公務員試験

民間企業で働きながら公務員試験に合格して県職員になるまでの軌跡

元公務員のとむです。

僕は民間企業でサラリーマンをしながら勉強して、公務員に転職した経歴を持っています。

本記事では、当時を振り返って、僕が公務員になるまでにやってきたことや考え方などを解説していきます。

当時のスペック

  • 24歳(民間企業2年目の冬)
  • 大学偏差値55程度
  • 理系(農学部)

当時の僕はどこにでもいる普通のサラリーマン。

学生時代もダラダラ過ごして、とりあえず単位を取って卒業できればいいという考えを持っていました。

成績優秀ってわけでもなく、家にこもってポケモンに明け暮れた記憶があります。

就活も真面目にせず、なんとなく地元の中小企業に就職した感じの人生で、夢や目標もなく生きるだけの日々を過ごしていましたね。

 

なので、スペックとしては普通より下のレベルだったと思います。学生時代の知識もほとんど抜け落ちていました。

また、僕は理系卒なので行政職試験の専門科目の知識はありません。本当にゼロからのスタートでした。

ここから半年で公務員採用試験に合格できたので、現状がどうであれ戦略が間違わなければ誰でも公務員になれるチャンスがあると言えます。

学歴や年齢は言い訳にしかならないので、そんなのにウジウジ悩むくらいならスパッと諦めるか、さっさと勉強して差を埋める努力を開始するべきです。

【その1】公務員試験について調べる

僕が公務員試験を受けようと決めたのが11月末だったので、次年の6月の試験まで残り半年。

とにかく時間がなかったので、さっそく公務員試験について調べました。

  • どんな問題が出題されるのか?
  • 試験科目の出題範囲は?
  • 配点は?

筆記試験の内容を中心にインターネットで情報収集したのですが、最初の印象は「試験範囲広すぎ…」という絶望感でした。

ただでさえ理系のハンデがあったので、公務員試験の出題範囲の広さに何をどう勉強したらいいか検討がつきません。

 

勉強法を一人で考える時間がもったいない。

 

こう考えたので、公務員試験の勉強法について調べてみることに。

予備校に通うか、参考書を揃えて独学で勉強するかの二択になったのですが、「近くに予備校がない」という単純な理由で独学にしました。

ただ、公務員試験が終わった今、客観的に判断すると独学よりも予備校をオススメします。

 

自分で言うのも何ですが、僕は自己管理能力もあり毎日コツコツ積み上げる努力家でもあるので独学でも無事に合格できましたが、普通の人が独学でやると途中で挫折する可能性が高いです。

社会人のみならず大学生でも同じことが言えるので、勉強に不安がある人は予備校を検討した方がいいでしょう。

社会人が公務員試験の勉強するなら独学より予備校をオススメする働きながら公務員を目指す場合、参考書を買って独学で勉強するか、予備校に通うかの二択になります。 僕は、民間企業で働きながら半年間独...

 

独学で勉強するにあたっては、「公務員試験 受かる勉強法 落ちる勉強法」が非常に参考になります。独学派のマストアイテムです。

 

この本を一言でいうと、参考書選びの参考書です。

独学の人は、参考書を一つ一つ購入するところから始まりますが、試験範囲が膨大なうえ参考書の数も多くて「何を選べばいいかわからない」と悩むでしょう。

正直な話、良質な参考書がある一方で、全く使えない参考書も出回っているので、公務員試験のド素人が適当に選んでしまうと不合格コースまっしぐら。

それを防ぐためにも、必ずこの本に目を通してください。独学と言えど、全てを一人で考えるのは無謀すぎます。

 

ちなみに、僕は約30冊ほど参考書を購入しました。

参考書選びは非常に面倒で手間がかかります。

「なんか面倒だな」と感じるようなら、予備校で準備されたテキストと問題集で勉強した方がいいでしょう。

こうした時間的効率を考えても、やはり予備校がオススメです。

【その2】半年間、1日平均3時間の勉強

ここからは独学の勉強スタイルの話をしていきますが、予備校でも基本的な勉強方法は同じで、テキストではなく演習問題を中心に勉強することが大事です。

というのも、公務員試験(特に専門科目)は、同じ問題が言葉を変えて何度も出題される傾向にあるため、問題と答えをセットで覚えることが効率的で得点に繋がりやすいのです。

 

インプット(テキスト)→アウトプット(問題集)で勉強をする人が多いですが、僕は先に問題集(過去問)と答えを見ます。

そして、問題集に〇×や間違っている部分を赤字で修正し、その問題と答えを何となく覚えて1周させます。

その後は、何度も繰り返し問題と答えをセットで覚え、内容が理解できない時にテキストを読むだけ。

 

つまり、過去問を参考書代わりに自作して暗記する作業こそ僕が推奨する勉強方法です。

特に半年間など勉強時間が限られているのに、テキストを読んで問題を解くやり方では絶対に間に合いません。

なお、過去問題を暗記する地味な作業をひたすら繰り返していたので、そのうち誤答を誘う言い回しのクセなんかも見抜けるようになりましたよ。

 

僕は専門科目のほとんどをこのスタイルで勉強して筆記試験を合格できました。

最初は、配点の多い「憲法・行政法・経済・民法」から始め、ある程度メドが立ってから「刑法・労働法・財政学」などに着手した感じです。

教養科目も配点の多い「文章理解・判断推理・数的処理」はほぼ毎日演習問題を解き、他の科目はあまりやりすぎないように過去問を中心に計画的に潰していきました。

 

働きながらの勉強でしたが、早朝や隙間時間を活用して平日は1日3時間、土日は6~8時間くらいを確保して半年間は休まなかったです。

公務員試験を合格するためには最低でも600時間は必要だと言われていますが、僕の経験からもその通りだと思います。

やはり試験範囲が膨大なので、気軽に勉強して合格できるのは頭のいい一握りの人間のなせる業。凡人はそれなりの覚悟を持たないと時間の無駄になるでしょう。

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【その3】筆記合格後、面接対策を始める

僕は筆記試験の合格を確認してから面接対策を始めました。

ほとんどの受験生が面接対策を怠っているので、面接試験は行動すれば合格する可能性が高いです。

  1. 面接本を1冊読み、ポイントを理解する
  2. 長所や志望動機を固める
  3. 模擬面接を何度も繰り返し経験を積む

面接対策はシンプルで、上記のプロセスを徹底すれば合格点は取れます。

特に模擬面接は重要なので、大学生や自信のない社会人は検討しましょう。

 

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【まとめ】公務員試験は継続できる人が勝つ

  • 筆記も面接も対策すればゼロからでも合格できる
  • 地道な勉強を継続できる人が合格する
  • 自分の選んだ道は最後までやり遂げよう

僕が半年間の勉強で公務員試験を合格した流れについて説明してきました。

振り返ってみると、仕事以外の時間を勉強に捧げていたので、大変だった記憶ばかりが蘇ります。

それでも自分の戦略を信じて突き進んだ結果、一発で合格することができたので、これから公務員を目指す人も最後まで継続すれば十分チャンスはあります。

 

なお、僕には時間がなかったため効率を重視して最初に問題集を解く勉強スタイルを選択しましたが、予備校の講義で理解してから問題集を解くスタイルが合う人もいるでしょう。

どれが正しいかという議論は不毛で、自分に合う勉強法を選ぶことが大切です。

自分の環境や性格など総合的に判断して、あとは自分を信じて走り抜けましょう。

 

最後まで努力を継続できる人が公務員になれます。

 

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