レーザー治療

ニキビ跡を消すレーザー治療まとめ|効果や費用を自身の体験から検証した

肌の奥までニキビの炎症が広がったニキビ跡の赤みは、治療が遅れると一生定着したりクレーター化することがあります。

このようなリスクを避けるため、美容外科クリニックで早期に治療をおこないニキビ跡を綺麗に治す方法を選択する人もいます。

また、凸凹したクレーターは、自宅ケアでの完治は難しく化粧品でのスキンケアには限界でありますので、美容外科クリニックのレーザー治療を検討している人もいることでしょう。

レーザー治療は、重度のニキビ跡を改善させるための最終手段です。今日明日で肌が綺麗に戻ることはありませんが、適切な治療をおこなえば凹んだ肌や赤黒く沈着したニキビ跡も徐々に綺麗にすることが可能です。

この記事では、ニキビ跡ケアにおける医療機関でのレーザー治療の詳細についてまとめました。僕自身の20回以上レーザーを照射した経験も織り交ぜていますので、レーザー治療を検討している人は参考にしてください。

ニキビ跡に効果のあるレーザーの種類

ニキビ跡治療に施術するレーザーは、フラクショナルレーザーと呼ばれるものが主体です。

レーザー治療と聞くと「ちょっと怖い・・・」というイメージを持つ方もいるかと思いますので、まずは不安を取り除くためにレーザー治療の中身について説明しますね。

従来のレーザー治療は照射範囲が大きく火傷などのリスクを抱えたまま施術しなくてはいけなく、我々一般人にとってはなかなか身近な存在にはなりませんでした。

しかし、現在の医療技術は進歩しており、照射範囲を細かいドット状に設定することで、副作用のリスクをグッと減らすことができました。大きな失敗例はほとんどありませんので、現段階ではフラクショナルレーザーがニキビ跡治療の最善策だと言えるでしょう。

フラクショナルレーザーの特徴は、レーザーを面ではなく点で照射するところです。

熱エネルギーを縦へ照射することで、ニキビ跡の根源である瘢痕組織の収縮をおこない正常な肌細胞へ入れ替えるというメカニズムになっています。

ターンオーバーがおこなわれない真皮層以下の肌組織にダメージを与えることで、コラーゲンの生成を促し肌を再生していくわけですね。

現在、美容外科クリニックで使用されるフラクショナルレーザーは、フラクセル2とアンコアが主なものになりますので、フラクセル2とアンコアの仕組みについて確認していきましょう。

フラクセル2の仕組み

フラクセル2の熱エネルギーを簡単にあらわすと、「肌を焼く」といったイメージです。

照射する範囲の波長をコントロールすることで、狙った深さまでレーザーをあて、肌を熱凝固させるのがフラクセル2の特徴になります。

熱凝固とはタンパク質に熱を加えることでギュッと引き締めること。お肉をイメージするとわかりやすいのですが、焼く前と焼いた後では肉の大きさが変わりますよね。

あの原理と同じで肌にドット状の凝固点を作り出し、周りの正常な肌細胞が再生をサポートするのがフラクセル2の治療メカニズムになります。

アンコアの仕組み

アンコアの熱エネルギーはフラクセル2よりも大きく、「肌細胞そのものを吹き飛ばす」といったイメージです。

フラクセル2と同じドット状に照射するのですが、熱凝固を利用するのではなく肌の水分を蒸発させるのがアンコアの特徴になります。

肌に穴をあけるため、フラクセル2以上に肌の再生力を高めることができるので、アンコアの方がよりニキビ跡への効果が高いと言われています。

ただし、その分肌へのダメージが大きいため、フラクセル2以上に施術中の痛みやダウンタイムが大きいといったデメリットが生じます。

https://man-acne.com/encore-akami

ニキビ跡の赤みや色素沈着に効果的なレーザーは?

