エンジニア転職を目指し、プログラミングスクールに通っているアツシです。
基礎からプログラミングを学べるスクールですが、事前準備をしている人とそうでない人ではスタートダッシュに差が出ます。頭がいいとか悪いとかの話ではなく、準備こそが全てです。
カリキュラムに追われて焦っていては精神的によろしくないので、順調なスタートを切って心に余裕を持ってプログラミング学習に集中したいところ。
本記事では、僕がプログラミングスクールに通う前にやっておいてよかったことを紹介するので、これからスクールに通おうか検討している人は参考にしてください。
目次
プログラミングスクールに通う前にやってよかった4つのこと
- Progateで基礎的な仕組みを理解した
- paizaのDランク演習(Ruby)を1周した
- WindowsからMacに乗り換えた
- 学習環境を整えた
上記の4項目はやってよかったと実感しているところです。
要は、スクールに丸投げしないで、自分が今できることは今やりましょうってことです。
Progateで基礎的な仕組みを理解した
プログラミング学習を始めた人なら、Progateは当たり前にやっている人が多いでしょう。
基礎を触れているかそうでないかでスタートの理解に差が出るため、スクールに通う前には独学で時間の許す限り学習を進めることをオススメします。
丸暗記は必要ないので、コードを入力した時の動作を理解するくらいでOKです。ここで全てを理解しようとせず、とにかくプログラミングの考え方に触れることが大切です。
反省点として、スクールに通ってからHTML,CSS,JavaScript,jQuery,CommandLine,Git,SQLの基礎知識が必要だと痛感しました。
僕はRubyとRailsを学ぶスクールに通うため、ProgateでRubyやRailsばかり何周もやっていたので、他の言語やツールについての知識がすっかり抜けていました。
1つのアプリケーションを完成させるためには様々な技術が必要になるので、PHPやRubyを本格的に学ぶとしても、フロント周りやエンジニアが使うツールの確認はやっておいた方がいいです。
特にGitとGitHubの使い方をスクール前に確認しておくといいです。僕は知識ゼロで挑戦したので、ここはもうちょっとやっておけばよかったと後悔しましたね。
プログラミング学習=言語の学習といった認識だったので、そもそも「Gitって何?」って感じで理解するまで結構苦労しました。
初心者はここで躓く確率が高いので、プログラミングよりも環境の仕組みや使い方をマスターしている人はかなり強いです。
paizaのDランク演習(Ruby)を1周した
paizaはコーティング転職サービスのことで、スキル向上のためプログラミング問題を解くことで自分のレベルを把握できます。
僕はスクールに通う前、paizaのDランクの問題130問以上をひたすら解いていました。Progateが終わったタイミングでpaizaに移行した感じですね。
正解を閃いた時の感覚が楽しくてサクサク進めることができましたが、最初はgetsの使い方もわからない状態で、Progateでインプットしたことがアウトプットできないことに気づかされました。
それでも、わからないことを調べてコードを書くといった作業を繰り返すことで、問題を見た瞬間に頭の中でコードが思いつくレベルまで成長できるようになりました。
スクールのカリキュラムを潰しているうちに、paizaで養った思考力やわからない時は調べる情報収集力が役立っていると実感しています。
プログラミングはコードを暗記しても意味がなく、自分がやりたいことを言語化してコードに変換する一連の過程を理解できているかを問われます。
エラーが発生した時、自分では正しいと思ったコードのどこに不備があるのか、調べながら解決する自走力が大切なのです。
paizaの基本問題を通してプログラミング学習のベースを作ることができるので、スクールのカリキュラムでわからない部分が出ても焦らず一人で解決できる能力が養えます。
なお、一発で正解を導くことには意味がないので、問題解決力が試されているのだと意識しながらpaizaを利用してエンジニアとしての土台を作ることをオススメします。
WindowsからMacに乗り換えた
僕はプログラミングスクールに通うにあたり、パソコンをWindowsからMacに買い替えました。
この決断は正しかったと実感しています。
いざスクールが始まり、同期に2名ほどWindowsパソコンを使っている人がいるのですが、やはり開発環境の違いに苦労している様子が伺えます。
Macユーザーは問題なく進めるカリキュラムなのにWindowsだとエラーが発生したり、メンターに相談してもなかなか解決しないなど、1週間が経過した時「お金を貯めてMacを買おうと思います」と言わしめるくらい。
プログラミングってコードをたくさん勉強するのかと思いきや、Webアプリケーションを作るための開発ツール周りの知識を身につける必要があるので、開発環境の違いによるエラーに躓くのは大きなタイムロスに繋がるのです。
確かにMacは高いですが、現場で働くWebエンジニアのほとんどがMacユーザーなので、自己投資としては避けては通れない部分だと割り切った方がいいでしょう。
できればスクールに通う前に環境構築まで終わらせることをオススメします。
学習環境を整えた
僕はプログラミングを学ぶにあたり、地方から上京して一人暮らしをしながらスクールに通っています。
実家にいながらオンライン学習する方が費用負担が少ないのですが、実家だとダラける自分の性格を考えた結果、友人も少ない東京で勉強に集中する環境を作ることにしました。
テレビも漫画もない部屋に住んでいるので、スクールから帰宅しても黙々と勉強できています。大好きなバラエティ番組を観ない生活も1週間で慣れました。
やりすぎな考えかもしれませんが、朝起きてから夜寝るまでプログラミングの学習に集中できているので、自分としては正しい選択をしたなと実感しています。
4ヶ月間という短期間で、800時間ほどプログラミングの勉強をすることで、Webエンジニアとして最低限のスキルを一気に身につけて就職してやります。
色んな意見はあるかと思いますが、後戻りできない状況に自分を追い込むのは僕としては正解でした。
【まとめ】スクールに通う前にやれるべきことをやろう
スクールに通って1週間、すでに同期の中でもカリキュラムの進捗に差が出ています。
独学でやれるべきことをやった人は基礎的な理解が早くサクサク進めていますが、ゼロからのスタートの人はベース作りから始めなければいけません。
スタートダッシュできれば時間的に余裕が生まれるので、落ち着いてプログラミングに向き合うためにも自分でやれる部分は事前に済ませておきましょう。
もちろん一人一人のスキルの違いは出て当然ですが、それを地頭の違いにしないでベストを尽くすことが大切です。
特にWebエンジニアには自走力が求められます。自分で考えて問題を解決する能力は意識しないと身につきません。
これまでのやらされる仕事を抜け出しWebエンジニア転職を目指すなら、与えられたことをこなすのではなく、自分で考えてどんどん知識を吸収して駆け抜けましょう。
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