公務員試験

社会人が公務員試験の勉強するなら独学より予備校をオススメする

働きながら公務員を目指す場合、参考書を買って独学で勉強するか、予備校に通うかの二択になります。

僕は、民間企業で働きながら半年間独学で勉強して県職員になりましたが、その壮絶な経験から「もう一回やれ!」と言われても絶対やりたくないです。

独学の大変さを身に染みている僕だからこそ、社会人が公務員を目指すなら予備校に通うことをオススメします。

この記事では、僕が予備校をオススメする理由を紹介していくので、公務員への転職を検討している人は参考にしてください。

働きながら公務員を目指す社会人に予備校をオススメする理由

  • 公務員試験のリサーチが不要
  • 勉強時間の効率化
  • モチベーション維持
  • 模擬面接ができる

公務員試験のリサーチが不要

独学を選択する人が最初にやるべきことは、受験する自治体の試験問題の内容や範囲をリサーチすることです。どんな科目の問題が出るのか、配点や試験時間はどれくらいかなどを一人で調べなくてはいけません。

僕は理系出身者なのに行政職を受験したので、専門科目の問題なんてチンプンカンプンで、何を勉強したらいいかを把握するまで結構な時間を費やしてしまいました。

また、どの科目を集中して勉強したらいいかなど、戦略的な部分も一人で考えなければいけません。自分のプランが正しいかどうかアドバイスしてくれる人なんていないので、軌道に乗るまではかなり不安でした。

 

この時間、非常にもったいないです。

 

やはり社会人は本業の合間を縫って勉強しなくてはいけないので、試験本番までの時間の使い方がすごく大切になります。リサーチする時間があったら、できるだけ勉強時間に当てたいのが本音です。

予備校は公務員試験のすべてを把握しているプロ集団なので、そういう細かい調べものは専門家に任せて忙しい社会人は勉強に集中したほうがいいです。

勉強が始まる前にエネルギーが切れてしまっては元も子もないですからね。

勉強時間の効率化

独学だと、参考書をひたすら解いたり暗記するなど気合いと根性で勉強していきますが、市販されている参考書って国家総合職の試験問題とか混ざっているのもあるので、地方上級試験では解かなくていい問題とかもあります。

このため、独学だと無駄な努力をしがちです。問題の意味がわからなくても誰にも質問することができないので、地頭のいい人じゃないと効率が悪くてしょうがないです。

その点、何十年も公務員試験対策の授業を運用している予備校なら、合格しやすいプログラムが確立されているので、受講生は授業ペースについていけば自然と合格レベルまで実力をつけることができるます。

さらに、公務員試験って範囲がめちゃくちゃ広いので、いつ・どの科目を・どんなやり方で勉強するかというのが大事になります。

毎日コツコツ勉強した方がいい科目、試験直前に短期集中型で暗記する科目など、学習スタイルが科目ごと違うので、それがわからない独学だと非効率だと言わざるを得ません。

先ほども言いましたが、社会人にはとにかく時間がありません。効率の悪い学習スタイルを続けていると合格率が下がっていく事実を実感したほうがいいです。

モチベーションが維持しやすい

専門試験がある地方上級試験では、最低でも平日2時間、土日は6時間くらいの勉強時間を確保する必要があります。

一人で勉強していると誰にも干渉されないので、頑張ろうがサボろうが全てが自分次第です。特に試験直前になるまでは危機感もそれほどなく、毎日モチベーションを保ちながら集中して勉強することはかなり難しいです。

僕は結構自分に厳しいタイプだったので、気合と根性でひたすら参考書と睨み合ってきましたが、普通の人なら最初の1ヵ月くらいでスマホやテレビの誘惑に負けてしまうでしょう。

 

厳しいことを言いますが、意志の弱い人には無謀なチャレンジと言えます。

 

一方で予備校の場合は、通学したり復習問題が用意されたり学校の授業のように強制力があるプログラムになっていますし、ほかの受講生の頑張りを熱量で感じることができるのでモチベーションは維持しやすいです。

過去を振り返ってみて、誰かに指示されなくても半年以上何かを毎日(2時間程度)黙々と続けることができた実績があるなら独学でもモチベーション維持は大丈夫かと思いますが、3日坊主や飽きっぽい性格、粘り強さがない自覚があるなら予備校をオススメします。

