公務員試験

元公務員が面接試験の極意を暴露!合格確実のポイントを解説する

どうも、元県職員のアツシです。

公務員の面接試験って何をどう対策したらいいかわからない…

筆記試験の勉強は得意でも面接が苦手って人、受験生にはめちゃくちゃ多いです。

でも安心してください。

民間と比べると公務員試験の面接は簡単なので、事前準備を万全にして望めば落ちることはありません。

むしろ、近年の公務員試験は人物重視の傾向が強くなっているので、一次試験で足切りギリギリの人にとっては挽回のチャンスと言えます。

今の時代、面接を制する者が公務員試験を制するのだ!

ただ、筆記試験と違って正解・不正解がハッキリしていない面接試験の対策はなかなか難しいもの。

面接官が何を見て点数をつけているのかサッパリわからない人もいるでしょう。

  • 公務員の面接における重要項目
  • 公務員の志望動機の具体的な作り方
  • 長所の具体的な作り方
  • 面接カードの書き方
  • 公務員の面接で落ちる人の特徴

本記事では、公務員の面接試験を合格するための情報をぎっしり詰めました。

筆記に手応えがなかった人でも巻き返せるので、元公務員のリアルな経験を参考にしてください!

目次

公務員の面接試験は落ちないことが重要

筆記試験は合格するために高得点を追求していきますが、面接試験においては落ちないような対策で十分です。

つまり、民間企業のように「この人材がほしい!」と思わせるというよりは、「この人材はほしくない」と思わせないことが大切なのです。

 

もちろん、行動力のある人は評価されるため、志望動機や学生時代の話などで、他の受験生にはない具体的な功績を交えることができれば高得点も狙えます。

ただ、ほとんどの受験生がありきたりな自己PRをしているのが現実なので、必ずしも凄いエピソードトークをしなければいけないわけではありません。

普通の感覚を持っていることが面接官に伝わればOKなのです。

僕だって経歴に誇れるものが一つもなかったけど受かったもん!

まずは、可もなく不可もない人材であれば十分合格できることを覚えておきましょう。

これだけで、少し肩の力が抜けてきませんか?

そうなんです。

面接試験にそれほどビビる必要はないのです。

面接官は40代~50代の公務員

公務員試験の面接官は、40代~50代の年配の方がほとんど。

国家公務員はわかりませんが、地方上級試験の自治体なら課長級の職員が担当することが多いです。

 

このため、その世代に受けの良い人物像を作り上げることが大切になります。

当然のことのように思えますが、意外と認識していない受験生がいるので覚えておきましょう。

 

特に若者らしさというのは、時として悪い方面に捉えられてしまうこともあるため、まずは第一印象を見直すことが重要です。

髪型など見た目に関しては問題ない受験生がほとんどですが、声が小さく自信がなさそうに見えたり、言葉遣いが横柄だったりなど、話し方に関する部分で明暗が分かれてしまいます。

自分では気がつかないところを客観的に知る必要があるので、第三者に評価してもらうことが大切です。

 

なお、公務員は面接のプロではないので、自治体で作成した評価シートをもとに受験生をチェックするしかありません。

一人の面接官の好みだけでは合否を左右しにくい仕組みになっているので、面接官がどんなポイントに気を配っているかを知っているだけで対策しやすくなります。

面接官がチェックする3つの重要項目

公務員試験の面接官には、事前に試験評価チェックシート(仮)が配布されており、様々なチェック項目から受験生を審査していきます。

最初から評価基準が決まっているため、不透明な面接試験をなるべく公平に評価できるようなシステムです。ある意味、公務員らしい審査内容ですね。

つまり、「可愛いから全部満点にしよう」とか「コイツ嫌いな顔だ」とか面接官の特別な感情が入りにくくなっているのです。

こうした評価方式の中、面接官が特に注目するポイントは以下の3つです。

  • 姿勢、言葉遣いなど表面的な印象
  • 質問の意図を理解する能力
  • 公務員として活躍する姿が想像できるか

姿勢、言葉遣いなど表面的な印象

どの面接でもそうですが、会場に入室した時から第一印象の審査が始まります。

特に公務員試験の面接官は各課の課長級が担当することが予想されるため、40代後半から50代のオジサン率が高いです。

このため、年配の方に好印象を与えることがポイントになります。

ただ、見た目に関しては多くの受験生がちゃんと整えているので、ここで大きな差が生まれることはあまりないです。

 

問題は、椅子に座った時の姿勢や言葉遣い、仕草です。

 

意外と多いのが自覚なき猫背の人。この場合、他人に指摘されないと気がつかない人が多いです。

最初は背筋を伸ばしているつもりでも、面接に集中するにつれ徐々に背中が丸まってくることもあります。

スマホが手放せない現代の日本人は、猫背の姿勢が落ち着くこともあるので注意しましょう。

 

あとは言葉遣いと仕草もボロが出やすい部分です。

言葉遣いでは、「~的な」「やっぱ~」など若者言葉に対して、社会人歴の長いオジサン達は聞き慣れていないため違和感を抱きます。

それが決定的な合否に繋がることは考えにくいですが、できるだけ年配の方に好感を持たれるような言葉で話すことを心掛けましょう。

 

