公務員の実情

公務員の年功序列は働かない無能な人材にのみ恩恵がある仕組み

公務員は民間企業以上に年功序列の世界です。これは皆さんご存知のとおりですね。

人事評価の結果次第では同期より数千円基本給が上がることはありますが、日本一優秀な人材であっても無能な先輩には敵いません。年齢こそが正義。

これは公務員の昇給・昇格が法律に定められているから。成果という目に見えない部分だけで明確な評価ができない以上、年齢に応じた取り決めしかできないのです。

個人的には公務員も成果主義にした方が職員のモチベーションも上がりますし、何より仕事をしない税金泥棒が恩恵を得るようなシステムは即刻廃止してほしいもの。

仕事に自信のない人はラッキーな職業だと思って、頑張って公務員を目指せばいいと思います。

誰でも課長補佐くらいまでは出世できる

年功序列なので、年齢を重ねていけば昇格します。もちろん不祥事を起こさないことが前提ですよ。

高卒だろうが、課長補佐くらいは誰でも出世できるのが公務員。課長補佐は民間企業でいう課長レベルだと思ってください。

自治体によっては昇格試験を設けているところもありますが、大多数の公務員は無試験で昇格することができます。毎日、時間通り働きさえすれば偉くなれるのです。

流石に部長や課長クラスになると仕事のできない人には無理な話になります。無能な公務員が管理職になったら部下が可哀想すぎますからね。

管理職を見渡してみても、「こいつ無能すぎる!」って人はやっぱりいません。皆さんそれなりに経験を積まれてきているのがわかります。

とはいえ、そこまで出世できなくても毎年給料は上がっていくので、課長と課長補佐の年収に大きな差は生まれません。出世してもイマイチ年収に反映されないのが公務員の悪いところだと思います。

「体は大人、頭脳は子供」の逆コナン現象が起きようが、50代にもなれば年収700万円が約束されているのです。この給与に見合った働きをしている人が果たしてどれくらいいるのか…

メールの転送だけで基本給40万円の課長補佐

暇な部署になればなるほど、業務と給与のバランスが崩壊しています。仕事をバリバリしている人と、毎日ボーっとしている人の基本給が同じなんですから。

中には部下だけ一生懸命働いて、課長補佐は他部署から届いた照会メールを転送するだけの職場もあります。どういう神経をしていれば、悪びれもなく毎日出勤できるのだろうか。

細かく言えば他にも小さな仕事はありますが、毎日暇そうで「転送します。ご対応ください。」と体温の感じないメールを送って終了。

あとは部下が起案した資料に難癖をつけて、どうでもいい文章表現を修正してドヤ顔を決めています。内容の質問をせずに文章の修正ばかりする上司は全員無能だと思っていいです。

民間企業ならアルバイトでもできる仕事なのに、公務員なら月40万貰えるから不思議です。この手の職員は月30万円でも貰いすぎな気がします。

たいてい無能な人は暇な職場で働いているので、徹底した年功序列の社会では頑張る方が損をするシステムになっているのです。

仕事放棄をする育休明けの女性公務員のために20代の若手職員が消耗している

2年間の育児休暇が終わり現場復帰して数年が経過した女性公務員。30代になり主査級に昇格。基本給は30万円を超えています。

ですが、中には子育てを理由に新採職員のような仕事しかやらない人も。主事級の職員が代わりに上位職の仕事に追われる様子を見ても何も感じていません。

もちろん時間を持て余しているので、勤務中にも関わらずベラベラとおしゃべりに明け暮れる日々を送っています。勤務時間は子育て関係ないはずなのに。

貢献度がこれほどまで違うのに、給料は働かない方が上。こんな現実を突きつけられた若手職員はどうやってモチベーションを保てばいいのでしょうか?

勘違いしないでほしいのですが、8割くらいの女性公務員は一生懸命仕事をしています。残りのだらしない奴らのせいで、働く女性の評価が下がってしまうのです。

公務員の出世は40代から差が出てくるので、主事や主査級では同期横並びが普通です。人事課や財政課などでバリバリ働いたとしても、目に見える評価をされることはありません。

自分は出世コースにいるってこと以外、若手のモチベーションが全然上がらないのは考えものです。若いうちから差をつけた方が仕事を頑張る人が増えるので。

無能な人の給与を下げるのは労働組合がうるさいので、頑張っている人をどんどん底上げしてあげるシステムができるといいですね。

年功序列の負の連鎖は公務員の成長を妨げる

公務員って両極端で、『与えられた仕事を頑張る人』と『自分のことだけ考えて楽しようとしている甘ったれた人』に分かれます。これは人間性の問題なので、すべての公務員を頑張らせることは不可能です。

税金を払っている住民としては、本気で働いてくれる人に高い給与を払いたいですよね。楽しようとしている人なんて給料を支給することすら嫌なはず。クビにしたい気持ちで溢れるかと思います。

ですが、現在の年功序列のシステムでは、住民の気持ちを反映させることができません。残念ながら、こうした現状は何十年も続いている悪しき慣習なのです。

 

どんな働きをしようが年老いていけば自然と年収が上がるのだから、「別に頑張らなくてもいい」という前提が公務員に危機感を抱かせない一番の原因だと言えます。

このため、若い頃に優秀だった公務員でも、いくら頑張っても自分が損する現実を突きつけられると次第に怠けてしまいます。

県職員を見渡しても、40代以上の年齢層になると無能な人材の割合が高くなる印象を受けます。おそらく若い頃は頑張っていた人達が要領よく生きてしまった結果なのでしょう。

これでは公務員が育ちません。むしろ頭が固くなる分、退化しています。

 

こうした負の連鎖を断ち切らない限り、公務員の不公平さはいつまで経っても改善しないでしょう。公務員ですら不満を抱えているのだから、民間ベースに合わせる必要性が出ているのです。

これからは公務員がモチベーション高く働ける環境整備が大切になるでしょう。大企業ほど人を育てることにお金をかけていますからね。

時代が大きく変わっているのに、公務員の世界はいつまでこの体制をキープし続けるのでしょうか。

国を挙げた公務員改革を期待する今日この頃です。