公務員試験

公務員の面接試験で落ちる人に共通する10の特徴を元県職員が紹介する

元公務員のとむです。

公務員の面接試験においては、最低評価を受けないことが極めて重要です。

このため、高得点を狙いにいってもいいですが、「この人を入庁させたくないな」と思わせない対策も必要になってきます。

本記事では、公務員の面接試験で落ちる人の特徴を紹介していくので、自己分析や第三者の指摘などで当てはまる部分については見直していきましょう。

公務員の面接試験で落ちる人の10の特徴

  • コミュニケーション能力に問題がある
  • 質問と回答がズレまくる
  • 話がやたらと長い
  • 個人主義の傾向が強い
  • 価値観が極端すぎる
  • 上から目線で偉そう
  • 抽象的な話しかできない
  • 作り話で誤魔化そうとする
  • 面接官の意見を受け入れない
  • 受験する自治体に無知すぎる

コミュニケーション能力に問題がある

面接試験を評価するのは人なので、コミュニケーション能力が著しく低い人や、態度が悪すぎる人は、当然ながら嫌われます。

試験会場に入室した時から退出するまでの印象が悪いだけで、話の内容も悪い方に解釈されやすくなり、自分自身で面接試験を難しくしてしまうのです。

 

身だしなみはもちろんのこと、話し方や言葉遣い、相手の目を見て話すなど、コミュニケーション全般に気を配りましょう。

自分ではできているつもりでも、客観的に見たら問題があることもあるので、第三者からの意見も参考にしたほうがいいです。

質問と回答がズレまくる

面接官から聞かれた質問に対する回答が的外れすぎる人も落ちやすいです。

面接は聞かれたことだけを答えればいいのですが、話を脱線させたり、聞かれてもいないエピソードを話して満足する自分大好き人間は面接官から嫌われます。

面接官は質問をする際は、ある程度「こういう答えが返ってくる」と想定しているので、1度まだしも2度3度ズレた回答をしてしまうと話になりません。

 

ちゃんと人の話を聞いて、「この人は何を期待して質問をしているのか?」と冷静に判断できる能力が必要になります。

自己PRをしたい気持ちはわかりますが、面接官が求める内容に沿って進めていければ、必ず機会を与えられるので焦らず対応しましょう。

面接も言葉のキャッチボールの一環ですよ。

話がやたらと長い

面接は長く話せば高得点を貰えるわけではありません。

ダラダラとまとまりのない話を聞かされても印象は良くならないので、1つの質問で1分以内の回答を心掛けるようにしましょう。

 

30代の転職のように、これまでの実績が採用に影響を与える面接ならまだしも、公務員の面接レベルでは面接官も多くを期待しません。

自分の考え、それに基づく経験を簡潔にまとめるだけで十分合格できるので、情報を詰め込み過ぎて何を言っているのか自分でもわからない状況にだけならないようにしましょう。

個人主義の傾向が強い

公務員の仕事は、常に誰かと関りを持ちながら進めていきます。

民間企業のように結果を出せばOKというものではなく、保守的で輪を乱さないことを重んじる組織のため個人主義者は肌に合わない世界です。

 

一人で全ての作業を終わらせる人は優秀ですが、公務員面接では「協調性に欠ける」と判断される可能性があります。

エピソードを話す際は、仲間意識が高いことも自然に取り入れることが大切で、登場人物が自分だけしかいない話には気をつけた方がいいでしょう。

価値観が極端すぎる

公務員面接では、政治や環境問題、社会時事など、話題となった内容に対する意見を求められることがあります。

その際、あまりにも極端な意見を主張してしまう人は落ちやすいです。保守的な公務員を想像すると何となくわかるかと思います。

 

例えば、原発事故により世間では脱原発の動きも見られますが、「彼らの意見は間違っている。原発は必要だ。」と一方的に否定するのは危険です。

本音はどうあれ、自分と違う価値観を真っ向から否定するのは公務員面接ではタブーなので、反対意見の価値観も尊重したうえで自分の考えを述べるようにしましょう。

上から目線で偉そう

自分ではそんなつもりがなくても、人を見下したり偉そうな態度を取ってしまい目上の人に嫌われるタイプが一定数います。

八方美人になれとは言いませんが、不快感を与える話し方だったり、どこか世間や公務員を舐めたような言動は改めなければいけません。

 