仕草は自分の癖なので、意識して抑えないと無意識に出てしまいます。

緊張すると髪を触るなど、落ち着きのない仕草は相手に不安を与えます。特に手に関する仕草に要注意です。

堂々と前だけを見て話すことができれば十分なので、手を太ももに置いたら動かさないことを意識するといいでしょう。

 

表面的な印象については、面接の練習を繰り返すことで改善できる部分です。

リラックスしすぎず、ほどよい緊張感の中で何度も実践形式で練習すれば、緊張しいで気が弱い人でも上達するので安心してください。

逆に自信満々な人ほど自分のマイナス部分が見えていない可能性が高いので、どんなに優秀な人でも第三者からの意見に耳を傾けることが大切です。

質問の意図を理解する能力

質問されたことに対する回答がズレていると、どんなに素晴らしい内容であっても面接官は高評価をつけることができません。

沈黙も問題ですが、ベラベラ話せばいいというわけではないのです。

このため、アピールしようと自分の知識を全て出し尽くそうとせず、「面接官が何を聞きたいのだろう?」と質問主の気持ちを汲み取る能力が必要になってきます。

減点方式の公務員面接では、誰もが想像できないアイデアを出す必要はありません。このあたりが民間企業との大きな違いになってきます。

公務員の面接試験は質問予想が当たりやすいので、練習を繰り返すことで的外れな回答をする可能性は低くなります。

万が一、予想だにしない質問をされた時でも、面接慣れしていれば冷静に分析できるようになれますよ。

公務員として活躍する姿が想像できるか

面接する側は「この人が公務員になったらどういう職員になるのだろう?」と想像します。同じ仲間として相応しいかのチェックです。

たとえコミュニケーション能力が備わっていても、自分勝手で利己的な考えを持っていたり、仕事にやる気がない人だったら一緒に働きたくないのは当然のこと。

このあたりは志望動機などにも繋がるのですが、若者がいくら口先で誤魔化そうとしても見抜かれる可能性が高いので、実際に行動した具体的な体験から話すと説得力は上がります。

 

特に今の50代は行動力のある若者が大好きです。

というのも、公務員は頭で考えるのは得意ですが行動力がないことが弱点だから。

これからの時代は、公務員っぽくない人の需要が高まるのです。

 

自分は口だけの人ではないことをアピールするために最も簡単で効果的な方法は、実際に自治体で働く公務員に話を聞くことです。

僕は民間時代に公務員と仕事をする機会があったため、その人にお願いして県の課題や今後の展観などを聞きだし、それに対して自分の考えを志望動機に交えてアピールしました。

「現職公務員と直接話した」というフレーズを出したときに面接官の目つきが変わったのを今でも覚えています。冗談抜きで「ほーすごいな」と言われましたから。

職員に会って話を聞くだけでも具体的なエピソードとしての効果は抜群です。

何よりも自分で行動したという事実が面接官に刺さります。

知り合いに公務員がいないなら、志望先の自治体に行って話を聞けばOK!

いきなり話を聞きに行くなんてハードルが高いと思いがちですが、玄関付近を歩いている公務員に声をかけて少し質問するだけで十分です。

20代〜30代前半くらいの若手なら優しく対応してくれる人が多いので、エピソード作りのためと割り切って行動しましょう。

自分の人生がかかっていると考えたら体が自然と動くはずです。

公務員の志望動機は参考書には載っていない

受験生の中には面接本やネットから志望動機を探している人もいると思いますが、これは多くの受験生がやっている手段なので面接官も聞き飽きたフレーズばかりです。

これでは「あーまたこれか。」「この人もマニュアル人間か。」と思われるのがオチ。

僕が面接官でも、聞き覚えのある単語が連発した瞬間に興味が薄れます。

その後の質問でインパクトがなければ、普通かそれ以下の評価をすると思います。

教科書通りの志望動機など誰も求めていません。聞きたいのは、あなたの考えや行動から導いた生の声なのです。

 

では、志望動機はどう固めればいいのか?

大事なのは、結果よりも過程です。

そして、その答えは先ほども言ったとおり現役公務員から聞き出せばいいのです。

手順
  1. 自分の興味がある分野を決める
  2. 担当課の職員に話を聞いてみる
  3. 共感したこと・自分の長所が活かせることを志望動機にする

まずは、希望する自治体のHPやパンフレットに記載されている総合政策を見て、自分が興味のある分野を見つけます。

街づくり・少子高齢化・農家の担い手不足など何でもいいです。

大学で学んだことなら知識もあるので理解しやすいかと思います。

 

次に、自治体に足を運び担当課の職員に話を聞いてください。

できれば電話でアポを取った方がいいですが、役所で働く若手職員を捕まえて話を聞いてみるのもいいでしょう。

一次試験が終わった6月あたりなら決算も終わっているので落ち着いた頃です。

たとえ断られても面接試験でマイナスになることはないので心配しないでください。むしろプラスにしかならないです。

職員に会うってハードルが高いと思われがちですが、僕が県職員だった経験から言うと、よっぽど忙しい時期じゃなければ対応できます。

そして公務員は頼られると無下にできない性格の人が多いので、ハズレくじを引かなければ悪いようにはされません。

現役職員に施策の内容や課題を聞いたら、そこに自分の長所や考えを反映させて志望動機を固めていきます。

〇〇という施策に興味があったので△△課の職員に話を伺いました。□□という課題を解決することに共感を抱き、さらに自分の●●(長所)を活かして貢献できると考えました。