表皮のダメージであればスキンケアを整えることで自然に消えることがありますが、先ほども説明した通り綺麗に治したいならレーザー治療を選択するのも一つの方法です。

レーザー治療を選択するのであれば、フラクセル2が赤みや色素沈着が残ったニキビ跡と相性がいいでしょう。

赤みや色素沈着を治すためには、ターンオーバーを活性化させることがポイントになります。

フラクセル2を施術しコラーゲンを増殖することでターンオーバーも活性化するため、どんどん新しい細胞が肌表面に押し上げられ徐々に正常な細胞に生まれ変わります。

毛細血管が破れて染み出した血液やメラニン色素を含んだ肌細胞でも次第に肌から剥がれ落ちていきますので、フラクセル2を何回か継続すれば綺麗な肌を取り戻せるかもしれません。

症状にもよりますが、フラクセル2であれば痛みやダウンタイムも小さく済みますので、仕事をしている方でも継続して通院することは可能です。

https://man-acne.com/fraxel2

凸凹クレーターに効果的なレーザーは?

クレーターは真皮や皮下組織の細胞が破壊された状態のため、ターンオーバーを活性化させたところで元に戻すことはできません。

いくらレーザー治療と言えど、クレーターを元に戻すのは至難の業であり、数回施術したところで効果を実感することはほとんどありません。

このため、クレーターを本気で治したいなら、効果の大きいアンコアがオススメです。

僕自身、アンコアとフラクセル2の両方を施術した経験がありますが、クレーターの効果に関してはフラクセル2では満足できませんでした。

確かにアンコアの方が施術中の痛みやダウンタイムの長さなど苦労した点は大きいですが、その反面自分の肌がドンドン綺麗になる実感を覚えたのも事実です。

クレーターの症状は人それぞれなので断言はできませんが、悩みが深いほどのクレーターであればアンコアを第一に検討することをオススメします。

https://man-acne.com/ancore-nagare

レーザー治療の回数の目安は?

レーザー治療は1回施術したくらいでは目で見える変化を与えることはほとんどありません。長期的に継続にしないとニキビ跡への効果が見られないのが一般的です。

「試しに1回やってみる」というスタンスも悪くはないですが、その際は「ダウンタイムの長さ」や「レーザーの痛み」を体感して今後継続できるかを検討するくらいの気持ちでいるといいでしょう。

 

では、「何回レーザー治療をおこなえばニキビ跡が治るのか?」を考えていきましょう。

基本的にニキビ跡の症状や個人差によって1回のレーザーの効果は変わってきますので、「何回レーザーをあてればニキビ跡は治る」と断言することはできません。

人によって目指す目標もバラバラで、「目立たなくなるくらいで十分」って人もいれば「元のツルツル肌になるまで満足できない」という人まで様々いるでしょう。

「満足できた」というのは結果論にすぎないため、レーザー治療の回数を決定すること自体が野暮な話というわけです。

 

ただ、目安がないとレーザー治療を検討している人が計画を立てることができないと思いますので、ここでは僕がレーザー治療を体験した中での目安を紹介します。

一人の患者としての立場で意見を述べますので、参考程度に捉えてくださいね。

フラクセル2 アンコア
赤み・色素沈着 5~10回 2~3回
クレーター 20~30回 5~10回

僕は20代前半まで頬を中心に赤みとクレーター治療のためにフラクセル2を施術しましたが、5回までは正直何の変化も出なかったです。

1回の施術で10~20%の肌を入れ替えると聞いていたので、単純に5回やれば100%綺麗な肌に戻ると期待していたので、この結果にとてもガッカリしたことを覚えています。

しかし、5~10回の間にニキビ跡が劇的に薄くなったと実感できましたので、僕の経験上だとフラクセル2は5回終わったところがスタート地点だと認識しています。

最終的に15回フラクセル2を施術したのですが、5回目以降はドンドン肌が綺麗になっていった実感がありましたし、終わった頃には赤みはすっかり消えて肌の透明度も上がっていました。

もちろんスキンケアも頑張っていたので、全てがフラクセル2の効果とは言い切れませんが、僕の肌は確実に綺麗になったことだけは間違いありません。

2年間かかりましたけど、ようやく肌の汚さで罵声を浴びせることがなくなったので、僕としては満足のいく結果を得ることができました。

ただし、クレーターに関しては、平らになるまでには倍の30回は必要になるのかなと個人的には思います。

アンコア1回はフラクセル2の3回分と言われているので、アンコアなら10回くらい施術すれば綺麗な肌を取り戻すことができるのではないかと推測します。しかし、僕の頬のクレーターはかなり重症レベルなので、普通のクレーターであればフラクセル15回(アンコア5回)の目安で考えてもいいと思います。

なお、僕は今もアンコアでクレーター治療をおこなっている最中なので、今後の結果を随時公表していきますので楽しみにしててくださいね。

レーザー治療の痛みはどれくらいか?

