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投資本を10冊以上読んでわかった超重要な6つの共通点を紹介する

30代から資産運用について考えるようになってから、投資関連の書物を読み漁る日々を過ごしています。

これまで「投資は身を亡ぼす!」という先入観があったのですが、知識が増えるにつれ「逆に銀行預金だけの方が危険では?」と考えるようになったので、投資を始めようか考えているなら最低限の勉強は必要です。

10冊以上も投資本を読んでいると、「この発想はこないだ読んだやつと同じだ!」という発見としばしば遭遇することがあります。

どの本にも共通している内容というのは、投資の基本であり、投資で損をしないために重要な部分だと言えます。ここを疎かにすると資産が減る可能性が高まるでしょう。

そこで、投資素人の僕がメジャーな投資本を読みまくって気がついた6つの共通点を紹介していきます。これから投資を始める人に役立つ考えが詰まっているので参考にしてください。

投資本で共通する資産運用で大切な6つの考え方

投資本でよく見かける共通点
  • 過去の歴史から株価は長期的には上昇する
  • 資産運用は複利効果を味方につけるべし
  • 市場を完璧に読むことは不可能
  • 目先の利益を追いかけるとリスクの沼にハマる
  • iDeCoは積極的に活用するべし
  • 投資は余剰資金でやる

株価は長期的には上昇する

「株は値動きが激しいから怖くて手が出せない」と考えている人は多いです。

僕自身も株はお金持ちか頭のいい人がやるものだと思っていて、自分が株を買っても損するのがオチだと見切りをつけていた時がありました。

ただ、投資の勉強をしたら「株ってそこまでビビるもんでもないな」と考えが180度変わり、今では投資信託の積立投資を始めています。慣れてきたら個別株の投資にもチャレンジしたいですね。

 

僕が株に対して怖さを感じなくなった大きな理由は、株価指数のチャートを見ると上下動を繰り返しながらも10年、20年、30年と時間の経過と共に株価がグングン上がっていたからです。

特にアメリカの株価指数として有名な『NYダウ』は右肩上がりを持続しています。

(世界経済のネタ帳より)

1995年以降の伸びは目を見張るものがありますね。2008年のリーマンショックで急激に株価が落ちましたが、長期的に見れば株価は上昇し続けていることがわかります。

このことから、株価指数に連動した投資信託をコツコツ購入していけば、「短期的には含み損が出るかもしれないけど長期的には資産が増えるだろう」と過去の歴史から導くことができます。

もちろん個別株でも銘柄数を調整すれば分散投資が可能になるため、バイ&ホールド戦法で資産を増やせるチャンスはあります。

ただ、投資初心者にとっては個別株の分析は少々難しく感じてしまうため、まずは投資信託で慣れてから挑戦した方がいいでしょう。

日本経済に関しては、バブル崩壊後の20年間を「失われた20年」と呼ばれているとおり低迷しています。近年は回復の兆しが見られますが、今後の日本経済に集中投資する手法は個人的にはオススメできません。

資産運用は複利効果を味方につけるべし

過去の歴史から株価は長期的には上昇傾向にあるので、短期間の利益を求めなければ資産運用は失敗しにくいことがわかりました。

さらに、長期間の資産運用は『複利効果』によりドンドン利益が膨らむので、少額の投資でも時間をかければ大きな成果を上げることが可能になります。

複利効果とは、利息を元本に再投資することで雪だるま式に資産が増えることを言います。

アインシュタインに「複利効果は人類最大の発明」だと言わしめたほどの数学理論で、個人投資家の資産運用では複利効果を味方につけることが重要です。

長期的な株価上昇と複利効果の相性は抜群なので、20〜30年後を見据えた投資戦略が近年の主流になっています。今すぐ億万長者になることはできませんが、ゆっくり時間をかければ凡人でも達成できる可能性が生まれるのです。

積立投資による複利効果は10年以降から一気に加速するため、最初の10年間は種まき期間だと思いましょう。いかに株価の動きを無視してコツコツ積み立てられるかが鍵を握っています。