例えばこんな感じ。丸暗記せずに自分の言葉で考えてくださいね。

実際に行動した内容になるので、頭だけで志望動機を考えている他の受験生と比べると説得力がまるで違います。

やるかやらないかなので、志望動機に悩んでいる人は行動してみてはどうでしょう。

面接官はスケールの大きい志望動機は求めていない

「自分が行政を変えていくんだ!」と強い気持ちがあるのは結構ですが、面接試験で聞かれる志望動機に関しては、大きな目標を語る必要はありません。

むしろ、大きなスケールで話してしまうとどうしても抽象的になってしまいます。

目標を高く設定することは悪いことではないですが、公務員の志望動機では具体的な考えを伝えたほうが面接官も納得しやすいと覚えておきましょう。

志望動機とエピソードに食い違いがあると減点されるよ!

志望動機は十人十色なので、自分の経験から導き出した内容であれば大丈夫です。

そもそも公務員の仕事なんて多岐に渡るため万能な答えなどありません。多少の矛盾にこだわって頭を悩ませるだけ無駄です。

公務員の面接試験はマニュアル化されており、面接官も「とりあえず志望動機を聞く」と考えているので、小さな矛盾をほじくる人はそれほどいないので安心してください。

落ちる志望動機

公務員面接は減点方式なので、「こういうことを言えば合格する」ではなく、「これを言ったらマイナスになる」といった視点でも考えていきましょう。

当たり前ですが、印象を悪くする志望動機を言ってしまえば合格率は下がります。

面接官に「この人と一緒に働きたくない」と思われたらおしまいです。

ダメな志望動機
  • 安定した待遇に魅力を感じる
  • 上から目線で民間企業のマイナス点を語る
  • 家族に公務員が多いから

安定した待遇に魅力を感じる

公務員の待遇に魅力を感じたことが本当の志望動機って人もいるでしょう。

ですが、たとえ本音はそうであっても、それを正直に言ってはいけません。

『給与』『ワークライフバランス』『育児休暇などの福利厚生』このあたりは口にしない方がいいです。

少し考えればわかるかと思いますが、自分のことばかり考える利己的な人と一緒に働きたいとは思えませんよね。

本音は隠すのが一番です。

上から目線で民間企業のマイナス点を語る

プライドが高く、地元の民間企業より公務員の方が立場的にエライと勘違いしている人が実際にいます。

公務員は公共の利益のために働いているけど、民間企業は自分達の利益のために働いているという偏見を持った人も危険です。

公務員と民間企業はライバル関係にあるわけではなく、むしろ公務員は民間企業を支える立場にあることを忘れてはいけません。

 

民間企業を下げるような発言は面接官の心象に悪影響を与えてしまいます。

 

公務員の世界は偏見を持っている人を嫌います。

たとえオブラートに包んで「民間企業よりも公務員の方がやりがいがある」と言ったとしても、「民間企業が嫌だから公務員を目指すのか?」と面接官は思ってしまうでしょう。

志望動機は消去法で決めるものではありません。

家族に公務員が多いから

家族に公務員がいても、志望動機で「親が公務員だから」と言ってはいけません。

これでは親のレールで生きているだけの印象が強いです。自分の意志がなく、何となく生きている人と思われても仕方ありません。

もし親が公務員でも「父親が公務員なので、小さな頃から公務員という仕事を身近に感じていた。」という前置きくらいにして、それから志望動機を話すようにしましょう。

家族に公務員が多いという点だけでは強みになりません。

大事なのは、身近な公務員からあなたは何を学んだかということです。

長所は具体的エピソードから逆算して作る

自分の長所がわからない人に限って、いきなり長所について考え出すから迷子になるのです。

そうじゃなくて、これまでの自分の成功体験を振り返れば自ずと長所は明らかになります。

長所はエピソードとセットで考えることが大事で、実はエピソードから長所が生まれるんですよ。

 

そこで、まずは学生時代を振り返って「楽しかったこと」「嬉しかったこと」を書き出してみましょう。

「友達と協力してイベントを成功させたのが楽しかった」とか「論文を作成するために一人で黙々と研究に没頭したのがいい時間だった」とか何でもいいです。

そして、そのエピソードの中には、必ず自分が努力した痕跡が残っています。

人って好きなことのために自然と努力しているんですよ。

 

それが、あなたの長所になります。

 

僕の例を挙げてみると、高校生のときにゴルフ部に所属していたのですが、やっぱり最初はめちゃくちゃヘタクソだったんですよ。

ゴルフって球が上手に飛んでくれるまで半年くらいかかるんで、一緒に入部した仲間は途中で飽きて辞めちゃう人が続出だったんです。

でも、僕はなぜかゴルフに熱中していたので、部活の練習だけでなく一人で自主練をしていました。

そしたら、ある時期にコツを掴んで一気に上達したんですよ。

そこからゴルフがさらに面白くなって、今では人に教えるレベルの腕前になりました。

 

このエピソードから長所を考えていくと、「できないことでも粘り強く向き合える」「コツコツ努力できる」などが挙げられます。

一つのエピソードから何個も出てくることもあるので、視点を変えたりしてたくさんの長所を生み出してください。

【オススメ】長所を見つける簡単な方法

「エピソードから逆算するの面倒くさい」って人のために、もっと簡単に長所を見つける方法を伝授します。

それが、僕も公務員試験の面接時にお世話になったグッドポイント診断です。

こちらはリクナビNEXTが無料で提供しているサービスで、質問に答えるだけで5つの強みを分析してくれる有能ツールです。

どうせ5つくらい質問に答えるくらいの簡易的なものでしょ?