面接官は40~50代のステレオタイプがほとんどで、上下関係には厳しい人達が多いです。

出る杭は打たれるではないですが、生意気な人はそれだけで損してしまいます。

特に大学生なんかは、オジサンやオバサンと接する機会が少ないので、日頃からできるだけ親世代ともコミュニケーションを取ることが重要です。

抽象的な話しかできない

志望動機や自己PR、長所など聞かれる際、必ずエピソードを交えて仕上げなければいけません。

しかし、受験生の中にはネットから拾ってきたような抽象的な話をする人がいます。

表面的な内容はありきたりで、面接官も聞き飽きてしまっているものばかり。模範的な言葉を並べるだけでは説得力に欠けます。

これでは面接官の印象は良くなりません。付け焼き刃のエピソードを見抜かれて、低評価を喰らうことが想像できます。

別に大それたことを話す必要はありません。あなたの具体的な経験や考えを言わなければ、面接官には何も伝わらないと思ってください。

作り話で誤魔化そうとする

予期せぬ質問を聞かれた際、焦って作り話でその場を凌ごうとする受験生がいますが、これは逆効果なので絶対にやめましょう。

嘘をつくという行為は、公務員ならず人間としての評価を大きく下げるものです。

「仕事でミスしても隠す人」という印象を持たれたらおしまいですよ。

 

「バレなきゃ大丈夫!」と考えるのは浅はかで、嘘で塗り固めた内容は、話し方や目の動きなどからすぐバレます。

日頃から訓練を受けなければ、嘘は面接官に見抜かれると思ってください。

面接官はこれまで仕事上で色々な人と接してきているため、あなたとは経験値がまるで違いますからね。

面接官の意見を受け入れない

面接官は受験生の敵ではありません。

それなのに、面接官の意見に対して食ってかかり論破しようとする受験生がいます。

これでは協調性がまるでありません。自分の意見を主張するだけの人は、公務員に合わないです。

 

どんなに納得できなくても、面接官の意見は受け入れてください。

世の中、理不尽なことはたくさんあるので、合格したいならグッと堪える忍耐力も必要です。

意見を聞いたうえで、「確かにそのような考えもあります。それに対して自分はこう考えます。」と様々な角度から物事を捉えられることをアピールしましょう。

受験する自治体に無知すぎる

自分が就職しようとしている自治体を調べないまま面接に臨むのは危険です。

民間企業では企業研究は当たり前ですが、公務員になると筆記試験にばかり集中して、肝心の自治体研究を怠る受験生が少なからずいます。

県職員であれば、国家公務員や市役所ではなく県職員を選んだ理由や、たとえ地元であってもその自治体を選んだ理由について整理することが大切です。

 

このため、面接試験前には、自分が受験する自治体の基本的な情報収集は不可欠です。

自治体が力を入れている施策やその自治体の強みや弱みなどを把握し、志望動機などに取り入れると説得力が増します。

そこまで深堀りする必要はないですが、ホームページに記載されている表面的な部分くらいは押さえておきましょう。

模擬面接で自分の弱点を認識しよう

ここまで面接試験で落ちる人の特徴について解説してきましたが、残念ながら落ちる特徴を持っている人のほとんどに自覚がありません。

第三者からの意見で初めて気づくパターンが多いため、面接対策を一人で行うのは危険です。客観的な意見はとても貴重だと思ってください。

いくら面接本を熟読しても、自分自身の問題点を把握できていなければ何の意味を成しませんからね。

 

自分の課題を浮き彫りにするには、やはり模擬面接を受講するのが一番です。

公務員試験に特化した予備校の模擬面接がより効果的ですが、何もしないくらいなら大学の面接指導やハローワーク実施の面接対策などでも構いません。

面接試験は頭で考えるのではなく、行動することでしか実力をつけることができないので、面接本を1冊読んだらさっさと模擬面接で繰り返し練習しましょう。

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まとめ

  • 面接対策は高得点を狙うより落ちる特徴を見直すことが大事
  • 落ちる特徴を持っていることは自分では気づきにくい
  • 模擬面接を通じて、落ちる特徴を認識して見直す努力が大切

今回紹介した面接で落ちる受験生の特徴は、本番までには見直したいところです。

面接試験は総合評価なので、いくら話が上手でも印象が悪い人物像では合格からは遠ざかってしまいます。

人間だれしも欠点はあるもので、それを受け入れて見直す素直さがあるかないかの差が合否を分けることもあるのです。

プライドが邪魔して、自分の欠点に気がつかない受験生には、厳しい道が待っていることは間違いありません。

 

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