ニキビ

ピーリングはニキビに効果ある人もいれば悪化する人もいる

ニキビに悩んだことのある人なら、一度はピーリングという治療法を聞いたことがありますよね。

最近ではドラッグストアとかでもピーリング成分が配合された化粧品を購入することができる時代なので、ニキビ肌を改善するためにピーリングを試してみたい人も増えているのではないでしょうか。

しかし、ピーリングは攻撃的なケア方法という側面から、ニキビが治る人もいれば悪化する人もいる諸刃の剣のような治療法だと言えます。

僕も昔はピーリングの知識不足が原因でニキビが悪化した過去があり、この辺はしっかり伝えなきゃと思っています。

「結局、ピーリングってニキビに効果あるの?」と疑問に思っている人は、この記事でピーリングの原理やニキビへの効果、悪化する注意点を確認してください。

ピーリングの原理と治療方法

ピーリングの原理については、ピーリングと言われるもののほとんどが薬剤を使ったものになります。使用される主な成分としては、AHAと呼ばれるフルーツ酸やBHAと呼ばれるサリチル酸が挙げられます。

薬剤の濃度調整などコントロールが大切な治療になるので、基本的には皮膚科や美容整形外科など専門機関でしか治療を行うことができません。

最近ではピーリングを謳った商品がドラッグストアやインターネットで購入できますが、医療機関と比べると濃度がめちゃくちゃ低いので「なんちゃってピーリング」の可能性が高いです。効果はあまり期待できないですね。

 

ピーリングの料金は1回7千円~3万円程度とピンキリですが、高いからといって治療効果が高いとは限りません。

このため、医療機関を選ぶ際は金額も大事ですが、口コミや実際にカウンセリングを受けた印象なども審査の材料にしましょう。

 

また、ピーリングは薬剤の濃度を調整しながら少しづつ角質を除去していく治療法なので、施術は1回で終了ということはありません。数ヶ月~年単位で治療を継続することも珍しくはないですよ。

効果を実感するまで最低でも5回の治療が必要だと言われていますが、5回で効果が出ない人もいるので実感の目安はあまり参考にならないかもしれません。

 

治療時間は薬剤を塗るだけなので、僕の経験では数分~15分程度で終わります。

薬剤を肌に馴染ませるので結構肌がピリピリしますが、我慢できないくらい痛いというわけではありません。

「ピリピリが怖いなぁ」という人もいると思いますが、最初は低濃度から始めて回数を重ねるにつれ濃度を上げるので、自分の肌と相談しながら治療を行える点は安心できますね。

ピーリングがニキビ治療に効果的と言われる理由

まずは、ピーリング治療のメカニズムから説明していきます。

ピーリングとは専用の薬剤を肌に塗ることで、肌の古い角質を剥がしてターンオーバーを活性化させることを目的とする治療法です。

要は肌を表面から徐々に削っていき、新しい肌に生まれ変わらせていくってことですね。

ニキビの原因の一つに「毛穴の出口を角質が塞いでしまう」ことが挙げられます。

これは、角質細胞が何らかの原因で異常に厚くなることが根源となっており、これを角化異常と呼びます。

角化異常の原因はストレスなどの精神面や、生活習慣や間違ったスキンケアなど多岐にわたって考えられおり、遺伝的にニキビができやすい人は角化異常が起こりやすいとも言われています。

塞がった毛穴の中では皮脂が大量に溜まり、それをエサにするアクネ菌が増殖してニキビが発生します。これはよく聞くニキビのプロセスですね。

しかし、皮脂汚れが詰まったレベルなら洗顔で落とすことは可能ですが、肥大した角質はその方法では除去することはできません。

この厚くなった角質は、なかなか剥がれ落ちないやっかいな面があって、古い角質がいつまでも肌に残るという負の連鎖を生み出す原因になるのです。

本来剥がれ落ちるはずの角質が残るってことは、ターンオーバーが正常に行われない可能性が高くなるんですよ。

 