いえいえ、グッドポイント診断はそこらにある手抜き診断ツールとはわけが違います。

まず質問数がかなり多くて、全てを回答するまで30分くらいかかります。ここまで手の込んだ無料診断は他にはありません。

そして、分析結果もかなり的を得ているので、「たしかに自分ってこんな感じだな」って納得できます。僕は5つとも当てはまっていると実感できました。

 

満足すること間違いなし!

 

エピソードが浮かばない人は、まずはグッドポイント診断で自分の長所を明らかにしてから、過去を振り返って長所の根拠となるエピソードを探すといいでしょう。

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長所が合否を決めるわけではない

ちなみに言っておきますが、公務員試験で聞かれる長所について深く考えすぎないほうがいいです。

「公務員に合った長所じゃないと減点されるかも…」と不安になりすぎてはいけません。

仮に「一人で作業するのが得意だ。」ということが長所だとしても、「この人は協調性がないから不合格!」なんてことにはなりません。

一人で作業するのが得意なので、資料作りやデータ分析などの仕事は誰よりも効率的に作業できる自信があります。

物は言いようなので、どんな長所でも仕事に結びつけることは可能です。短所も裏を返せば長所になるのと同じですね。

つまり、自分の長所を分析するだけでなく、仕事にどう活かせるかまで考えることが大事なのです。

『エピソード→長所→仕事』この流れを覚えておきましょう。

公務員試験の面接カードはかなり重要

基本的に個別面接試験は、面接カードをもとに質問されるので、提出した面接カードに記載されていることと異なることを本番で話してしまうと、支離滅裂な内容になってしまいます。

面接官は事前にあなたの面接カードを確認しており、ある程度の人物像を想像しているので、そこに大きなギャップがあると発言に説得力がなくなるということです。

このため、面接カードに記載する内容はとても重要なのです。各項目が面接で聞かれることだと想像しながら丁寧に考えていきましょう。

 

ただ、面接カードが重要なのは事実ですが、必要以上に恐れることはありません。

ほとんどの受験生は何の対策もせずに思いのまま面接カードを書いているのが現状なので、この記事に辿り着いた時点であなたは心配ないです。

正しい書き方を学び、自分の言葉で書けば、面接試験など怖くなんかないですよ。

面接カードの正しい書き方

「面接カードって何を書けばいいかわからない」と不安になる人もいるでしょうが、正しい書き方を理解さえすれば、それほど難しくはありません。

基本的な文章構成は以下のとおりです。

  1. 結論
  2. 具体例
  3. 具体例を通して何を得たか(活かせるか)

起承転結の構成では、結論を最後に書くのが一般的ですが、面接試験においては結論を先にした方がいいです。

これを前提に、各設問ごとの内容を吟味していきましょう。

志望動機

志望動機や自治体に入庁したらやってみたい仕事などの項目は面接カードの定番です。

面接本番でもほぼ確実に質問されるので、しっかり内容を固める必要があります。

よくありがちな「住民のために貢献したい」「地域の発展に協力したい」など抽象的な理由では心もとないので、より具体的な内容に整理しましょう。

志望動機については、先ほども説明したので大丈夫ですね!

趣味・特技

趣味や特技に関しては、本当に自分が好きでやっていることを書いて大丈夫です。

この部分はそこまで神経質にならなくていいので、子供の頃から続けていることや、大学時代にハマったことなど素直に伝えましょう。

ただし、パチンコや競馬、麻雀などギャンブルを想像させるのはタブーなので避けた方が無難です。

また、これといった趣味がない人は、旅行や読書など誰でもそれなりのエピソードがあるテーマを選ぶといいでしょう。

学校での活動

学業や部活動など、学校生活で特に自分が頑張った内容についての設問で、職歴のある人は仕事内容を記載することもあります。

このテーマでは、最初はできない苦手なことを工夫や努力で乗り越えたという流れにもっていくのが定番です。

定番な内容だけに、あなたが経験したエピソードが求められるので、小さな達成でも構いませんが、具体的な内容にしないと他の受験生との差別化ができなくなる点は注意しましょう。

 

できれば登場人物が自分だけでなく、仲間と協力して頑張ったという話のほうが、さりげなく協調性をアピールできるため面接官ウケはよくなります。

また、面接官が見るのは、実績ではなく困難をどう乗り越えたかの過程です。

作り話は面接時に見抜かれるため、過去を振り返った事実を自分の言葉で記載することをオススメします。

長所・短所

長所は、自分の強みを仕事にどう活かせるかを意識することがポイントです。

ほとんどの長所は仕事に結びつけることができるので安心してください。

例えば、長所が協調性があることだったら、「公務員の仕事は多くの人と関わるので、自分の長所を活かして業務をスムーズに遂行させることができます。」とか言えますね。

 