レーザー治療は肌に熱エネルギーを照射するため、それなりに痛みを伴う治療法です。

肌深くの真皮層や皮下組織にまでダメージを与えるため麻酔を施しますが、それでも顔を焼かれるような痛みを覚えます。

僕の経験上、フラクセル2レーザーの痛みは余裕でしたが、アンコアのActiveレーザーはフラクセル2とは比べものにならないくらい痛かったです。最初はグッと力が入って涙が漏れてきましたから・・・

でも安心してください。我慢できないレベルではありません。ニキビ跡を治したい強い思いがあればヘッチャラですよ。

「クレーターを治すんだ!」と決意が固いなら耐えられるレベルです。

https://man-acne.com/laser-pain

レーザー治療の金額の目安

美容外科クリニックでのレーザー治療は、保険適用外の治療のため1回施術するだけでも数万単位になるのが一般的です。

ある程度回数が必要な治療になるので、あらかじめいくら準備しないといけないか確認しましょう。

〇フラクセル2の値段設定

    1回 セット
Aクリニック 顔全体 39,000円 129,000円(4回)
29,000円 99,000円(4回)
Bクリニック 顔全体 70,000円 333,000円(5回)
44,000円 208,000円(5回)
Cクリニック 顔全体 150,000円 600,000円(5回)
120,000円 528,000円(5回)
Dクリニック 顔全体 95,000円 171,000円(3回)
67,000円 120,000円(3回)

〇アンコアの値段設定

    1回 セット
Eクリニック 顔全体 95,000円
55,000円
Fクリニック 顔全体 129,000円 269,000円(3回)
119,000円 239,000円(3回)
Gクリニック 顔全体 105,000円
74,000円

1回の施術に関しては、フラクセル2の方が圧倒的に安いことがわかります。

ただ、アンコアはフラクセル2の3倍の効果があると考えると、むしろアンコアの方が安く思えてしまうものです。

また、クリニックによって値段設定に差がありますが、安いクリニックにはそれなりの理由があることを忘れてはいけません。

金額だけでクリニックを決めるのは恐ろしいことなので、口コミや診察の印象などからトータルで判断して納得のいく医師に任せることをオススメします。

診察したから施術しないといけないルールがあるわけではないので、焦らずいったん家に帰ってから冷静に考えるといいでしょう。

レーザー治療まとめ

医療機関で施術するレーザー治療は、ニキビ跡をすぐに消す魔法のような治療法ではありませんが、クレーター肌の凹みを浅くするためにはこれ以上の治療法はありません。

もし、あなたが絶望的なクレーター肌で人生を前向きに歩いていけないのなら、多少お金をかけてでもレーザー治療を検討することを勧めます。

僕がレーザー治療を始めてから3年くらいが経ちましたが、昔のブツブツ肌がかなり綺麗になって、普通に女の子と接近しても怖くはないレベルまで改善することができました。

前は「肌が汚いから気持ち悪いと思われる」と自分に自信がなく女の子と話すこともできなかった僕が、肌が綺麗になったことで性格まで明るくなったのは意外な効果です。

治療前はここまで自分の生活が変化するなんて想像することはできなかったので、僕自身が一番驚いています。

 

ただし、僕の肌が綺麗になったのはレーザー治療だけの作用ではなく、日々のスキンケアがあったからこそレーザー治療の効果を最大限発揮することができたのだと思います。

というのも、どんな治療法を選択するにしても肌の再生力が鍵を握るので、スキンケアで肌の水分バランスを整え肌機能を保つことが何よりも重要だからです。

赤みや色素沈着、クレーター肌に悩んでいるならば、まずは自らのスキンケアを見直すだけでも肌は綺麗になります。

まずは自分の肌に合ったスキンケアを確立してから、レーザー治療を検討することを経験者の立場からオススメします。

急いでレーザー治療を選択するよりも、自分の肌と向き合って焦らず一歩一歩ケアすることが大事ですからね。

https://man-acne.com/ato