もちろん角化異常の原因と思われるあらゆる可能性を正すのは大切なことです。

しかし、原因は一つとは限らなく複雑に絡み合っているので、「コレだ!」と特定することって正直難しいです。

このため、ピーリングでターンオーバーを補助して、角質の毛穴詰まりを解消することが効果的なのです。

ニキビの根本的な原因である角質を効果的に取り除くことで、ニキビを予防して徐々に健康な肌に仕上がっていくことが期待できます。ニキビが増えなければ、肌も日に日に綺麗になっていきますよね。

ピーリングでニキビが悪化する可能性と注意点

まず理解しないといけないのが、ピーリングはニキビに効果的と言っても肌を薬剤で溶かすという攻撃力の高い治療法だということ。

肌の体力が弱い人がピーリングの攻撃を受けてしまうと、ニキビが改善するどころか炎症が酷くなる結果になることもあります。

また、1日何度も洗顔したり化粧品を試しすぎなど間違ったスキンケアとかストレスなどの要因で、肌の防御力が落ちてる時にピーリングすると悪い影響が出やすいです。

 

あと生まれつき肌が薄い人なんかもピーリングが合わないこともあるので、肌との相性もめちゃくちゃ大事です。

僕の経験から言うと、ピーリングって合う合わないが特にハッキリ分かれる治療だと思います。

ちなみに僕は合わないタイプ。市販のフルーツ酸配合の石鹸を使うだけでも肌が痛くなるし赤くなります。肌の調子に関係なく何度試しても同じ結果なので、根本的に合わないんだと思います。

 

そもそもピーリングってターンオーバーが遅れている人にこそ効果を発揮する治療法なのですが、自分の肌のターンオーバーのリズムってわからないですよね。遅れていると思っても正常だったなんてこともありますし。

肌がゴワゴワしたり厚みを増して固くなっているとか判断基準はありますが、素人には完璧に判断できることができないので、その辺は専門家に見てもらって意見を参考にした方がいいです。

肌に刺激を与える積極的な治療法なので、ピーリングをやるにしても医療機関に相談するのが基本ってことですね。自己流のピーリングは、悪化のリスクが大きいのでやめておきましょう。

 

肌への負担はレーザー治療と比べると大きくないのでダウンタイムもほとんどなく、治療後の日常生活に支障をきたすことがほとんどありません。

しかし、施術直後は顔が赤くなることもあるので、念のため顔を隠すマスクを持参していった方がいいでしょう。

また、施術後は外部の刺激を受けやすい状態で非常にデリケートになるので、いつもなら何でもないような刺激もこの時ばかりは脅威になります。

具体的な症状としては、余計にニキビができたりシミや色素沈着が悪化するなどのトラブルがよく聞く話で、ピーリングをやってから乾燥肌になったり敏感肌になってこれまで使っていた化粧水が合わなくなるなんてこともあり得る話です。

では、アフターケアって何をすればいいかですが、日焼け止めと保湿は絶対外せません。特に紫外線の影響をもろに受けてしまうので、ピーリング治療中は必ず日焼け止めを塗りましょう

また、ピーリングをすると肌は乾燥しやすくなるので、いつも以上に保湿ケアは丁寧にしましょう。

ピーリング|まとめ

ピーリングは肌のターンオーバーを促進する効果がありますので、角質が厚くなって毛穴が詰まりやすい人のニキビ治療に効果的と言えます。

ですが、肌との相性が白黒ハッキリ分かれる治療法でもあるので、誰しもが満足いく結果になるとは限りません。

スキンケアや生活習慣を整えても一向にニキビが治らない時の最終兵器と位置づけ、治療を行う際は必ず医療機関に相談しましょう。

なお、市販のピーリング剤を試してみるのもいいですが、いきなり毎日使用するのではなく1週間に2回など肌に慣らしながら使用してみましょう。