短所は、必ず対処法をセットで考えてください。

例えば、頼まれたら断れない性格が短所だったら、「スケジュール管理を早めに行い、自分で対応できないことは、一人で抱え込まないで仲間に相談するようにして対処している。」と自分の短所と上手に付き合えていることをアピールしましょう。

注意点としては、「責任感がない」「消極的でやる気がない」など人格に問題があるような表現はなるべく使わない方がいいです。

ボランティア経験はそれほど効果的ではない

就活のためにボランティア活動をする人もいますが、正直言ってそれほど効果的ではありません。

『ボランティア=高評価』という時代でもないので、無理に興味のない活動に参加する必要はないです。

僕自身、自分から積極的にボランティア活動をした経験はないですが、それども公務員になれたので、エピソード作りのためのボランティアは時間対効率が悪いと考えます。

 

また、既にボランティア経験のある人でも、それを武器に面接を乗り越えようとするのはリスクがあります。

「僕はボランティア活動によく参加するんですよ。偉いでしょ。」みたいなスタンスでいると、面接官から容赦のない質問攻めを喰らうでしょう。

面接カードや本番でボランティアに触れる場合は、「なぜ、その活動に参加したのか?」「参加して何がどう変わったか?」など具体的な内容整理が必須になります。

面接のためのボランティアという不純な動機では、すぐに面接官に見抜かれて逆に低評価を受けることも考えられるので、付け焼き刃のボランティアには細心の注意を払ってください。

面接試験の合否は模擬面接が鍵を握る

面接官がどこに注目しているかを踏まえて面接対策していけば、合格する可能性がより高まるのは間違いないです。

ですが、頭で理解しているだけでは面接が上手になることはありません。何度も経験を積んで場慣れすることが大事なのです。

極論を言うと、面接対策はいかに模擬面接で練習したかです。

面接はスポーツと一緒で、ルールやテクニックを頭で理解できても、それを実行できるかは別の話。

練習しなければいつまで経っても上達しないので、下手くそだからこそ実践形式の模擬面接を受ける必要があるのです。

 

それなのに、ほとんどの受験生は面接に対して「自分はコミュニケーション能力があるから大丈夫」「面接なんて練習しても意味がない」と考えているのが現状です。

まずは、スキルうんぬんではなく面接に慣れなければいけません。面接のポイントを理解していても、緊張感のある中でパニックに陥っては意味がないですから。

面接の苦手意識がなくなったらこっちのもの。恐怖心に打ち勝てるようになれば他の受験生より優位になっていると自信を持ちましょう。

もちろん緊張度合いは個人差がありますが、どんなに緊張しいの人でも何度も練習すれば否が応でも成長しますよ。

  1. 模擬面接でボロが出る
  2. 面接官役からダメな部分を指摘してもらう
  3. どう改善すればいいかを考える
  4. 次の模擬面接で修正できたか確認する

このプロセスを繰り返せばバッチリです。

初めて模擬面接を経験すればわかりますが、自分がここまでできないかビックリします。

緊張して支離滅裂な受け答え、それを挽回しようと関係ない話をする始末。

たいていは面接慣れしていないことが原因なので、何度も繰り返し練習すればすぐに上達するので安心してください。

 

また、緊張していると相手の目を見る余裕がなくなり、モジモジと自信のない姿になりがち。

それが面接慣れすることで、余裕が生まれ堂々とした姿に変わっていくので、第一印象で減点されないためにも模擬面接は大事なのです。

 

面接対策なのに、筆記同様に参考書のみで勉強している人は要注意です。

がり勉タイプの受験生は公務員試験を突破するのが難しくなります。

先ほども言いましたが、面接はスポーツと同じ。とにかく練習しなければ上達しないのです。

予備校の模擬面接が一番実践的

結論から言うと、面接試験対策は予備校の模擬面接がオススメ。

大手予備校のカリキュラムでは、座学講座(数回)と模擬面接(無制限)がセットになっているところが多いです。

面接のイロハについては参考書でも学ぶことができますが、公務員試験を熟知した講師による模擬面接は予備校でしか経験できないもの。

この模擬面接を受講することが何より重要です。

ほとんどの大手予備校では回数無制限で対応しているので、不安がなくなるまで何度も練習して自信をつけましょう。

 

最初は失敗して当たり前。

むしろ早めに自分の実力不足を痛感することが合格への道標になるのです。

成功するタイプって、完璧じゃなくてもとにかくやってみる精神がある人が多いです。恥をかくのを恐れるプライドが高い人になってはいけませんよ。

模擬面接で失敗したって何も失わないので、まずは気軽に自分の実力を把握する気持ちで受けてみましょう。

大手予備校では模擬面接が筆記試験対策とセットになっているため、筆記対策は独学で面接対策は予備校と使い分けることはできません。

家族や友人との模擬面接だけでは不安

家族や友人に協力してもらって模擬面接をする人もいますが、顔見知りでは緊張感に欠けますし、面接試験の素人からの意見は時として悪意のない間違いになることもあります。

表情やマナーに関しては第三者の指摘は貴重ですが、志望動機やエピソードなど試験の中身になると参考にしない方がいいです。

また、大学やハローワークが実施する模擬面接で経験を積むのもアリです。

 