市場を完璧に読むことは不可能

投資の勉強をするのは良いことですが、実力と結果が比例するとは限らないのが投資の世界です。20年前に購入した株を放置していた方がプロが運用したよりも儲かるなんて話もあり得ます。

つまり、知識量が豊富であっても市場の相場を完璧に読むことはできないのです。

「自分は経済や投資に詳しいから絶対儲けることができる!」と過信していると酷い目に合うかもしれません。

『株式は安値で買って高値で売れば儲かる』こんな単純な仕組みにも関わらず、多くの投資家が損失を出している事実から目を背けることはできません。

プロの投資家であっても市場平均に勝つことが難しいのに、軽く投資の勉強をした素人が勝ち続けることは困難極まりないのが現実です。

マグレで一発大当たりをして億万長者になった人の話を鵜呑みにせず、そして「市場に勝つ!」など大それた投資方法に飛びつかず、常に誠実に市場に接する心構えが大切なのです。

目先の利益を追いかけるとリスクの沼にハマる

一度、投資で利益を出すと「このまま利益が出続ける」と錯覚しがちです。こうしてポジティブな情報しか耳に入らなくなり、脳が欲望に占拠されることもしばしばあります。

感情に流されて売買タイミングを決めるなど、目先の利益に目がくらんだ投資家の失敗例は反面教師にしなくてはいけません。

自分は大丈夫だと思っていても、いざ市場に参入すると不思議と過ちを犯してしまうのが怖いところ。

僕の悪い癖として、200円のお菓子は躊躇するくせに投資になると財布の紐が緩くなりがちな部分があります。

投資はどこかしらバーチャル感覚に陥りやすく金銭感覚が鈍ることがあるので、常に自分のお金だと言うことを頭に入れておくことを心掛けています。

 

また、心が大きくなると知らず知らずのうちに許容範囲を超えたリスクを取っていることも少なくありません。

資産運用においては、調子がいい時こそ最悪の結果をシミュレーションする冷静な判断が求められます。

予め「暴落したらこう対処する」と決めておくだけで、本当に暴落した時に感情に流されない投資判断ができるものです。

 

リスク管理は投資の肝

 

年に1度くらいは自分のポートフォリオを見直して、「ハイリスクな投資が中心になっていないか」「最悪な事態になった時に自分は耐えられるか」など分析しましょう。

「絶対に損失を出したくない」という人と「短期間なら損失が出ても大丈夫」という人ではリスク許容レベルが異なるので、どの世代でもポートフォリオに正解はありません。

独身のうちなら株式100%でも悪くないかと思いますが、結婚して家族を持つとそうもいかなくなるはず。

ポートフォリオの構成に悩んだら、年金の運用を任されている『年金積立金管理運用独立行政法人』を参考にするといいでしょう。

日本国民の年金資産を預かっているわけなので、大きな損失を出すわけにはいきません。

このため、過度なリスクを取りたくない方にとっては年金運用のポートフォリオは役立つはずです。

個人的には債権の割合が高いと感じてしまうので、株式の割合を高めに設定して運用しています。

僕は「損失が出たらそれはそれでしょうがない」という気持ちで資産運用をしているので、「1円たりとも損失を出したくない」という考えの人は真似しちゃダメですよ!

iDeCoは積極的に活用するべし

iDeCoとは個人で運用する年金のこと。国が管理する年金を『公的年金』と呼ぶなら、iDeCoは『私的年金』と言えるでしょう。

iDeCoは将来受け取る公的年金だけでは生活が不安な人だけでなく、サラリーマンや公務員など働く全ての人にオススメできる数少ない優良制度です。

多くの投資本でiDeCoを推奨している理由は、2つの優遇措置にあります。

  • 掛金が所得控除の対象
  • 運用益が非課税

運用利益の非課税はNISAにもあるので騒ぐことではないですが、掛金が所得控除の対象になる部分はiDeCo特有のもので強烈なインパクトがあります。

掛金の額や年収によって節税効果はまちまちですが、掛金の上限額が少ない公務員でも30年間で約100万円程度の税負担が減る計算になるので、ローリスクで利益を得たいならこれを使わない手はありません。

