公務員試験

【公務員試験対策】面接カードの書き方と重要性を元県職員が解説する

元公務員のとむです。

地方上級試験では、筆記試験合格後から二次試験までの間に面接カードが送られてくるかと思いますが、この時点で面接試験が始まっていると思ってください。

それくらい面接カードは重要なので、適当に書いて提出してはいけません。

本記事では、面接カードの正しい書き方について元県職員が解説していきます。

面接カードはかなり重要

基本的に個別面接試験は、面接カードをもとに質問されるので、提出した面接カードに記載されていることと異なることを本番で話してしまうと、支離滅裂な内容になってしまいます。

面接官は事前にあなたの面接カードを確認しており、ある程度の人物像を想像しているので、そこに大きなギャップがあると発言に説得力がなくなるということです。

このため、面接カードに記載する内容はとても重要なのです。各項目が面接で聞かれることだと想像しながら丁寧に考えていきましょう。

 

ただ、面接カードが重要なのは事実ですが、必要以上に恐れることはありません。

ほとんどの受験生は何の対策もせずに思いのまま面接カードを書いているのが現状なので、この記事に辿り着いた時点であなたは心配ないです。

正しい書き方を学び、自分の言葉で書けば、面接試験など怖くなんかないですよ。

面接カードの正しい書き方

「面接カードって何を書けばいいかわからない」と不安になる人もいるでしょうが、正しい書き方を理解さえすれば、それほど難しくはありません。

基本的な文章構成は以下のとおりです。

  1. 結論
  2. 具体例
  3. 具体例を通して何を得たか(活かせるか)

起承転結の構成では、結論を最後に書くのが一般的ですが、面接試験においては結論を先にした方がいいです。

これを前提に、各設問ごとの内容を吟味していきましょう。

志望動機

志望動機や自治体に入庁したらやってみたい仕事などの項目は面接カードの定番です。

面接本番でもほぼ確実に質問されるので、しっかり内容を固める必要があります。

よくありがちな「住民のために貢献したい」「地域の発展に協力したい」など抽象的な理由では心もとないので、より具体的な内容に整理しましょう。

志望動機については、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はこちらを参考にしてください。

【面接対策】公務員の志望動機を具体的に作る方法を元県職員が伝授する元県職員のとむです。 公務員の志望動機って悩みますよね。 志望動機は面接試験で聞かれることが多いですが、本音を言えばいいわけ...

趣味・特技

趣味や特技に関しては、本当に自分が好きでやっていることを書いて大丈夫です。

この部分はそこまで神経質にならなくていいので、子供の頃から続けていることや、大学時代にハマったことなど素直に伝えましょう。

ただし、パチンコや競馬、麻雀などギャンブルを想像させるのはタブーなので避けた方が無難です。

また、これといった趣味がない人は、旅行や読書など誰でもそれなりのエピソードがあるテーマを選ぶといいでしょう。

学校での活動

学業や部活動など、学校生活で特に自分が頑張った内容についての設問で、職歴のある人は仕事内容を記載することもあります。

このテーマでは、最初はできない苦手なことを工夫や努力で乗り越えたという流れにもっていくのが定番です。

定番な内容だけに、あなたが経験したエピソードが求められるので、小さな達成でも構いませんが、具体的な内容にしないと他の受験生との差別化ができなくなる点は注意しましょう。

 

できれば登場人物が自分だけでなく、仲間と協力して頑張ったという話のほうが、さりげなく協調性をアピールできるため面接官ウケはよくなります。

また、面接官が見るのは、実績ではなく困難をどう乗り越えたかの過程です。

作り話は面接時に見抜かれるため、過去を振り返った事実を自分の言葉で記載することをオススメします。

長所・短所

長所は、自分の強みを仕事にどう活かせるかを意識することがポイントです。

ほとんどの長所は仕事に結びつけることができるので安心してください。

例えば、長所が協調性があることだったら、「公務員の仕事は多くの人と関わるので、自分の長所を活かして業務をスムーズに遂行させることができます。」とか言えますね。

 

短所は、必ず対処法をセットで考えてください。

例えば、頼まれたら断れない性格が短所だったら、「スケジュール管理を早めに行い、自分で対応できないことは、一人で抱え込まないで仲間に相談するようにして対処している。」と自分の短所と上手に付き合えていることをアピールしましょう。

注意点としては、「責任感がない」「消極的でやる気がない」など人格に問題があるような表現はなるべく使わない方がいいです。

【公務員の面接対策】長所を簡単に分析する方法を元県職員が伝授する元県職員のとむです。 公務員の面接試験でも長所と短所はよく聞かれますが、短所はすぐに思い浮かんでも長所がなかなか出てこなくて悩んで...

ボランティア経験はそれほど効果的ではない

就活のためにボランティア活動をする人もいますが、正直言ってそれほど効果的ではありません。

『ボランティア=高評価』という時代でもないので、無理に興味のない活動に参加する必要はないです。

僕自身、自分から積極的にボランティア活動をした経験はないですが、それども公務員になれたので、エピソード作りのためのボランティアは時間対効率が悪いと考えます。

 

また、既にボランティア経験のある人でも、それを武器に面接を乗り越えようとするのはリスクがあります。

「僕はボランティア活動によく参加するんですよ。偉いでしょ。」みたいなスタンスでいると、面接官から容赦のない質問攻めを喰らうでしょう。

面接カードや本番でボランティアに触れる場合は、「なぜ、その活動に参加したのか?」「参加して何がどう変わったか?」など具体的な内容整理が必須になります。

面接のためのボランティアという不純な動機では、すぐに面接官に見抜かれて逆に低評価を受けることも考えられるので、付け焼き刃のボランティアには細心の注意を払ってください。

まとめ

  • 面接カードは面接試験の一部である
  • 面接カードの正しい書き方を覚えれば怖くはない

面接カードの書き方一つで、面接試験を優位にできたり不利になったりします。

何も考えずにありのままを書いてしまうと自分の首を絞めることにもなるため、きちんと戦略を立てて正しい書き方をマスターしましょう。

 

既に面接試験は始まっているんだと自覚をもって、自分のことを全く知らない人が読んだ時にどういう印象を受けるか、客観的な視点で想像することが大切です。

 

当たり前ですが、いきなり紙に書くのではなく、パソコンなどで下書きをしましょう。

主語が曖昧になっていないか、意味がちゃんと伝わるかなど最低限の文章力は必須です。

また、文字数が少なすぎると「やる気がない」「志望度が低い」と思われる可能性が高いので、なるべく1行も隙間を空けない方がいいです。

何はともあれ、まずは自分の経験を整理するところから始めましょう。

 

▼当ブログの公務員試験対策をまとめた記事はこちら

【公務員試験対策まとめ】筆記・面接に役立つ記事を元県職員がピックアップ元公務員のとむです。 本記事は、公務員試験対策に役立つ記事をまとめています。 公務員試験はやみくもに勉強しても簡単に受かるも...