どうしても身近な人に頼むなら、学生ではなく社会人にお願いしましょう。

社会に出ている人だと、面接試験のポイントを理解している人が多いので、学生目線のアドバイスより具体的で的を得ている意見を聞けます。

大手企業の面接を受かった人だとなおよしです。

民間企業で練習するのはコスパが悪い

民間企業と併願している人ならまだしも、公務員1本にも関わらず練習という名目で民間企業の面接を受ける人が少なからずいます。

個人的には、これはオススメできません。

「民間企業を利用するな!」なんて理由ではなく、民間企業の面接を受けても面接慣れできるくらいしか効果がないからです。

 

民間企業の面接は当然本番であり、自分の面接を客観的に指摘してくれるわけではないので、フィードバックする機会がありません。

それなのに、面接を受けるまではエントリーシートを作成したり、SPI試験を受けたりと手間がかかりすぎます。

 

つまり、費用対効果が少ないのです。

滑り止めで民間を受けるならいいですが、わざわざ面接慣れするためにそこまでやるくらいなら、さっさと模擬面接を受講するほうが賢い選択と言えるでしょう。

集団討論の概要

集団討論は、5~10名程度の受験生を集め、あるテーマに対してグループディスカッションをする形式がほとんどです。

集団討論の流れ
  1. グループ全員で会場に案内される
  2. 一人一人名前の代わりに番号やアルファベットの呼び名が与えられる
  3. 試験官から「役割分担の決め方」「制限時間」などの説明が行われる
  4. 集団討論開始
  5. テーマに対する回答をまとめたり、試験官に発表することもある

集団討論は、初対面の受験生同士がいかに協力して一つの回答を導くかがポイントになります。

グループとしての答えよりも、導くまでの過程が重要視されることを覚えておきましょう。

集団討論で求められる能力

  • 思考力
  • 洞察力
  • 積極性
  • 協調性

集団討論では、主に上記4つの基準が得点に影響を与えます。

試験官が何をチェックしているのかを認識することが大切です。

思考力

集団討論では、一人一人の考えを述べる機会があります。

その際、結論の根拠が弱いと発言に信頼と説得力がなく、あなたのチームとしての価値が一気に下がることが考えられます。

「私はこう考えます。その理由は〇〇だからです。」の〇〇の部分が大事なのです。

  • こういう風に考えている人が多いと思うから
  • 日本はこうだから
  • 一般的にこうだから

多くの受験生は抽象的な根拠を並べてしまいがちですが、議論において何にでも当てはまるような言葉はマイナスだと考えてください。

どんなに小さなことでもいいので具体的な根拠がほしいところで、できるだけ自分が経験した具体例から根拠を整理することが望まれます。

 

なお、試験官も受験生にハードルの高い回答を求めているわけではないので、多少矛盾があってもそれほど気にする必要はありません。

大事なのは、自分の答えがどういう考えのもとにあるかを具体的に伝えることです。

洞察力

集団討論では、グループ全体を考えた視野の広さも重要です。

特に司会役や発言力の強い人は、他の受験生を気にかけて、上手く議論に参加できていない人をフォローするなどの配慮が必要になります。

また、一人一人が自由に発言してしまうとグループのまとまりがなくなるため、論点がズレていたり極端な回答で進んでしまいそうな時は、内容を整理して議論をコントロールすることも重要です。

 

集団討論中は、誰がどんな発言をしたかメモを取ることが大切で、自分の意見を述べる時は「先ほどAさんがおっしゃっていた内容に補足して~」など全体のバランスを考慮するといいでしょう。

ここまで余裕がある人が少ないからこそ、周りを見られる人の評価は高くなります。

積極性

役割分担を決める時から終わりまで、一貫して消極的な姿勢ではいけません。

「人見知りだから…」というのは理由にならないので、きちんと議論に参加しましょう。

とはいえ、「リーダーになれ!」と言っているわけではなく、自分のキャラに合った役割を見つけてグループに貢献することを意識すればいいです。

  • 議論を仕切って内容をまとめる
  • みんなが発言した内容の共通点を見つけて教える
  • 他の受験生の意見に補足を加える
  • ネガティブな雰囲気になったらポジティブな意見を言う

誰にでも貢献できる部分はあるので、少なくても1回はグループに関わりを持ちましょう。

自分の意見を言っておしまいでは、集団討論の意味がなくなりますからね。

協調性

どんなに自分一人が的確な答えを導き出せても、他の受験生の意見を無視したり、論破するような受験生はコミュニケーション能力が低いと判断されてしまいます。

何度も言いますが、集団討論はグループで答えを導くもので、自分の意見の正論性を主張する場ではありません。

 

また、他の受験生が発言している時に、馬鹿にしたような表情や相槌、仕草をするのも良くありません。

表情が固い人も威圧感を与えるので、なるべく笑顔で議論に参加することをオススメします。

人が話している時は、「ウンウン」と頷いて、論点をメモする姿勢が大切ですが、大袈裟にやるとわざとらしく映るので、やりすぎには注意しましょう。

テーマに惑わされるな

集団討論のテーマは多岐に渡るため、予想を的中させることは極めて困難です。

また、人口問題や環境問題、行政の在り方など、受験生泣かせの難しい内容ばかり。

不安に感じている受験生も多くいるでしょう。

 