「iDeCoの受け取り時に税金がかかるから所得控除は意味がない!」という声もありますが、受け取り方法に気をつければ所得控除のプラス面が有利になります。

 

また、iDeCoは原則60歳まで受け取ることができないので、長期運用との相性が抜群です。

インデックスファンドで20年以上積立投資ができれば、元本の2倍以上の資産を作ることも可能。

途中で引き落としできない点は一見デメリットに思えますが、強制力があることは個人投資家にはありがたいことです。

暴落している相場の時はどうしても売りたい気持ちが強くなるので、売れない強制力がプラスに働くと考えましょう。

 

多くの投資本で語られているとおり、iDeCoに関しては「やった方がいい」と断言できるほど優れた制度で、僕自身も30歳から投資信託を買い付けコツコツ運用中です。

掛金額と金融商品を決めさえすれば、あとは年末調整で所得控除を申請するだけ。楽ちん投資スタイルなので、面倒くさいことが苦手な方でも大丈夫です!

iDeCo(イデコ)にすら加入しない公務員の老後はお先真っ暗になるかもしれないこのご時世、老後の暮らしが約束されている時代ではありません。 危機感を抱き、定期預金でコツコツ貯蓄を増やしている方もいますね。確か...

iDeCoで運用するのは老後資金なので、数年以内にアーリーリタイアを目指す人には関係のない制度だと言えます。

投資は余剰資金でやる

投資はイバラの道。

資産がゼロになる可能性はほとんどないですが、投資額の半分を一瞬で失った人もいますし、いつ大暴落が発生するかなんてわかりません。

必ず利益が出るなら全財産を投資に使えますが、損失が出る可能性がある以上は現金預金とのバランスを考えなくてはいけません。

 

全てが自己責任

 

余剰資金の考えは人それぞれで、独身や既婚者など生活スタイルにより設定は変わってきます。

個人的には独身のうちは300万ほど現金預金があれば十分だと考えているので、僕の場合は給与から生活費を差し引いた額の8割程度を投資に回しています。

正直、リスク許容範囲が広く現金より金融商品の割合が高いので、心配性の方は真似しない方がいいでしょう。

僕も結婚したら考えが変わると思うので、このままのスタンスを貫く気はさらさらありません。

また、今のところはローリスクの投資にガンガン資金を流していますが、短期間での期待リターンをより追求するなら投資額をかなり減らすと思います。

 

今現在、銀行預金が100万円未満であれば月の投資額を2万円程度に抑えて、まずは生活資金を確保することを優先するべきです。

生活するのが苦しくなっては元も子もないですから。

いざ自分が投資を始めて実感しましたが、現金預金があることはかなり心の安定に繋がっています。

たとえ投資で損をしてもすぐに生活が苦しくなることはない、この安心感のおかげでで含み損が出た時も血の気が引かずに済みます。

多くの人にとって、投資は資産を増やすのがゴールではなく自分の生活を豊かにするのが最終目的です。

成功しなければ貧乏まっしぐらになるような運用は投資ではなくギャンブルや投機のジャンルになるのでオススメできません。

投資初心者に伝えたい重要項目
  • 過去の歴史から株価は長期的には上昇する
  • 資産運用は複利効果を味方につけるべし
  • 市場を完璧に読むことは不可能
  • 目先の利益を追いかけるとリスクの沼にハマる
  • iDeCoは積極的に活用するべし
  • 投資は余剰資金でやる

以上6つの共通点は投資を始める上で重要な考え方になります。

心構え一つで資産運用の選択肢が広がるので、市場が冷え込んでいる時にこそこれらの考え方が役立つはずです。

投資で大事なのはテクニックよりメンタルなのではないかと素人ながらに実感しているところ。

投資で失敗する人はミスを犯すタイプなので、正しい思考と冷静な判断力が備われば長期的に利益を出す確率は上がります。

僕自身まだまだ未熟な投資家ではありますが、初心を忘れずこれらの基本的な考え方を見失わずにいれば、10年後、20年後、30年後になるにつれ効率よく資産を増せると信じています。

心と生活を豊かにすることで、人生100年時代を生き抜いていきましょう!

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