模擬面接ができる

社会人経験だと面接試験は楽勝だと考えている方もいるかと思いますが、何も対策をしないで面接に挑むのはかなりリスクがあります。

せっかく苦労して筆記試験を合格できたとしても、たった数分間のミスにより不合格になるなんて悔やんでも悔やみきれないです。

 

僕は民間企業時代に接客マナー講座で表彰された実績があるなど昔から面接にはめっぽう強かったので、友人に協力してもらって面接の練習をしました。

僕みたいに自信があるなら大丈夫かと思いますが、普通の人なら予備校の模擬面接でプロに添削してもらったほうがいいでしょう。

 

最近では面接試験の配点を上げる自治体が増えてきているので、今後とも公務員試験においては人物重視の傾向は強くなることが予想されます。

これまでは筆記試験で高得点が取れていれば面接で失敗しても逃げ切りで合格できたのですが、近年は筆記試験のアドバンテージはないも同然です。つまり、面接試験をないがしろにしては合格率が下がると言えます。

 

面接対策は、参考書を読むよりも実際に模擬面接を体験してアドバイスを受けることが大切です。自分が他人にどう映っているかを知るには、やはり人から意見を聞くしか方法がありません。

家族や友人に協力してもらってもありきたりな意見しか聞けないので、予備校で何百人もの面接を指導してきたプロから点数に繋がる意見を聞いたほうが確実に合格に近づきます。

独学もテキスト代だけで約10万円くらい費用負担する

「予備校は高い!」という理由で独学を選ぶ人もいますが、合格するために必要な参考書を購入するとなると約10万円ほどかかります。

意外かもしれませんが、公務員試験は試験範囲が広いため参考書も何十冊と揃えなければいけないのです。たった数冊で合格できるほど甘い世界ではないですからね。

偏差値の高い大学出身者なら苦手な科目の参考書だけで大丈夫かもしれませんが、僕みたいにゼロから勉強するとなると10万円の費用負担は避けられません。

予備校でも20~30万円ほどの支払いますが、独学でもそれなりのお金をかけるのだから、金銭面を理由に独学を選ぶのはやめたほうがいいです。

合格することが何より大切ということを忘れてはいけません。予備校に通ったから合格できる保証はありませんが、確率が上がるほうに投資するほうが賢い選択だと言えます。

目先のお金を大切にするか、未来の自分を大切にするか、あなたはどちらを選びますか?

自己管理できない人は独学だと挫折する

公務員試験を独学で合格する人は、みなさん自己管理ができるタイプの努力家です。目標を決めたら他のことは何もやらないくらいガムシャラに勉強しています。

1日のスケジュール管理からストイックに毎日コツコツ継続できる力、怠慢にならないよう自分をコントロールするなど、非凡な能力を兼ね備えた人間じゃないと独学は難しいでしょう。

最初は誰でもモチベーション高く維持できますが、1週間、1ヵ月になると、徐々に怠け心が芽生えてきて、「今日は疲れたから明日からやろう」と勉強しない理由を探し始めるのが普通です。

 

人間とはそういう生き物だから仕方ありません。本業の傍ら勉強しないといけない社会人なら尚更そう思うのが普通です。

 

自己管理ができて一人でも合格できる自信があるなら独学でも構いませんが、どうしても公務員に転職したいと本気で考えているなら予備校を選択したほうが賢明です。

もちろん予備校を選択するにしても、通学するだけでなく自分自身で学ぶことが大切です。すべてを予備校に任せっきりの人は、残念ながら公務員試験には向いていないと言えます。

独学にせよ予備校にせよ、自分が学習することには変わりないので、「絶対合格するんだ!」と覚悟を持って始めないと時間とお金の無駄になりかねません。

 

問題に出題傾向がある公務員試験は、努力が結果に直結しやすい試験なので、頑張りが報われやすいのが特徴です。

司法試験や会計士試験など難関試験と比べると、応用問題よりも知識問題が圧倒的に多いので、コツコツ継続して反復演習できる人が向いています。

たしかに地頭によって合格までの勉強時間に個人差はありますが、諦めずに毎日努力できれば偏差値が低い大学出身の社会人でも合格の可能性はあります。

そして、合格の可能性を上げるためにも、ぜひ予備校の活用を検討してください。あなたの目標が達成できることを願っています。

 

 

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