iDeCo(イデコ)

会社員がiDeCo(イデコ)口座開設から積立開始までの3つの手順を解説する

iDeCoに加入したいから具体的な流れを知りたい!

この記事では、会社員が個人型確定拠出年金(iDeCo)で積立運用を開始するまでにやるべきことを順を追って説明していきます。

老後の資金作りにiDeCoを活用しようと計画している方はぜひ参考にしてください。

iDeCo加入の流れ
  1. 金融機関を選ぶ
  2. iDeCoの申し込み
  3. 運用商品の選択

【STEP1】金融機関を選ぶ

銭太郎
銭太郎
iDeCoは長い付き合いになるから金融機関選びはかなり重要だぞ!会社によって手数料や金融商品が違うから慎重に選ぼう!

iDeCo(イデコ)に加入するためには、まずは自分で金融機関を選ぶところから始まります。銀行預金と同じで口座を開設するイメージに近いです。

iDeCo口座を開設できる金融機関としては、銀行や証券会社のほか生命保険会社でも受付しています。たくさんありすぎて「どこが一番いいのだろう?」と悩みますよね。

銀行預金のようにどこで口座を作ろうが大して変わらないのならいいのですが、金融機関によって運用に係る経費や取り扱う商品(投資信託など)などが異なります。

iDeCoは原則60歳まで引き落としできず、定年退職するまでの長い付き合いになるので、しっかり比較してメリットを感じる金融機関を選びましょう!

 

オススメはネット証券になります。圧倒的に手数料が低いので、銀行窓口や保険会社から搾取される金額が少なく済むのが最大のポイントです。

総合力はSBI証券と楽天証券が今のところ一歩リードしているので、迷ったらどちらかを選ぶといいでしょう。

ちなみに、僕は楽天証券でiDeCo口座を開設して運用しています。後ほど説明しますが、め手は魅力的な投資信託がある点でした。

【STEP2】iDeCoの申し込み

銭太郎
銭太郎
金融機関が決まったら、さっそくiDeCoの申し込みをしよう!

iDeCo口座の申し込みをしたらすぐに運用を開始できるわけではありません。

個人差はありますが、順調に進んでもだいたい申し込みから2ヵ月くらいはかかると考えた方がいいですね。慌てることはありませんが、少しでも早く始めたいならダラダラせずにパパっと済ませましょう。

楽天証券を例にすると、以下の流れになります。

  1. 楽天証券に登録する。(HPから)
  2. iDeCoを申し込む。(HPから)
  3. 楽天証券から必要書類が届く。
  4. 職場の総務担当に『事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書』を提出し必要事項を記入してもらう。
  5. 楽天証券スマホアプリ『iSPEED』でマイナンバー登録を済ませておき、『個人型年金加入申出書』『事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書』に免許証のコピーを返信用封筒に入れて郵送する。
  6. 記録関連運営管理機関であるJIS&T(日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー株式会社)から口座開設のお知らせ(封筒)とインターネットパスワード(ハガキ)が届く。
記録関連運営管理機関とは、iDeCo加入者の残高などの記録管理・通知などを行う機関のことです。

このような流れでiDeCo口座が開設されるのですが、職場からの証明書が遅れるなど思うように進まないケースもあり、中には3ヵ月ほど時間がかかった人もいます。

また、金融機関に申し込みが殺到すると事務手続きが遅れてしまうので、金融機関を決めたら早めに行動した方がいいでしょう。

【STEP3】運用商品の選択

銭太郎
銭太郎
iDeCo口座が開設されたら、いよいよ運用開始だ!

時間の節約のため、書類を郵送してから口座開設までの間にどのような金融商品で運用するか検討しておきましょう。

iDeCoで運用する金融商品を大きく分けると『元本保証型』と『元本変動型』に絞ることができます。

元本保証型は定期預金をイメージしてください。運用成果よりも安全性を重視して、所得控除の恩恵のみを狙った積立投資になります。

一方、元本変動型は株式投資を行うイメージです。iDeCoでは個別株ではなく投資信託を選択することになりますが、株価が上がれば利益が出るシステムは同じです。

 

投資はリスクがあるから怖い

 

保守的な考えの方が多い日本人は、得をする期待よりも損する恐怖が先行しがち。投資信託で運用するのに尻込みする気持ちはわからなくもないです。

しかし、現在日本が置かれた立ち位置を考えると、インフレリスクにより定期預金ですら資産価値が下がる可能性はあります。元本保証型とは言え、100%安全という保障はどこにもありません。

銀行預金大好き日本人はインフレにより資産価値が下がることを認識するべき毎月の給与やボーナスをコツコツ銀行に納めているみなさま。 まさか「投資なんて損したら勿体ないから銀行預金が一番だよ」なんて考えてい...

このため、iDeCoのメリットである『運用益は非課税』を最大限に活かす戦略がオススメです。

せっかく運用益が非課税なのに、定期預金の枠で運用するのはかなり勿体ないです。定期預金をわざわざiDeCoでやる必要性は一ミリもありません。

また、債権は値動きが少ないためバランスよく株式と債券を組み合わせる手法もありますが、世界的に金利が低い時期に債権を保有するメリットはほとんどありません。

 

つまり、iDeCoでは株式中心の投資信託で運用することをオススメします。

 

株式は短期的に考えると値動き次第で価値が下がることもありますが、長期的には債権や定期預金よりも高リターンが期待できるので、強制的な長期投資で運用するiDeCoとの相性は抜群です。

運用期間が少ない40代後半以上の方はタイミング次第で損失が出るかもしれませんが、長期運用できる人は年利5%以上を狙った運用で複利効果を期待しましょう!

▼30歳から年利5%で積立投資したシュミレーションはこちらの記事を参考にしてください。

30歳のサラリーマンがiDeCoで老後資金の運用をシミュレーションしてみた僕は、30歳の年から老後資金をiDeCoで運用しています。 退職金を2,000万円と仮定すると、定年退職する60歳までに最低でも1...

なお、iDeCoの運用において、短期的な値下げで気分を落ち込むのは全く意味がないので、厳選した投資信託に決めたら損益を細かくチェックする必要はありません。

むしろ普段はiDeCoの存在を忘れて、確定申告のタイミングで年に一回確認するだけでもOKです。あからさまな損失や商品自体の欠陥がない限りは、投資信託はコロコロ変えない方がいいでしょう。

iDeCoを始める時のポイント
  • 長期間付き合う金融機関を厳選する
  • 運用期間に応じた商品選択

iDeCoで積立運用を始める際に重要になるのは、金融機関選びと積立商品選びの2つです。

スタートダッシュでつまずくと後から軌道修正するのが大変になるので、慌てずじっくり比較検討して自分に合ったiDeCo運用スタイルを確立しましょう。

 

個人的には、これからiDeCoに加入する20~40代には『楽天証券で楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の積立運用』を推奨しています。

楽天証券のおすすめポイント
  • 口座管理手数料が無料
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンドが魅力的
  • 問い合わせの対応が早い(サービスがいい)

僕自身も実際に運用しており、半年間で年率9%というハイペースで資産を増やせています。これが30年続けば元本432万円が約2,000万円まで雪だるま式に利益が出る計算になります。

もちろん、短期的な年率なのでこれがずっと続くとは限りません。株式市場は山あり谷ありを繰り返しているので、いつ下がり始めても不思議ではないです。

しかし、長期的にみればアメリカの経済成長は右肩上がりなため、米株の長期積立投資は期待リターンが高く安定感もあると判断しています。

これからiDeCoを始める方は、楽天証券の楽天VTIで長期積立を始め老後資金を賢く増やしていきましょう!

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