公務員試験

公務員試験の勉強で使う参考書は1科目1~2冊を完璧に覚えるだけで十分

元公務員のとむです。

公務員試験の勉強を始める際、独学でも予備校でもテキストが必要になりますが、多くの参考書に触れたところで、たくさんの知識を覚えられるわけではありません。

合格するためには、1科目あたり1~2冊あれば十分で、これ以上は逆効果です。

僕は独学で合格しましたが、どんなに出題数の多い重要科目でも、多くの問題を解くことより1問を徹底的に分析することに拘りました。

そこで本記事では、参考書の数に着目した正しい勉強法について解説していきます。

数よりも1冊をやりこむことが重要

あれこれ手を出す受験生は、勉強時間の割には知識がストックされていません。

「なんか見たことある問題なんだけど…」と何となく解ける気でいるだけで、実際のところは答えが絞れず不正解を選んでしまいます。

なんでこんなことにあるかというと、1冊の参考書を中途半端に勉強しても断片的にしか覚えられないからです。

 

中途半端な知識では、ひっかけ問題にまんまと騙されますし、安定して得点源になりません。

問題の質によって点数が変わるようでは、博打感覚で試験を受けているのと同じこと。

自分の人生を運に任せるなんて、公務員らしからぬ戦略と言えます。

 

大事なのは1問でも多くの正解を答えることなので、1冊を徹底的にマスターすることが合格者の勉強法になります。

新しい演習問題ばかりの勉強法では、いつまで経っても必要な知識が頭に残りません。

人間の脳は何回も復習しないと忘れるようにできているので、解いて答えを見て満足してを繰り返しても実力がつかないのです。

 

とにかく1冊を隅々まで覚えることが大事で、1度解いた問題を何度も何度も繰り返すことが公務員試験を合格するための近道です。

「1冊じゃ不安…」と浮気心が芽生えても、一途に1冊の参考書を愛し続ける純愛な心を持ちましょう。

この本質を見抜けないライバル達を尻目に、ひたすら受かる勉強法を実践してください。

科目別参考書の必要数の目安

科目 参考書数
文章理解 過去問1冊・英単語学習1冊
数的推理 参考書2冊
判断推理 参考書2冊
資料解釈 参考書1冊
一般知能 過去問1冊ずつ
経済原論(マクロ経済・ミクロ経済) 参考書1冊・過去問1冊ずつ
財政学 過去問1冊
政治学 過去問1冊
行政学 過去問1冊
憲法 参考書1冊・過去問1冊
民法 参考書2冊・過去問2冊
行政法 参考書1冊・過去問1冊
労働法 過去問1冊

上記が、地方上級試験に出題される主な科目に必要な参考書の目安になります。

実際に僕が使用した参考書の数になるので、これだけで合格できることは証明済みです。

イメージとしては、重要科目は2冊で、それ以外は過去問1冊だと考えてください。

 

民法は出題範囲が広いため4冊となっていますが、あとは多くても2冊で十分合格レベルまで力をつけることできるのです。

基本的には過去問を繰り返すことが公務員試験の本質ですが、理解しにくい部分に関しては、効率的に基本を学べる薄いテキストを1冊準備するといいでしょう。

 

ただし、過去問でわからない部分があってもいちいち立ち止まらず1周してみた方がいいです。

あまり細かい知識まで完璧に覚えようとすると、1つの科目に時間をかけすぎてしまい全体が中途半端に終わる可能性が高くなりますよ。

 

なお、僕がオススメする参考書はこちらの記事で紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

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分厚い専門書は必要ない

公務員試験を合格するには、難しい専門知識は一切必要ありません。

基本を確実に抑えることがポイントなので、マニアックな事例などトリビア的な勉強は無駄だと言えます。

 

このため、分厚い専門書に手を出すのはやめましょう。勉強期間が半年以下の受験生ならなおさらです。

そもそも筆記問題で高得点を取るために理解は不要で、単純に知識を記憶しているだけで相当問題を解けます。

これこそ、過去問を徹底的に覚えることが合格への道だと言われる所以です。

 

よって、過去問以外の参考書は補助的な役割を満たせばいいため、要点だけをまとめてある初心者向けがオススメです。

あくまで勉強のメインは過去問にあるので、すべての分野を出し惜しみなく載せている参考書を理解しようとするのは時間対効率が悪いのです。

なお、どうしても理解できない部分があっても、答えを導き出せばいいので、むりやり暗記で覚えてしまえばOKです。

まとめ

  • 色々な参考書に手を出すと知識が断片的になり問題が解けない
  • 1冊をマスターすることが得点源に繋がる
  • メインは過去問で、参考書はサブの役割である

公務員試験は科目も多く範囲が広いため、いかに基本的な部分をマスターできるかが鍵を握っています。

演習問題ばかり解いているうちは得点に結びつかないので、1冊の過去問をひたすらに覚えることが大切です。

 

僕は、過去問以外の予想問題をほとんど解かなかったのですが、それでも県職員の採用試験に見事合格できました。

つまり、公務員試験は過去問さえ解けるようになれば、ほぼ合格を掴んだも同然ということです。

 

ネットの参考書評価に惑わされて色々手を出すくらいなら、自分が信じた1冊をとにかく潰してしまいましょう。

どんな世界でも、中途半端で乗り越えられるほど甘くはないですからね。

 

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