公務員の実情

公務員は民間企業に比べて休日と有給休暇が多いのは事実だ

公務員は民間企業より休日が多い

こんな話よく聞きますよね。

確かに地方の中小企業では土日勤務は当たり前、月8日しか休みがない方もいるので、公務員は休日が多いというのはあながち間違いではないです。

僕自身、民間企業で働いていた時と比べて所定勤務時間はかなり減りましたし、夏休みとか年末年始休みも取得できるため旅行の計画とかも立てやすくなりました。

大手民間企業と比べると同レベルですが、中小企業がほとんどの地方では恵まれている環境であることは間違いありません。

公務員でも土日勤務している人もいる

土日はのんびり過ごしているイメージのある公務員ですが、中には土日も働いている方もいます。

  • 観光部署…土日のイベントにひっぱりだこ
  • 激務部署…平日だけでは仕事が終わらずやむを得ず土日も勤務
  • 博物館…営業日の土曜日も勤務

パッと思いつくのはこんな勤務先に配属された方々です。

やはり人事課・財政課をはじめとした激務部署の職員は、繁忙期に土日も休まず働いている印象が強いです。

特に予算編成時期の秋以降に休日の夜に役所の前を通ると、部屋の灯りが煌々と点灯している様子を確認できます。

こうした事実を突きつけられると、公務員は配属された部署次第では休日が大幅に減ることを覚悟しないといけないと実感します。

 

優秀な人ほど休日は少ない

 

これが公務員のリアルな姿です。

それでも働いた分は給与に反映されるのだから、地方の中小企業と比べるとマシかと思います。

まぁ、相当評価されない限りは激務の部署で働くことはないので、ほとんどの公務員は休日を謳歌できると考えていいでしょう。

財政難の自治体では残業代を予算化しているところもあり、働いた分きっちり残業代に繋がらないケースも考えられます。

公務員は民間企業より有給休暇取得率が高い

僕が民間企業で働いていた時は、かなり具合が悪い時くらいしか有給休暇を取得できませんでした。

パワハラがあったわけではありませんが、周りの先輩社員は誰も休んでいないので暗黙の了解で「有給は最終手段」と思うようになってました。社畜精神が植え付けられていたのでしょう。

しかし、公務員になってからは自分の都合で有給休暇が取れます。忙しくない時期だから休むとかもアリなんです。

もちろん忙しい部署に配属になったら有給休暇が取りにくくなるのは事実です。よほどの強者でない限り、周りが休まないのに自分が休みまくることはできないでしょう。

それでも、平均的な公務員の有給取得率は民間企業に比べて高いのは間違いないです。僕もなんだかんだで月1日は有給を取っていますから。

 

さらに公務員の有給休暇は時間単位で取得できるので、1時間早く帰ったり、午前中に病院や手続き関係を済ませてから出勤することも可能です。

民間企業で働いていた時は「平日働いているから役所の手続きできないよ!」と困っていましたが、公務員になってからは時間休をフル活用して対応できています。

民間企業でも時間休の取得が可能な会社もありますが、同僚の目もありなかなか活用できていないのが現実です。制度上可能であっても、活用できるかは別問題ですから。

夏休みの待遇は特権レベル

首都圏の大企業では夏休みを与える会社が多いと思いますが、地方の会社で働く友人に話を聞くと「夏休みなんて言葉、学生以来だわ…」と嘆かれました。

お盆休みを設定している会社もありますが、サービス業ともなると特別休暇を取得できない人が大多数です。

 

その点、公務員は夏休みが5日程度取得できます。

 

しかも、7月~9月の間で自由に取れるので、1週間まるまる夏休みを使って海外旅行を楽しむ人も珍しくありません。

暇な部署だと有給も合わせることもできるので、特に用事がなくても休日を取得している人はたくさんいます。

忙しい部署でも夏休みの取得はほぼ100%です。よっぽどじゃない限りは強制的に夏休みを取得させられます。

というのも、夏休みを取得させないと人事課に目を付けられるため、上司としても部下には夏休みを取得してほしいからです。

 

ちなみに、有給休暇を堪能している間の自分の業務は同僚がやってくれる・・・ことはありません。公務員に真の意味の協調性はないですから。

公務員は分業スタイルが基本なので、どうしても期限が間に合わない仕事以外は自分で管理しなくてはなりません。

このため、長期休暇明けには資料や付箋が大量に机に上げられています。未読メールも何十件と溜まるので、長期休暇明けの仕事はメールや電話対応に追われます。

休日を重視するなら公務員は悪くない

公務員の休日
  • 基本的にはカレンダーどおりの休日
  • 有給休暇は取得しやすい(年間10日程度)
  • 夏休みは5日間自由に取得できる

民間企業で働いていた時と比べて、公務員はめちゃくちゃ休んでいる実感があります。

民間時代は朝起きて具合が悪かったら休めるのが当たり前じゃなかった環境だったので、公務員になってからの振れ幅がかなり大きかったです。

今後も働き方改革の推進により、さらに休みを気軽に取れる環境が整うため「休日を大事にしたい」「やりがいより休日」という考えをお持ちなら公務員は合うかと思います。

 

また、子供が体調不良になったりした場合も、周りは協力的なのですぐに帰ることができます。

公務員は既婚者が多いので、子供に関しては「お互い様」の考えを持っている人が大多数ですから。

子育て中の女性にとっては、公務員という環境は大手企業以上に働きやすいと感じるはずです。もちろん、周囲に感謝の気持ちを持たなければ陰口を叩かれますけど。

 

今回は公務員の休日について話してきましたが、民間企業と公務員の両方を経験している僕から見ると圧倒的に公務員の休日待遇はいいです。

休日のためだけに仕事を選ぶのはどうかと思いますが、地方の中小企業と比べると公務員の休日が多い事実は確かなことです。

公務員はワークライフバランスのいい職場が多いので、「公務員は休みが多くてズルい!」という意見はあながち間違ってはいないと言えるでしょう。