母ちゃんがこの1発にかけてでも笑いをとりたいと思っているとは考えにくい。

そもそも笑いをとりにいくようなタイプの人ではないからな。馬鹿にしないでほしい。

この説は99.9%ありえない。

【その2】ラッキーカラーが赤

単純に赤色が好きなんじゃないかと考えてみた。

おばさんはベージュの地味な下着を着なくてはいけない法律がない以上、好きな色を選ぶのは理由として間違いではないからね。

好きな色の服を買うことは誰にでもあることだから、これなら納得もできるし、そうであってほしいと願うばかり。

 

しかし、残念ながらこの説は既に破綻している。

なぜなら母ちゃんの好きな色は黄色だから・・・

バッグも財布も黄色。赤色の服すら持っていないはず。

ちくしょう。一体どんな理由があるのだろうか…

【その3】恋をしている

考えたくはないけど、母親も女である。

このご時世、父親以外の男を好きになっても不思議ではありません。

熟年離婚が我が家にも迫っているのかと、嫌な予感がよぎります。

 

真っ赤なパンティは彼好みなのかもしれない。

彼氏が変わると服装が変わる女の子と同じで、真っ赤なパンティはパートナーの変化によるものと推測することもできる。

 

そういえば、最近やたらにスマホをいじっている姿を目撃するなぁ。

普段は見せない真剣な眼差しでスマホを見つめている様子を。

 

まさか!

 

男と連絡を取り合っているのか?

それとも出会い系サイトで男を漁っているのか?

 

ダメなのはわかっている。人の携帯を横から覗くのは、親しき者であってもタブーなのはわかっている。

でも、ここまできたら確かめなければ僕の気が済まない!

すまん。母ちゃんよ…

 

そして、間もなくチャンスの時が訪れました。

母親がスマホをいじり始めたのを見計らって、僕は気配を消して後ろに回り込んだ。

 

 

 

 

!!!!

 

 

 

これは・・・

 

 

 

 

ツムツム!

ボケ防止という名目で、ツムツムを楽しんでいるそう。

あの真剣な眼差しは、ハイスコアを叩き出したい純粋な目だったのか。

母ちゃんよ。疑って悪かったね。

二度と家族の崩壊を想像することをやめるよ。

本人に直撃してみた

もうわからん。

考えてもらちが明かないので、本人に直接聞いてみることにしよう。

母親とは言え、女性に下着のことを聞くのは恥ずかしいものだが、もうこの問題が解決しない限り、昔のように仲良く暮らすことはできない。

 

しかし、この方法には当然リスクがある。

今まで家族の前で下ネタすら言わなかった僕が、急にパンティの話をするなんて、母ちゃんはどう思うのだろうか?

真相が明らかになったとしても、親子の関係がギクシャクするのはできれば避けたい。

 

ただ、結果がどうであれ、僕は「自分の探求心を満たしたい。」そんな気持ちの方が強かった。

よし、覚悟はできたぜ!

 

 

~その日の夜~

 

僕「母ちゃん、あのさ。最近、ちょっと気になっていることがあるんだけど…」

 

母「何だい。急にかしこまっちゃって。」

 

僕「いや…実は、その。」

 

母「どうしたの。悩みでもあるの?」

 

 

(エイ!覚悟を決めろ!)

 

僕「何で真っ赤なパンティ穿いているの?」

 

 

母「えっ?」

 

 

・・・・

 

 

・・・・

 

 

(ちょっ、なんか答えてよ)

 

 

・・・・

 

 

・・・・

 

 

「可愛いから!」

 

 

 

Cawaiiーーー

 

 

 

This is シンプル!何でこんな簡単なことに気がつかなかったんだ!

そうだよ。女の子は可愛いが正義なんだってばよ。

一瞬、母ちゃんがきゃりーぱみゅぱみゅと重なったのは言うまでもないだろう。

還暦過ぎても女の子なんだね。また一つ勉強になりました。

 

 

~翌日~

 

今日も真っ赤なパンティが僕のパンツと一緒に干されています。

 

おしまい