しかし、集団討論でこれらの大きな問題を解決させる素晴らしい回答なんて必要ありません。

「何か斬新な発言をしなきゃ!」と自分にプレッシャーを与える意味などないのです。

そもそも、学歴のある大人が集まっても解決策なんて簡単に出せるわけがないテーマなので、面接官も社会人経験の少ない受験生に大きな期待はしていません。

 

筆記試験対策で時事問題に触れる機会があるので、その際に自分の考えをまとめているだけで十分です。

あまり深入りしてしまうと迷子になるため、テーマ対策はほどほどにしておきましょう。

 

難しい問題に真っ向から挑もうとすると、自分でも何を言っているかわからなくなり、どこか全体的で抽象的な発言しかできなくなります。

そこで、大きな問題を自分の中で細分化して、ピンポイントで「自分は中でもこの部分に着目してこういう考えがある。」と発言するといいでしょう。

もちろん、論点からズレてはいけないので、全体の流れを見ながら考えを組み立てていくことが大切です。

モンスター受験生がいた時の対処法

集団討論で一番怖いのが、能力が全くないのに一人で暴走して場をめちゃくちゃにする受験生と一緒になることです。

「グループ全員が共倒れになる」なんて話もよく聞きますよね。

グループのメンバーを選ぶことができない以上、ハズレくじを引くことも想定した方がいいでしょう。

 

ですが、たとえモンスター受験生がいた場合でも、きちんと対処できれば自分は合格できるので安心してください。

 

一番やってはいけないのは、モンスターを放置し続けてグループ全体にまとまりがなくなる状況です。

たしかに、この手のタイプは人の話を聞かないため厄介な存在ですが、イニシアチブを握り続けさせるグループ全員にも問題があると言えます。

なので、「こいつ面倒だな。」と思う人がいた場合でも、グループをまとめる努力を諦めずに最後まで尽力することが大事です。

 

具体的な対処法としては、「〇〇さんの意見も一理ありますが、私はこういう視野も必要だと思いますが、皆さんどうでしょう?」とモンスター以外の受験生に発言権を与えるような流れを作るといいでしょう。

まずは、受験生全員が発言する機会を作ることで、グループ全体で話し合うことができれば、モンスター受験生の独壇場ではなくなります。

 

ここで重要なのが、モンスター受験生を否定しないことです。

どんなに滅茶苦茶な人であっても、メンバーを否定することであなた自身の協調性がマイナス評価される可能性があります。

一生がかかる重要な試験を乱されて頭にくるかもしれませんが、ここは冷静にモンスター受験生と上手に付き合いましょう。

公務員の面接試験で落ちる人の10の特徴

  • コミュニケーション能力に問題がある
  • 質問と回答がズレまくる
  • 話がやたらと長い
  • 個人主義の傾向が強い
  • 価値観が極端すぎる
  • 上から目線で偉そう
  • 抽象的な話しかできない
  • 作り話で誤魔化そうとする
  • 面接官の意見を受け入れない
  • 受験する自治体に無知すぎる

コミュニケーション能力に問題がある

面接試験を評価するのは人なので、コミュニケーション能力が著しく低い人や、態度が悪すぎる人は、当然ながら嫌われます。

試験会場に入室した時から退出するまでの印象が悪いだけで、話の内容も悪い方に解釈されやすくなり、自分自身で面接試験を難しくしてしまうのです。

 

身だしなみはもちろんのこと、話し方や言葉遣い、相手の目を見て話すなど、コミュニケーション全般に気を配りましょう。

自分ではできているつもりでも、客観的に見たら問題があることもあるので、第三者からの意見も参考にしたほうがいいです。

質問と回答がズレまくる

面接官から聞かれた質問に対する回答が的外れすぎる人も落ちやすいです。

面接は聞かれたことだけを答えればいいのですが、話を脱線させたり、聞かれてもいないエピソードを話して満足する自分大好き人間は面接官から嫌われます。

面接官は質問をする際は、ある程度「こういう答えが返ってくる」と想定しているので、1度まだしも2度3度ズレた回答をしてしまうと話になりません。

 

ちゃんと人の話を聞いて、「この人は何を期待して質問をしているのか?」と冷静に判断できる能力が必要になります。

自己PRをしたい気持ちはわかりますが、面接官が求める内容に沿って進めていければ、必ず機会を与えられるので焦らず対応しましょう。

面接も言葉のキャッチボールの一環ですよ。

話がやたらと長い

面接は長く話せば高得点を貰えるわけではありません。

ダラダラとまとまりのない話を聞かされても印象は良くならないので、1つの質問で1分以内の回答を心掛けるようにしましょう。

 

30代の転職のように、これまでの実績が採用に影響を与える面接ならまだしも、公務員の面接レベルでは面接官も多くを期待しません。

自分の考え、それに基づく経験を簡潔にまとめるだけで十分合格できるので、情報を詰め込み過ぎて何を言っているのか自分でもわからない状況にだけならないようにしましょう。

個人主義の傾向が強い

公務員の仕事は、常に誰かと関りを持ちながら進めていきます。

民間企業のように結果を出せばOKというものではなく、保守的で輪を乱さないことを重んじる組織のため個人主義者は肌に合わない世界です。

 

