公務員の給料・貯蓄

公務員の資産運用にインデックス積立投資をオススメする3つの理由

資産運用を語るうえで、インデックス投資は外せません。

基本的に個別株やFXによる資産運用はインデックス投資のおまけみたいなもので、ポートフォリオの中心はどの世代もインデックスファンドで決まりです。

これまで銀行預金でしか貯蓄を増やしてこなかったけど「そろそろ資産運用を考えようと思っているけど何から始めたらいいかわからない…」と悩んでいる公務員にこそインデックス投資を実践してほしいところ。

この記事では、公務員にインデックス投資をオススメする3つの理由を解説していくので、投資初心者は参考にしてください。

インデックス投資は長期目線だと負けにくい

インデックス投資とは、各種指数(インデックス)に連動した運用成果を目指す投資信託による資産運用のことです。

よくニュースとかで、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、NYダウの数値が流れていますが、インデックスファンドとはこれらの指数に連動して値が動くようにできています。

各種指数は株価の平均値みたいなものなので、「インデックスファンドはその国の平均株価に連動して資産価値が上下する」という認識でOKです。

 

ちなみにインデックスファンドと比較される存在として『アクティブファンド』という種類の投資信託もあります。

アクティブファンドは、各種指数を上回る成果を上げることを目的とした投資信託です。専門家が独自の分析で売買のタイミングを判断して運用しています。

インデックスファンドよりも成果を上げるためにプロが運用するのだから、アクティブファンドの方が魅力的な気がしますが、実際にはインデックスファンドの方が投資家たちにリターンをもたらせているのが事実です。

 

アクティブファンドがインデックスファンドに負ける主な原因は、運営に係る手数料が高いからだと言われています。

インデックスファンドの手数料が年率0.18%前後に対して、アクティブファンドの手数料はなんと年率1.5%前後のものがほとんど!

このため、アクティブファンドが成果を上げても我々の資産から手数料が抜き取られてしまうので、インデックスファンドの方が高い運用成績を上げる確率が高くなるのです。

 

もちろん、インデックスファンドを上回るアクティブファンドもあります。全てのアクティブファンドがインデックスファンドに劣るわけではありません。

ただ、同じアクティブファンドが毎年インデックスファンドに勝てるかというと微妙なところ。

たとえ目利きに自信があっても、毎年よい成績を生むアクティブファンドに出会えるとは限らないので、大人しくインデックスファンドを選んだ方が資産が増える確率は上がるでしょう。

公務員とインデックス投資が相性抜群な3つの理由

インデックス投資のメリット
  • 投資初心者でも安心して始められる
  • 長期積立投資が基本だから株価が気にならない
  • 投資信託の分析が楽

投資初心者でも安心して始められる

これまで資産運用に無関心だった人が、いきなり投資の世界に飛び込むのは怖いですよね。たしかに投資は利益が出る一方で損失が出ることもあるので、リスクを理解したうえで始めなければいけません。

中には「投資を始めるにはそれなりの資金が必要だ」と考えている人もいますが、投資信託は少額でも購入することができます。

手取りの少ない20代からでも無理なく始めることができるのは大きなポイント。

お小遣い程度の予算でも始められるので、投資初心者にこそインデックス投資がオススメなのです。

毎月5千円からでも30年積み立てを続けることができれば、高級外車を余裕で購入できるくらいに成長するチャンスはありますよ!

 

また、投資信託は何十~何千もの銘柄で構成されているので、どこか一つの会社が倒産したり株価が大きく下落しても信託財産の価値がゼロになることはないです。

個別の会社ではなく経済そのものに投資をしているので、資本主義が崩壊しない限りは無価値になることはあり得ません。

明日起きたら資産が吹っ飛んだという可能性はほとんどないので、まだ『投資=危険』という概念が捨てきれない人は慣れるまでは投資信託を運用していくといいでしょう。

このことからも、インデックス投資が投資家デビューにはもってこいの資産運用方法と言えます。

投資初心者はいきなりFXや仮想通貨に手を出すのではなく、比較的価値が安定している投資信託がベストな選択なのです。

短期間での株価が気にならない

インデックス投資は、10年単位の長期保有による複利効果を狙った投資方法です。

最初は利益が少なくてヤキモキしますが、年々利息がさらなる利息を生むことで10~20年後には驚くような資産価値を保有する可能性があります。

このため、インデックス投資は『バイ&ホールド』と呼ばれるように、基本的には買った投資信託は何十年も売らずに保有していきます。

極端な話、ホールドしていることすら忘れてもいいくらい。

 

インデックス投資は短期での売買を前提にしていないので、日々の株価に一喜一憂することはありません。

チャートにしがみついて時間を消耗するくらいなら、趣味や家族との団らんを楽しみましょう。

常にスマホで株価をチェックする必要もないので、インデックス投資は始めた後はほとんどやることがないのが大きな特徴です。忙しい社会人でも安心して始めることができるというわけです。

ほとんどの証券会社では『自動積立サービス』があるので、一度設定してしまえば毎月同じ投資信託を一定の金額で購入してくれます。「投資がこんなに簡単でいいの?」ってくらい楽ちんです!

