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うなぎは中国産でも安全か?国産表示の思わぬ落とし穴とは?

スタミナ食材として有名なウナギですが、国産うなぎは値段が高くて、ついつい中国産のうなぎを買ってしまいがちです。

しかしながら、最近では中国産と聞くと不安になりますよね。安全基準をクリアした商品が販売されていると信じたいですが、食品偽造の問題はないとは限りませんからね…

土用の丑の日で鰻のかば焼きを食べる前に中国産のうなぎ事情について調べてみたところ、ちょっと気になる点がいくつか見つかりました。この記事では、中国産うなぎの安全性について紹介していきます。

うなぎは中国産でも安全なのか?

中国産のうなぎは、一般的に国産と比べて脂がのっていてサイズも大きく値段が安いです。そのため、中国産のうなぎは日本でも需要がありスーパーでもよく見かけますよね。

中国産のうなぎの約7割は日本に流通していると言われているおり、ほとんどが日本に渡ってきているのです。

日本人は鰻が好きだからなのかもしれませんが、自国で消費しない食材を日本に輸出しているところ何か引っかかりますね。

日本での食品衛生は世界の中でも厳しい国ですので、もちろん輸入品の検査はしていますが、牛など全頭検査をしている品目もある一方で、すべての品目が全品検査されているという訳ではありません。

そりゃ、1日に何トンもの商品を全て検査していては時間が足りませんよね。量が多い物に関してはサンプル検査をするのが関の山でしょう。

このため、日本の基準値を超えた有害物質を含んだうなぎが検査の隙間をくぐり抜け輸入されるてくる可能性はゼロではありません。

 

調べてみると、以前中国産うなぎからマラカイトグリーンという使用禁止の成長促進剤が検出された事例がありました。

中国ではこの問題を受けて2002年に食品への使用を禁止したのですが、2008年に日本に輸入された中国産ウナギからマラカイトグリーンが検出されていました。

厚生労働省は健康への影響はないと公表しましたが、検査の壁をくぐり抜けたことが何より不安になります。

マラカイトグリーンを使えば、うなぎの成長スピードが上がり大量生産が可能となるため、生産効率が高まるメリットがあります。中国の養鰻場では、自国で消費されないため安全性よりも利益を優先しているのでしょう。

このため、今なお中国の養殖場ではマラカイトグリーンを使用している可能性が高いと疑った方がいいでしょう。

また、マラカイトグリーンに変わる別な有害物質が開発されて使用されている可能性も捨てきれません。正直、私はこのニュースを聞いてから中国産のうなぎは食べないと決めました。

養殖うなぎは中国産と国産で餌が違う?

日本のウナギ養殖に使用されるエサの約7割が、魚粉を魚油で練り上げて食べさせているそうです。安全性は高いということですね。

一方で、中国産の養殖うなぎのエサには、犬の内臓や人糞、家畜の糞が混ぜられているという悪い噂が囁かれています。

また、死んだ人を買って養殖している池の投げ込むという噂もあります。

死体1体あたり50元(日本円で約70円)で取引されているらしく、貧乏人は身内の死体を養殖所に売るそうです。さすがにそれはないだろうと思いますが、中国ならあり得ないことではないかもしれません・・・

うなぎの国産と中国産の表示の決め方の罠

「国産うなぎを買えば大丈夫だろう!」と思いますが、国産だからと言って安心してはいけません。産地偽装の事件は私たちの記憶にも新しいですし、今なお異物混入事件などが起きており食の安全性が疑われています。

また、国産の中にも根本は中国産という場合もあります。

これは産地表示の決め方にカラクリがあり、うなぎの産地の定義は稚魚(シラス)から出荷されるまで一番長く養殖された所となっています。

日本でもウナギの養殖を行うために稚魚が必要になりますが、現在の日本では乱獲により稚魚が養殖需要に追い付いていないため稚魚すら輸入に頼っている状態です。

そして、稚魚の輸入先の主は中国にあります。つまり、中国から稚魚を輸入して日本で養殖すれば日本産となるのです。

定義では国産だと言っても、実際は中国で誕生したうなぎというカラクリには驚きです。大気汚染が進んでいる中国の水から捕れた稚魚が日本産になるのだから、もはや国産でさえも安全とは言えない時代ですね…

過度に騒ぐ必要はありませんが、こうした事情があるということは覚えておいた方がいいでしょう。