一人で全ての作業を終わらせる人は優秀ですが、公務員面接では「協調性に欠ける」と判断される可能性があります。

エピソードを話す際は、仲間意識が高いことも自然に取り入れることが大切で、登場人物が自分だけしかいない話には気をつけた方がいいでしょう。

価値観が極端すぎる

公務員面接では、政治や環境問題、社会時事など、話題となった内容に対する意見を求められることがあります。

その際、あまりにも極端な意見を主張してしまう人は落ちやすいです。保守的な公務員を想像すると何となくわかるかと思います。

 

例えば、原発事故により世間では脱原発の動きも見られますが、「彼らの意見は間違っている。原発は必要だ。」と一方的に否定するのは危険です。

本音はどうあれ、自分と違う価値観を真っ向から否定するのは公務員面接ではタブーなので、反対意見の価値観も尊重したうえで自分の考えを述べるようにしましょう。

上から目線で偉そう

自分ではそんなつもりがなくても、人を見下したり偉そうな態度を取ってしまい目上の人に嫌われるタイプが一定数います。

八方美人になれとは言いませんが、不快感を与える話し方だったり、どこか世間や公務員を舐めたような言動は改めなければいけません。

 

面接官は40~50代のステレオタイプがほとんどで、上下関係には厳しい人達が多いです。

出る杭は打たれるではないですが、生意気な人はそれだけで損してしまいます。

特に大学生なんかは、オジサンやオバサンと接する機会が少ないので、日頃からできるだけ親世代ともコミュニケーションを取ることが重要です。

抽象的な話しかできない

志望動機や自己PR、長所など聞かれる際、必ずエピソードを交えて仕上げなければいけません。

しかし、受験生の中にはネットから拾ってきたような抽象的な話をする人がいます。

表面的な内容はありきたりで、面接官も聞き飽きてしまっているものばかり。模範的な言葉を並べるだけでは説得力に欠けます。

これでは面接官の印象は良くなりません。付け焼き刃のエピソードを見抜かれて、低評価を喰らうことが想像できます。

別に大それたことを話す必要はありません。あなたの具体的な経験や考えを言わなければ、面接官には何も伝わらないと思ってください。

作り話で誤魔化そうとする

予期せぬ質問を聞かれた際、焦って作り話でその場を凌ごうとする受験生がいますが、これは逆効果なので絶対にやめましょう。

嘘をつくという行為は、公務員ならず人間としての評価を大きく下げるものです。

「仕事でミスしても隠す人」という印象を持たれたらおしまいですよ。

 

「バレなきゃ大丈夫!」と考えるのは浅はかで、嘘で塗り固めた内容は、話し方や目の動きなどからすぐバレます。

日頃から訓練を受けなければ、嘘は面接官に見抜かれると思ってください。

面接官はこれまで仕事上で色々な人と接してきているため、あなたとは経験値がまるで違いますからね。

面接官の意見を受け入れない

面接官は受験生の敵ではありません。

それなのに、面接官の意見に対して食ってかかり論破しようとする受験生がいます。

これでは協調性がまるでありません。自分の意見を主張するだけの人は、公務員に合わないです。

 

どんなに納得できなくても、面接官の意見は受け入れてください。

世の中、理不尽なことはたくさんあるので、合格したいならグッと堪える忍耐力も必要です。

意見を聞いたうえで、「確かにそのような考えもあります。それに対して自分はこう考えます。」と様々な角度から物事を捉えられることをアピールしましょう。

受験する自治体に無知すぎる

自分が就職しようとしている自治体を調べないまま面接に臨むのは危険です。

民間企業では企業研究は当たり前ですが、公務員になると筆記試験にばかり集中して、肝心の自治体研究を怠る受験生が少なからずいます。

県職員であれば、国家公務員や市役所ではなく県職員を選んだ理由や、たとえ地元であってもその自治体を選んだ理由について整理することが大切です。

 

このため、面接試験前には、自分が受験する自治体の基本的な情報収集は不可欠です。

自治体が力を入れている施策やその自治体の強みや弱みなどを把握し、志望動機などに取り入れると説得力が増します。

そこまで深堀りする必要はないですが、ホームページに記載されている表面的な部分くらいは押さえておきましょう。

【まとめ】面接対策は事前準備で勝負が決まる

  • 公務員の面接は大幅な減点をされないことが大事
  • 志望動機や長所は具体的なエピソードとセットで準備する
  • 志望動機は行動力のアピールになるチャンス
  • 長所が見つからない人はグッドポイント診断がオススメ
  • 集団討論は他の受験生の意見も参考にすることが大事

だいぶ長くなりましたが、僕が伝えたいことを書きました。

公務員の面接で大切なことは、論理的な考えとそれを根拠とする具体的なエピソードを事前に準備することに尽きます。

あとは面接慣れをすれば、試験当日に自分の考えを面接官に伝えるだけで合格です。

当たり前のようで、ほとんどの受験生ができていないんだよね。

公務員の面接は対策さえすれば簡単になるのに、昨日今日思いついたようなエピソードで本番に臨んで自爆する人が後を経ちません。

筆記同様、「やるべきことをやる」これだけです。

特別なことをしなくても公務員になれるので、本質部分から目を背けず準備しましょう。

 

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あとはグッドポイント診断で長所を固めれば、合格の道が開かれるでしょう。

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▼当ブログの公務員試験対策をまとめた記事はこちら

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