投資信託の分析が簡単

個別銘柄の株式投資においては、市場の流れを分析する『テクニカル分析』や企業の本質価値を分析する『ファンダメンタルズ分析』が欠かせません。

投資を始めたばかりの初心者がいきなり銘柄分析をするのはハードルが高すぎて、よほど投資に興味がなければすぐに心が折れて銀行預金の貯蓄に戻ってしまうのがオチです。

 

その点、インデックス投資は投資信託の目利きは素人でも簡単にできます。経済や投資の知識がなくても大丈夫!

そもそもインデックス投資は市場平均に連動しているので、同じ国の指数に連動している投資信託なら同じような動きをするため大きなズレは生まれません。

インデックスファンドで差が出るのは手数料。つまり、手数料が安いインデックスファンドを分析するだけで商品選定は終了です。

インデックスファンドの手数料は公表されているので、数の計算ができれば難しいことは何一つありません。投資初心者にも優しいのがインデックス投資の魅力の一つなのです。

投資上級者がインデックス投資に消極的な理由

インデックス投資は長期の資産運用と相性がいいと言われているとおり、FXや個別株の投資と比べるとすぐに大儲けができない仕組みになっています。複利の効果は10年くらい経たないと儲けた実感が沸きにくいです。

「100万円で1億稼いだ」とか「FXで毎月30万円の副業達成!」などのフレーズに負けそうになりますが、短期間で稼ぐためには『一攫千金のマグレを当てる』か『損失覚悟で短期トレードに没頭する』かの二択です。

運よく利益が出始めると「もっと短期間で稼ぎたい!」という欲が出てくるため、次第にインデックス投資に魅力を感じなくなってきて、よりリスクの大きい投資を実践したくなるものです。

 

また、インデックス投資は投資信託を毎月コツコツ購入するだけでいいので、投資に詳しい人にとっては物足りない運用方法とも言えます。

投資を始めた頃は知識も少ないので、手間のかからない運用方法に魅力を感じるものですが、様々な投資手法を学ぶに連れて「自分ならもっと効率的に資産が増やせるのでは?」という感情が芽生えてくるのが厄介なところ。

マニアックな投資をやる人が利益を出せるような錯覚に陥ってしまい、「インデックス投資は初心者がやるもの」と言って個別株の選定やFXの短期トレードに流れる人も珍しくありません。

 

こうした理由から、投資歴が長い人でも意外とインデックス投資を実践していない人は結構います。他の人とは違う投資をやっていることで優越感に浸ってしまい、『資産を効率よく増やす』という目的を見失っている人もいるくらい。

過去の歴史からも投資信託のバイ&ホールドは利益を生むことがわかっているはずなのに、下手に知識と経験を得てしまった結果、複雑な投資を追求してしまう個人投資家が後を絶ちません。

もちろん、自分なりの投資戦略を信じて突き進むことを否定する気はないですが、ベテラン投資家の言うことが全て正しいとは限らないことを覚えておきましょう。

インデックス投資もリスクのある投資方法ですが、長期的な資産運用を考えた時は最適な投資手段の一つであることは揺るがない事実なのです。

インデックス投資をやるならiDeCoを優先する

投資信託で資産運用するにあたっては、運用益が非課税となる『iDeCo』と『つみたてNISA』をとことん利用しましょう。

資産運用はiDeCoとつみたてNISAだけで十分と言っても過言ではないので、まずは二つの制度の理解に努めましょう。

 

特にiDeCoをやらない手はありません!

 

会社員や公務員は年間の上限がありますが、10年以上の時間があればインデックス投資で利益を出すチャンスは広がります。

30歳から年率5%で運用できたら元本の2倍以上の結果になったので、退職金や年金に大きな期待ができない公務員こそ優先的にiDeCoを活用して老後に備えましょう!

【iDeCo】公務員が30歳からの老後資金運用をシミュレーションしてみた僕は、30歳の年から老後資金をiDeCoで運用しています。 退職金を2,000万円と仮定すると、定年退職する60歳までに最低でも1...

iDeCoは原則60歳になるまで引き出すことができないので、バイ&ホールド戦法のインデックス投資と相性が抜群です。

また、掛金は所得控除の対象になるので、毎年の年末調整時に申請するだけで所得税と住民税の負担が軽減される強烈なメリットもあります。

年収600万円であれば年間3万円ほどの節税になるので、実質の掛金額も少なく済みます。毎月ちょっと節約しただけで達成できる数値になるはずです。

 

ただ、これほどの優遇措置があるにも関わらず加入率は少ないのが現状です。これはiDeCoに魅力を感じない人が多いわけではありません。

日本人は投資について自ら情報収集する能力に欠けるところがあるので、単純に資産運用に興味がないかiDeCoの中身を知らないだけです。

「iDeCo?聞いたことはあるけど…」と大半の人は行動に移すことをしません。

 

  • 退職金がどんどん減っていく…
  • 年金制度が将来なくなるかもしれない…

 

これからの時代、老後資金は自ら運用しなければいけない時代になりました。

政府がiDeCoを推奨する背景には「国に頼らないで自分のお金は自分で管理してね!」という本音が隠されています。

今こそ、時間を味方につけたインデックス投資を始める時がきたのです!

iDeCo(イデコ)にすら加入しない公務員の老後はお先真っ暗になるかもしれないこのご時世、老後の暮らしが約束されている時代ではありません。 危機感を抱き、定期預金でコツコツ貯蓄を増やしている方もいますね。確か...